BMW ミニクーパー インロック開錠(河津町)
BMW ミニクーパー、BMWと同じキーシリンダーと言われているが、実際は部品メーカーが違う感じがする。
確かに構造は同じなので図面は同じだが製造は違うと言う感じだろうか。
初期のHU92は本家BMWだと開かないものは頑固に開かないが、ミニクーパーは割と素直。
タンブラーも鍵穴から見ると丸みがあるように見える。
その後のHU100Rは一度遭遇したがTurbodecoderで開けてしまったのであまり鍵穴を観察しなかった。
今回もミニクーパー、しかも代車というのでかなり甘く見て現場へ向かった。
開け方はどうにでもなるかと思ったら、腕をもがれたような状況になった。
まず鍵穴が一見して見えない。
確かBMWのXシリーズで遭遇したタイプでドアハンドルを引くとキーシリンダーが現れるのだが、ハンドルを引いた状態で固定してピッキングするにはやりにくい。
ドアハンドルにはメクラ蓋があり、それを外すとキーシリンダーが見えてくる。
先にも書いたようにドアハンドルの下にシリンダーがあるためテンションは穴を通して掛けられない。
ピックでタンブラーを押すも奥まってるため非常にやりづらい。
Turbodecoderを入れてみたが、奥まで入った感覚は無く、それでもハンドルに当たってる感じでもない。
ポンプしてみても全く感触はない。
この辺は実車をもう一度観察したいものだ。
かくなるうえはエアウェッジでドアに隙間を作って・・・と思ったがエアウェッジが入らない。
ミニクーパってこんな車体づくりだったか?
ドアの窓周りに厚みがあり、またウェザートリップが邪魔をしてエアウェッジを機能させないので難儀した。
5ドア車だったせいか前ドアと後ろドアのピラーに隙間が小さく更に作業を困難にさせた。
結構な無理をしてなんとか開けたものの、センターコンソールに鎮座する大型のモニター、ナビなのか分からないが新車であることが伺えた。
しかしドアを閉めるとそのまま施錠状態で外から開けられない、なかなか厄介な構造だ。
現状がガス欠でエンジン停止状態なのでエンジンが掛かれば開錠が維持されるのかもしれないが。
新しい構造になると打開策を考えるのに時間が掛かる。
気がついたら1時間かけての作業。
契約しているアシスタント会社には必ずしも現場の状況が分かっていない業者もある。
作業料金を過去の契約通りならまだマシながら、あえて弄って結果的に厄介になってるセキュリティ車の単価をさげているところがある。
日に日に開き難くなってるのだから本来作業に合わせていくべきだろうが、その会社の言い分は既に開錠方法や工具、技術も確定してきているから、出動作業料金は格一すると言ったもの。
これが難易度の高い車両に合わせての格一なら良いが、逆で開きやすい車を基準にしているので実質は値下げとなる。
モチベーションも下がるし、新しい技術の模索もしたくなくなり場当たり的になってしまう。
自ら明けたパンドラの箱というわけじゃなが、その業者には過去の契約どころか同業他社よりも高い単価で清算してもらってる。