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現況調査のため開錠 (伊東市)

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事前に執行官より現場は草が凄くて、事前に歩けるように草を踏んで場所を作ったと言われた。

またやぶ蚊が数匹必ずまとわりついてくるとも。

 

前日にドラッグストアによって虫よけスプレーを購入した。

実は2日ほど前に別の執行官の案件で、別荘地であったが玄関までの通路はコンクリートであったせいか足場は問題が無かったがやぶ蚊に悩まされた。

階段の上がり下がりで少し汗をかいたところでまとわりつく蚊は本当に鬱陶しい。

執行官より虫よけスプレーを少しいただいたがやはり他人の物なので存分に振りまくわけにいかず、それならと自前で用意した。

これまでも使う機会はあったが買わずに過ごしてきたが、別にケチらなくても良いわけだし。

 

そして今回はこんな現場。

この写真が宅地内だと誰が想像できようか。

この奥に住宅があるのだ。

正直言うと、これまでにも何度もこのような現場はあった。

真夏でも時には長袖を着て対応したりしてきたし、藪の状態も執行官の事前訪問のせいか歩く場所はかろうじて分かった。

過去には全くの手付かずのまま現況調査に入ったことがあった。

それこそそのまま自然に返してあげたいくらいに朽ちてる物や、境界線など皆目見当がつかないものなど。

竹などが生い茂ると靴底を通してくることもあったりとなかなかのサバイバルなのである。

また鍵屋という技術仕事と言えば聞こえは良いが気難しくクーラーの中でシリンダーに目をこらすだけじゃなくこんな現場は普通にある。

更に裁判所の執行官という一見ホワイトカラーの職種もまさにそれ。

確かに背広姿(最近はノーネクタイが多いかな)と思われがちだが、登山以上のアドベンチャーなこともある。

大げさに聞こえるが、もしスズメバチの巣があったら・・・実際に該当物件の軒先にハチの巣があったことは何度もあるし、植え込みに出入りするスズメバチがいたことも。

住宅地なら周辺の家、特に子供がいる家には注意してまわったこともあった。

鹿や熊がいたことはないが、今や鹿などどこにいても不思議はない。

藪をかき分けたら目の前に熊が!となっても不思議じゃないだけに意外とリスクは大きい。

 

今回、撮影時に立ってる場所は木で作った通路で手元にはよく老人宅にある手すりが備わってるのだが、肝心の靴元の木道は腐れかけている。

実際に歩くと底が抜けるケースもこれまでもいくらでもある。

登山道以上にワイルドなのである。

特にウッドデッキや木製の階段、バルコニーなどはつま先にかなり注意を払う。

以前急傾斜地に作られた家で地面に接する部分が物置になってる二階建ての物件に行った時は玄関に行くために木製階段を上がったら、玄関まであと1段か2段の所で踏板が抜けた。

コントの舞台なら下にマットでも敷いていてくれるだろうが、そのまま落ちた。

ただ落ちる際に踏ん張ったため両脇で一旦階段の横に引っかかり座る形になって尻から地面に落下。

地面は山土でしかも斜面なので力が分散してくれたのが幸いで怪我は無かったが一瞬呼吸ができなくなったこともあった。

色々な経験で今つま先に注意が行っている。

 

さて今回は玄関はGOALのピンシリンダー、ちょっと苦手かな。

裏に回り勝手口へ行こうとしたら、お風呂のクレセントが開きそう、小窓も行けそうなんだが、勝手口のミワの1450ドアノブ錠ここで行こう。

しかしタイミング悪いもので持ってきた潤滑スプレーのノズルがこの藪でどこかに飛んでしまった。

鍵穴にピンポイントで拭きつけられず、スプレーなので油が拡散してしまう。

それにこうした別荘地での放置住宅の鍵穴は最悪鍵穴も自然に還ってることは珍しくないので潤滑スプレーは必需品なのだ。

 

まあ家主も立ち会えない強制開錠、少しくらい回りに跳ねても誰も文句は言うまい。

ディスクシリンダーなので特に開錠は問題ない。

鍵屋なんだから開けられて当然?いやいや段差の並び方で意外とその日の気分で開いたり開かなかったりはある。

 

屋内調査となり通常なら玄関で大人しく待つが、やはりやってきたのがやぶ蚊。

多少は虫よけスプレーが効いてるのか刺されはしなかったが、それでも2匹くらいが飛び回り、薬剤をあまりかけてない顔や耳に来るとさすがに鬱陶しい。

何よりこの日は湿度が高く、少し動くと汗だくになる。

また平坦地ではないので足にも変に力を掛け意外と運動をしていて汗が腕からも流れていて、当然薬剤も流されてることだろう。

 

この日の執行官も自前で虫よけを買ったそうだが、かなりきつい薬剤らしく、衣服に吹き付けていたのだが汗を拭った際に顔にも薬剤が回りヒリヒリすると漏らしていた。

自分のは肌に優しいとドラッグストアの店員に薦められた物でそんなことはなかったのだが。

 

こんな物件売れないよ。。。

とは言うが、以前下田市の山の中に住んでる多分国際結婚したのだろう、白人女性の家は本当にジャングルだった。

近くに沢が流れていたせいもあり、とにかく蚊が凄まじかった。

白人だけど肌は日焼けし、自然に住んでる感覚なのかもしれないが、家の中でも蚊や蜘蛛、ムカデ等は凄いだろうなあ。

そういう人には売れるでしょ。

間取りは意外と良かった。

完全木造のハンドメイド、天窓があったり地下倉庫があったり、対面キッチンを中心に各寝室や増築部分があり、自分もこんな別荘良いなとは思うけど・・・今は自然に還り過ぎているし、虫もかなり入って来るだろうなあ。何よりガレージは無い。

2026年09月05日 19:34

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