業務用金庫開錠 (御殿場市)
息子の勤める会社の同僚からの紹介案件。
故人の金庫で鍵も番号も不明。よくあるケースなのだが口頭で外形を聞けばセーフティボックス、いわゆる業務用金庫っぽい。
こりゃ簡単な話じゃないぞ。
開けるにしても時間と費用が結構掛かる。
破錠しても良いようだがさすがに紹介となるとカッコウはつけたい。
メーカーはTOCABI、ダイヤル1個、鍵穴1個、レバー一つ・・・大きさ的にもほぼ間違いないだろうな。
直接お客さんに電話をしたときに故人が高齢で晩年は鍵だけで開け閉めしていて、さらに認知症が進んだと言うので救いはこの部分かもしれない。
ただ認知症って意外と一つのことは明確に対応できたりするから、意外とダイヤル番号を暗記していて操作していた可能性はないとは言えない。
ただ一般的に高齢になるとダイヤル操作は意外と難しくなり、また億劫になってくる。
ホームセーフなどでよくダイヤルにテープなどを貼って固定をしているのを見るが億劫になっている良い例なのだがこのテープ固定は効果は無く振動を与えるだけで狂ってしまうのだ。
一応、久々のスーパーダイアラーを用意しダイヤル開錠に備えた。
ただ個人的に感じるのはこの機械も100%とは言えない、開錠実績はあるものの、何度かは開錠できなかったこともあった。
最悪はどうしたものか、思いをめぐらせ予定の日に現場へ。
まずはお客さんの言っていた鍵だけで晩年開け閉めしていてダイヤルを触っていないことを信じて。
業務用金庫なのでシリンダー錠は開錠方向に回転するはず。
ピッキングを試み間もなくして回ったが途中で止まった。
シリンダー内筒の角度的には30度くらいだろうか、ただそれ以上回らないし開く雰囲気もないが何かが変化している。
ここでシリンダー錠を押さえた状態で、ダイヤルを左右に振ってみたらシリンダーが更に回りレバーを持ち上げれば扉は開いた。
もしかしたら構造はホームセーフと同じだったのかもしれない。
ダイヤル錠の開錠時とも感触が違うし、扉自体もなんとなく鉄板が薄く感じるし・・・残念ながらお客さんがこの状態で良いと言うのでこれ以上は触れず。
恐らく扉を閉めたらシリンダー錠は戻され施錠されてしまう構造なのだろうか、それともレバーだけ戻る構造なのかさえ分からず少しやり残した感が拭えない。
せめて裏蓋外して中の構造くらい見たかったが今日は紹介案件で脇役なので仕方がない。
となるとダイヤル錠も切り欠きは横で長期間放置でズレる可能性もあったわけだ。
こちらは業務用と思い込んでいたので、万が一ダイヤルが合わないと思い込みの迷路に入り込んでいたかもしれない。
仮にホームセーフに気が付いても暗くて周辺が見えにくかったが金庫の上にも物があり作業スペースも狭く、横に倒すのはちょっとしんどかったかも。
大きさだけは確実に業務用だったし。