安否確認による開錠作業 交番のお巡りさん編(沼津市)
今年の7月は前半に2件の安否確認があった。
安否確認とは住居の入居者と連絡が取れず、その人の家族や会社などの関係者が室内を見てほしいというのだが、当然住居の占有者以外の人が玄関を開けることは好ましくない。
しかし、当然万が一ということがあるので警察を立ち会わせて行う。
まず最初にあったのが、沼津駅の隣駅そばのアパート。管理会社からの依頼であった。
部屋は1階、玄関の前を通ると生ごみのような臭いが微かに匂った。
こうなると開けるまでもなく結果が見えてくる。
そしてこの管理会社の物件、鍵を開けてくれという割にシリンダー開錠ができないシリンダーを付けている。
本当に開けろというなら開けやすいシリンダーにしてほしいものだ。
幸い建具がそれほど新しくないためドアスコープからの開錠ができた。
今回は既に結果が見えていたが、もし単なる行方不明だと帰って来る可能性があるため無暗にシリンダーを壊せないのが辛い。
開錠し、警察官による立ち入りと思いきや、扉を少し開けると猛烈な異臭とドアの下から体液が流れてきた。
玄関の所で力尽きて亡くなっているようだ。
鍵屋の仕事は当然ここまでなのだが、気の毒なのは警察官。
立ち会った交番の警察官もこの先の権限が無い。
とりあえず隙間から撮影し本署に画像を送り死亡の確認をしてあとは現場保存となり、刑事課の到着を待つことに。
更に他の第三者が立ち入らないように入口で警備をしなくてはならず誠に気の毒でもある。
刑事課を待つ間に世間話、なんでも昨日も安否確認に入ったそうだ。
さすがに鍵を開けることは無かったようだが、今年は多いねと言っていた。