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これはこれで不気味な安否確認(裾野市)

またしても安否確認。

しかも夕方、そろそろ晩御飯かなという時間に突然の開錠依頼。

往復の移動含めて1時間くらいで戻って来れるかなと見積もった。

 

現場には既に警察官が待機していたが、部屋周辺に異臭はない。

ただ建物がメゾネットタイプで1階も2階も玄関は地上部分にあり、今回の部屋は2階なので匂いが下りてきてない可能性はある。

過去にやった物件では2階の部屋にも関わらず新聞受けを開けると匂いが出てきた。もっとも風向きによっては周辺にも既に匂いが漂ってた。

 

この管理会社にはあまり見ない建具と思い、新聞受けは無いのだがドアスコープがあるのでそこを外すことにしたが、これがなかなか外れない。

中側も一緒に回転してしまってるようで、摩擦をつくるためにドライバーを隙間に差し込んでレンズを回そうとしたらレンズ部分が取れた。

外れたのではなくどうやら接合部分が取れてしまったようだ。

 

そこからサムターン回しで開けようとしたがこれも開かない。

しばらくやって埒が明かないもので窓から開けてみようとやり方を変更は口実で、実は外野がうるさくて集中できないのだ。

特になんで駐車中にエンジン掛けっぱなしにするかな、人も乗ってないのにエアコンの音が更に大きく聞こえ、それさえも耳障りであった。

窓も開きそうにない、そこに警察無線が耳に入る。

「まだ開錠できてない様子、開錠でき次第中に進入予定、尚かかる時間は不明」
余計なことを聞こえる様に言うなって、現場ごとに想定外ってものがあるんだよ。

破錠の話も持ち上がったがなぜか管理会社が踏み込まずにまた元のサムターン回しで頑張る。

早く破錠の許可出してくれないかな、建具屋だって開かないように作ってるんだから、それを簡単に破っちゃダメでしょ。

 

道具を変えてしばらくしたら開いた。

開かなかった原因はサムターンの向きが逆に取り付けられていて力が掛からないようになっていた。

もちろんこれはわざとではなく、入居者が変わった際のシリンダー交換の際に取り付けた人が意図せず逆に付けたのでしょう。

業者には大問題ながら管理会社には問題にはならないようなこと。

 

さて部屋の方は階段からびっしりと生活ごみの山。

警察官も入ったは良いが全部の部屋を確認できないようだ。

やがてもう1台の乗用車に数人の警察官が乗って助っ人に。

ゴミが多くて部屋が確認できないのだ。

とりあえず匂いはしてこないがゴミの下に倒れていたり、自主的に隠れていたりする場合もある。

 

全部出さなきゃダメだとまで言っていたせいか確認とれるまで約1時間、数人の警察官による捜査だった。

結果は失踪。

管理会社も住人から家賃は振り込まれていて契約が続行していたらしい。

ただ今回の案件、管理会社の社員も別件でこの建物に訪問、階下の住人から水が上からこぼれてくるという苦情から発展したもの。

結局水の正体も分からず、恐らくペットボトルの水ではないかという。

突如いなくなった住人、死んでいたらそれはそれで良い物じゃないが、行方不明も気味が悪いものである。

2026年09月14日 09:48

現況調査のため開錠 (伊東市)

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事前に執行官より現場は草が凄くて、事前に歩けるように草を踏んで場所を作ったと言われた。

またやぶ蚊が数匹必ずまとわりついてくるとも。

 

前日にドラッグストアによって虫よけスプレーを購入した。

実は2日ほど前に別の執行官の案件で、別荘地であったが玄関までの通路はコンクリートであったせいか足場は問題が無かったがやぶ蚊に悩まされた。

階段の上がり下がりで少し汗をかいたところでまとわりつく蚊は本当に鬱陶しい。

執行官より虫よけスプレーを少しいただいたがやはり他人の物なので存分に振りまくわけにいかず、それならと自前で用意した。

これまでも使う機会はあったが買わずに過ごしてきたが、別にケチらなくても良いわけだし。

 

そして今回はこんな現場。

この写真が宅地内だと誰が想像できようか。

この奥に住宅があるのだ。

正直言うと、これまでにも何度もこのような現場はあった。

真夏でも時には長袖を着て対応したりしてきたし、藪の状態も執行官の事前訪問のせいか歩く場所はかろうじて分かった。

過去には全くの手付かずのまま現況調査に入ったことがあった。

それこそそのまま自然に返してあげたいくらいに朽ちてる物や、境界線など皆目見当がつかないものなど。

竹などが生い茂ると靴底を通してくることもあったりとなかなかのサバイバルなのである。

また鍵屋という技術仕事と言えば聞こえは良いが気難しくクーラーの中でシリンダーに目をこらすだけじゃなくこんな現場は普通にある。

更に裁判所の執行官という一見ホワイトカラーの職種もまさにそれ。

確かに背広姿(最近はノーネクタイが多いかな)と思われがちだが、登山以上のアドベンチャーなこともある。

大げさに聞こえるが、もしスズメバチの巣があったら・・・実際に該当物件の軒先にハチの巣があったことは何度もあるし、植え込みに出入りするスズメバチがいたことも。

住宅地なら周辺の家、特に子供がいる家には注意してまわったこともあった。

鹿や熊がいたことはないが、今や鹿などどこにいても不思議はない。

藪をかき分けたら目の前に熊が!となっても不思議じゃないだけに意外とリスクは大きい。

 

今回、撮影時に立ってる場所は木で作った通路で手元にはよく老人宅にある手すりが備わってるのだが、肝心の靴元の木道は腐れかけている。

実際に歩くと底が抜けるケースもこれまでもいくらでもある。

登山道以上にワイルドなのである。

特にウッドデッキや木製の階段、バルコニーなどはつま先にかなり注意を払う。

以前急傾斜地に作られた家で地面に接する部分が物置になってる二階建ての物件に行った時は玄関に行くために木製階段を上がったら、玄関まであと1段か2段の所で踏板が抜けた。

コントの舞台なら下にマットでも敷いていてくれるだろうが、そのまま落ちた。

ただ落ちる際に踏ん張ったため両脇で一旦階段の横に引っかかり座る形になって尻から地面に落下。

地面は山土でしかも斜面なので力が分散してくれたのが幸いで怪我は無かったが一瞬呼吸ができなくなったこともあった。

色々な経験で今つま先に注意が行っている。

 

さて今回は玄関はGOALのピンシリンダー、ちょっと苦手かな。

裏に回り勝手口へ行こうとしたら、お風呂のクレセントが開きそう、小窓も行けそうなんだが、勝手口のミワの1450ドアノブ錠ここで行こう。

しかしタイミング悪いもので持ってきた潤滑スプレーのノズルがこの藪でどこかに飛んでしまった。

鍵穴にピンポイントで拭きつけられず、スプレーなので油が拡散してしまう。

それにこうした別荘地での放置住宅の鍵穴は最悪鍵穴も自然に還ってることは珍しくないので潤滑スプレーは必需品なのだ。

 

まあ家主も立ち会えない強制開錠、少しくらい回りに跳ねても誰も文句は言うまい。

ディスクシリンダーなので特に開錠は問題ない。

鍵屋なんだから開けられて当然?いやいや段差の並び方で意外とその日の気分で開いたり開かなかったりはある。

 

屋内調査となり通常なら玄関で大人しく待つが、やはりやってきたのがやぶ蚊。

多少は虫よけスプレーが効いてるのか刺されはしなかったが、それでも2匹くらいが飛び回り、薬剤をあまりかけてない顔や耳に来るとさすがに鬱陶しい。

何よりこの日は湿度が高く、少し動くと汗だくになる。

また平坦地ではないので足にも変に力を掛け意外と運動をしていて汗が腕からも流れていて、当然薬剤も流されてることだろう。

 

この日の執行官も自前で虫よけを買ったそうだが、かなりきつい薬剤らしく、衣服に吹き付けていたのだが汗を拭った際に顔にも薬剤が回りヒリヒリすると漏らしていた。

自分のは肌に優しいとドラッグストアの店員に薦められた物でそんなことはなかったのだが。

 

こんな物件売れないよ。。。

とは言うが、以前下田市の山の中に住んでる多分国際結婚したのだろう、白人女性の家は本当にジャングルだった。

近くに沢が流れていたせいもあり、とにかく蚊が凄まじかった。

白人だけど肌は日焼けし、自然に住んでる感覚なのかもしれないが、家の中でも蚊や蜘蛛、ムカデ等は凄いだろうなあ。

そういう人には売れるでしょ。

間取りは意外と良かった。

完全木造のハンドメイド、天窓があったり地下倉庫があったり、対面キッチンを中心に各寝室や増築部分があり、自分もこんな別荘良いなとは思うけど・・・今は自然に還り過ぎているし、虫もかなり入って来るだろうなあ。何よりガレージは無い。

2026年09月05日 19:34

TOSTEM MIWA H248開錠作業(函南町)

裁判所の仕事だが、いわゆる民事事件の強制執行ではない。

税金滞納などで行う競売物件の現況調査だ。

この仕事で執行官と付き合うようになり、その手間の多さに大変だなとつくづく感じる。

一応公務員権限を持ち、強制調査権のあるホワイトカラーの職種なのだけど、時には債務者とケンカ寸前の激論や警察に通報されたり、度々出てくる死体に遭遇したり。

今年の冬には執行官と引っ越し業者が強制退去後の債務者に刺された傷害事件もあった。

あの事件以後、さすがに立ち入り時はかなり慎重になったようだが。

相変わらず引越し屋やいわゆる執行補助業者はお祭り騒ぎのようにイケイケだったりする。

 

今回の仕事は調査で不動産鑑定士が立ち会う。

当然債務者がいれば自前で物件を開けて立ち入るのだが、連絡もつかないと言い長期間空き家状態のようだ。

 

山の中の別荘地に立つ住宅と言っていたし、一応事前にグーグルで物件画像を見たらそれなりに緑生い茂っていたのだが、実際に玄関までの通路はコンクリートの階段で確保されていた。

画像からは窓から開錠して・・・など考えていたが、玄関を見たらミワのH248、今となっては貴重な物件。

TOSTEMのOEMだし2ロックだが勝手口のピンシリンダーを見たら断然こっちの方が開錠確率高い。

ただトステムのOEMでも痛い目は何度か見た。

ピッキング対策として90度、や45度で内筒が止まる対策がされていたり、意外とケースロックの爪が回しにくかったり、2ロックなので上を開けたつもりで下を開錠したが開かないとかで迷路に陥ったり。

今回はどっちが開いたか開いてないかなどの迷路に入ることも無く順調に2ロックを開錠。

ちなみに鍵があっても迷路になりやすい。

 

ただ、日陰で蚊が・・・執行官から虫よけスプレーを借りたが全く効かず。

物件調査中は階段下りて下の通りで待った。

玄関では蚊に食われるばかり。

 

住宅案件だが久々に鍵屋らしく開錠ができた。

破錠やクレセント開錠、サムターン開錠はやっぱり邪道だよなあ。

でも背に腹は代えられない。

2026年09月02日 20:29

業務用金庫開錠 (御殿場市)

息子の勤める会社の同僚からの紹介案件。

故人の金庫で鍵も番号も不明。よくあるケースなのだが口頭で外形を聞けばセーフティボックス、いわゆる業務用金庫っぽい。

こりゃ簡単な話じゃないぞ。

開けるにしても時間と費用が結構掛かる。

破錠しても良いようだがさすがに紹介となるとカッコウはつけたい。

 

メーカーはTOCABI、ダイヤル1個、鍵穴1個、レバー一つ・・・大きさ的にもほぼ間違いないだろうな。

直接お客さんに電話をしたときに故人が高齢で晩年は鍵だけで開け閉めしていて、さらに認知症が進んだと言うので救いはこの部分かもしれない。

ただ認知症って意外と一つのことは明確に対応できたりするから、意外とダイヤル番号を暗記していて操作していた可能性はないとは言えない。

ただ一般的に高齢になるとダイヤル操作は意外と難しくなり、また億劫になってくる。

ホームセーフなどでよくダイヤルにテープなどを貼って固定をしているのを見るが億劫になっている良い例なのだがこのテープ固定は効果は無く振動を与えるだけで狂ってしまうのだ。

一応、久々のスーパーダイアラーを用意しダイヤル開錠に備えた。

ただ個人的に感じるのはこの機械も100%とは言えない、開錠実績はあるものの、何度かは開錠できなかったこともあった。

最悪はどうしたものか、思いをめぐらせ予定の日に現場へ。

 

まずはお客さんの言っていた鍵だけで晩年開け閉めしていてダイヤルを触っていないことを信じて。

業務用金庫なのでシリンダー錠は開錠方向に回転するはず。

ピッキングを試み間もなくして回ったが途中で止まった。

シリンダー内筒の角度的には30度くらいだろうか、ただそれ以上回らないし開く雰囲気もないが何かが変化している。

 

ここでシリンダー錠を押さえた状態で、ダイヤルを左右に振ってみたらシリンダーが更に回りレバーを持ち上げれば扉は開いた。

もしかしたら構造はホームセーフと同じだったのかもしれない。

ダイヤル錠の開錠時とも感触が違うし、扉自体もなんとなく鉄板が薄く感じるし・・・残念ながらお客さんがこの状態で良いと言うのでこれ以上は触れず。

恐らく扉を閉めたらシリンダー錠は戻され施錠されてしまう構造なのだろうか、それともレバーだけ戻る構造なのかさえ分からず少しやり残した感が拭えない。

せめて裏蓋外して中の構造くらい見たかったが今日は紹介案件で脇役なので仕方がない。

 

となるとダイヤル錠も切り欠きは横で長期間放置でズレる可能性もあったわけだ。

こちらは業務用と思い込んでいたので、万が一ダイヤルが合わないと思い込みの迷路に入り込んでいたかもしれない。

仮にホームセーフに気が付いても暗くて周辺が見えにくかったが金庫の上にも物があり作業スペースも狭く、横に倒すのはちょっとしんどかったかも。

大きさだけは確実に業務用だったし。

2026年09月02日 20:06

安否確認による開錠作業(沼津市)

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家賃保証会社から前日に依頼があり、もっと早く言ってくれよと言いたくなった。

その後に伊東市で強制執行が既に予定されていて時間も順調にいけば問題ないが万が一はまるような現場になったら。。。ちょっと伊東市が間に合わないぞ。

 

大方、住人と連絡が付かず月末前に慌てて安否確認の名目で玄関を開けさせようということかな。

とりあえず警察官立ち合いでということで現場へ。

 

実はこの建物、もう何年、いや10年以上か前になるが鍵を無くして開錠して欲しいという依頼で夜遅くに開錠を試みた物件。

集合住宅4棟あり、どれだったかは忘れたが、シリンダーはミワU9でピッキングでは開かないのでサムターン回しでドアスコープから道具を入れるやり方でやったものの、開けられなくて最終的に破錠してシリンダー交換したことがあった。

角度的にやり難かったのか、単に硬かったのかもう忘れてしまったが。

 

現場で時間が近づくと家賃保証会社の依頼者が「じゃ、今から呼びます」と言って数分後に来たのは救急車を先頭に消防の特殊工作車と指揮車の3台。

てっきり交番からお巡りさんがバイクで来ると思ったらサイレン鳴らした緊急走行であった。

 

個々に知ってるわけではないが、火事場でよく会う人々。

消防来たら俺やることないじゃん。

強制破壊で入室するのかと思わせるものものしさ。

段取りが聞こえてくる、4階建ての建物屋上から下へ降りましょうとロープを肩に行き来する隊員、隣の部屋から移れそうですという隊員。

だけど部屋は4階だぞ、訓練積んでるのだろうが俺は怖い。

火事場で毎度見るけど頼もしいものだと思いつつ、頭の中まで筋肉だなと苦笑、そしたらやっと俺の存在に気づいてくれた。

たまたま着てたシャツのせいか、大隊長が「消防団の方ですか?」と聞いてきた。

身元がバレてしまい、これで開きませんということが言えなくなった。

 

該当する部屋の前へ、実は通報前に部屋に現場確認でドアの前に立ち、なんか匂うと感じたが、まだそれほどでもなく勘違いかなと思う反面、今回もかとどこかで思った。

ドアスコープを外す頃には匂いは確実に中を表す物となった。

割と早く開錠に成功したものの、U字ロックが掛かってるじゃん!

無線の会話を聞いてるとU字ロックなら消防でもできるっぽい。

しかし一応自分も道具を取りに一旦1階まで歩き再び4階へ・・・ちなみにエレベーターは無く階段だ。

 

U字ロックに消防も苦闘していた。

ドアの隙間が小さく、隙間側に壁があり男の手では奥まで入れられないのだ。

ただその頃には室内の臭気が外に出て隊員はマスク着用、中には酸素ボンベを背負った者も、まあ救難のプロだね。

 

救急隊に女性がいて、その女性の手が一番小さく手伝ってもらい、U字ロックも開錠。

僕の仕事はここまでとなるが、間もなくして救助対象外と声がして現場は警察の担当に。

1階に降りまずは消防からの聴取となった。

 

幸い伊東市の強制執行には差し支えなさそうだ。

撤収時に先ほどの大隊長が「またよろしくお願いします」と言っていった。

消防団のことを含めてのことだろうが、消防団も今年度まで。果たしてその間に会うことがあるのだろうか?

 

それに消防団、きちんと機能すれば大事な組織であることは言うまでもないが、果たして自分のところはどうだろうか?

先日あった火災出動での後輩達の立ち振る舞い、ポンプに乗らず自家用車で直行、とりあえず出席すれば手当も出る。

そんな感じを拭えない。

火は見えないが煙が立つ、火点の前に水利を取って放水準備をしようと思ったものの補助が居ない。

来た団員は車も来ない道で交通整理、何しに来てんだ!

いざ撤収しようとしても、関係者で混雑した道路、無暗に動くのは危険だがお~い誘導せい!

他の分団の分団長に誘導しようかと言われる始末。

我が分団、お話に夢中でお構いなし。

 

そして、大雨警報の夜。

定例の詰めの日だが、詰めを休んだ団員が警報の知らせでやってきた。

雨も峠を越えたし既に巡回パトロールも第一弾が行って戻っている。あとは雨が強くなれば第二弾がパトロールに出るのだが、

先の遅れてきた団員が早くも酒を飲んでいた。

一体何をしに来たのか?

定例だけなら巡回も終われば酒を飲もうが良いが警報発令中で思わず。

「何しに来たんだ!」

と言ったもののどれくらい刺さったかは分からない。

全国的に消防団の去就は問題。

人員の不足、手当を厚くしより専門性を持たせようという議論も出ている。

有事の際は本署だけでは足りなくなる、そんな時に消防団が率先して迎えるか・・・以前はその気概でやっていたが、今年度で辞める立場で後輩を見るとあまりに平和ボケしている。

既に管理職ではなく手元の作業は教えてあげるが精神論まで解く立場ではない。

きつく言えばハラスメント、手綱を緩めればゆとり世代。

こんな消防団なら解散した方が良いかもしれない。

2026年08月30日 20:13

ホンダフリード インロック開錠(富士宮市)

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画像は同じホンダだがフィットのシリンダー。

同型のシリンダーを搭載する最終型のフリードと思われる。

ちなみに決定的に違うのはシリンダーの位置。

写真はドアハンドルよりやや下に装着されているが、該当のフリードは車高があるせいなのかドアハンドルに装着され、またその位置がしゃがむとやや上、立つと下に位置しやりづらい。

膝をつくと丁度良い高さになるのだが、アスファルト上に膝をつくと長時間は持たない。

小石がまるで拷問のように痛い。

 

この日は日中の作業で疲れたせいなのか正直ちょっとやる気も失せていた。

時間も夜の作業だし、いっぱい作業をしてお腹いっぱい状態でもあったから集中力もスイッチが入ったとは言い難い。

現場につくまでも従来のHON66タイプのシリンダーなら良いな、NEWタイプだと一応克服できたがもう一度上手くいくかなと邪念で一杯。

現車を見れば幅広の鍵穴、従来のHON66型、まあ掛かっても10分かな。。。と甘く見た。

 

こういう時は開かないもの。

鍵穴の位置のせい?

疲れのせい?

夜のせい?

なんか色々頭をよぎってL型ピックでは上手く開錠できなかった。

かくなる手段は!ロッドで開けたが鍵穴で開けたかったなあ。

あの集中ドアロックの音を聞きたかったなあ。

2026年08月30日 20:01

MIWA H248タイプシリンダー不具合で鍵があっても開かず(伊豆の国市)

この現象を口頭で言うのは難しいのかもしれない。

鍵は手元にあるが開かない。

こちらからするとなぜ?となってしまう。そもそも違う鍵じゃないのか?実際にそういうこともある。

鍵が手元にあって開かないことがまず考えられない。
 

しかし、残念なことにこの症状はどのシリンダーメーカーでも起こり得る。

今回のMIWAは国内で最大シェアを持つ錠前メーカー、そしてH248タイプは製造を中止して早いもので30年ほどになるが、もちろん築30年以上の物件でかなり希少になったとはいえ見ることができる。

鍵業者からすれば、汎用性があり、開錠も可能な非常に扱い易く優れた部品と思ってる。

しかしながら、それを逆手に取って少し知識がある犯罪者が窃盗事件に押し上げ、マスコミで手口を具体的に報じた物で生産中止となり廃盤へと追いやったと言っても過言でない。

 

現場に行き、鍵を受け取って実際にシリンダーに挿入すれば、鍵のストッパーに1mm程度の隙間がある。

本来はストッパーに当たるまで鍵が中に入る必要があるのだが、原因はそこにある。

 

なぜこうなるかはこのシリンダーの特徴を知っていれば解決策は理解ができる。

このH248タイプは鍵自体が中のケースロックを動かす構造。

ちなみに現行のU9タイプになると、鍵はあくまで内筒の認証に過ぎず、回転する際は内筒の奥にある金属片でケースロックを回す。

文章で書くと分かりにくいがそうした構造の違いがある。

つまり今回はまずこのH248タイプのシリンダーを認証状態(開錠状態)にして回転させて、先端回しで奥のケースロックを回せば開くはずである。

 

なぜこういう現象が起きるかと言えば、まずケースロックの動きが悪くなってきたりすると起こる。

きちんと回り切っていないのにシリンダーから鍵を引きぬいてしまう。

本来回りきらないと引きぬけないのだが、なにかの拍子や誤差の大きさなどでケースロックが回り切ってなくても鍵が抜けてしまい、再び鍵を挿入しても奥まで入らない症状が起きる。

当然、タンブラー1枚程度ずれているので認証されていないため内筒も回らない。

 

これを防ぐには確実にシリンダーを回すことと、ケースロックの動きをスムーズにすれば9割方防げる。

特にケースロックはある程度動くとカムの働きでそのまま最後まで動く構造になってるが、まずこの動きがスムーズである必要がある。

 

更にケースロックから出るデッドボルトがドア枠に当たっていたりすることもある。

動きは硬くなるので途中で止まってしまう。

また施錠状態で確認しようとドアを開けようとしてそのままにするとドアが沿ってたり、ゴムパッキンなどが反発してドアを押してデッドボルトを枠に押さえつける様に当ててしまう。

機械なので操作を確実にやらなければ、どんな物を持ってきても同じだ。

更には歪みなどでデッドボルトが奥まで入り切れない事例もあった。

 

今回は開錠後にケースロックとシリンダーの洗浄で解決。

家主はもう古いからシリンダー交換を考えていただけに思わぬ出費が節約できたと喜んでいた。

 

2026年08月26日 11:10

BMW ミニクーパー インロック開錠(河津町)

BMW ミニクーパー、BMWと同じキーシリンダーと言われているが、実際は部品メーカーが違う感じがする。

確かに構造は同じなので図面は同じだが製造は違うと言う感じだろうか。

初期のHU92は本家BMWだと開かないものは頑固に開かないが、ミニクーパーは割と素直。

タンブラーも鍵穴から見ると丸みがあるように見える。

その後のHU100Rは一度遭遇したがTurbodecoderで開けてしまったのであまり鍵穴を観察しなかった。

 

今回もミニクーパー、しかも代車というのでかなり甘く見て現場へ向かった。

開け方はどうにでもなるかと思ったら、腕をもがれたような状況になった。

 

まず鍵穴が一見して見えない。

確かBMWのXシリーズで遭遇したタイプでドアハンドルを引くとキーシリンダーが現れるのだが、ハンドルを引いた状態で固定してピッキングするにはやりにくい。

ドアハンドルにはメクラ蓋があり、それを外すとキーシリンダーが見えてくる。

先にも書いたようにドアハンドルの下にシリンダーがあるためテンションは穴を通して掛けられない。

ピックでタンブラーを押すも奥まってるため非常にやりづらい。

Turbodecoderを入れてみたが、奥まで入った感覚は無く、それでもハンドルに当たってる感じでもない。

ポンプしてみても全く感触はない。

この辺は実車をもう一度観察したいものだ。

 

かくなるうえはエアウェッジでドアに隙間を作って・・・と思ったがエアウェッジが入らない。

ミニクーパってこんな車体づくりだったか?

 

ドアの窓周りに厚みがあり、またウェザートリップが邪魔をしてエアウェッジを機能させないので難儀した。

5ドア車だったせいか前ドアと後ろドアのピラーに隙間が小さく更に作業を困難にさせた。

結構な無理をしてなんとか開けたものの、センターコンソールに鎮座する大型のモニター、ナビなのか分からないが新車であることが伺えた。

しかしドアを閉めるとそのまま施錠状態で外から開けられない、なかなか厄介な構造だ。

現状がガス欠でエンジン停止状態なのでエンジンが掛かれば開錠が維持されるのかもしれないが。

 

新しい構造になると打開策を考えるのに時間が掛かる。

気がついたら1時間かけての作業。

契約しているアシスタント会社には必ずしも現場の状況が分かっていない業者もある。

作業料金を過去の契約通りならまだマシながら、あえて弄って結果的に厄介になってるセキュリティ車の単価をさげているところがある。
日に日に開き難くなってるのだから本来作業に合わせていくべきだろうが、その会社の言い分は既に開錠方法や工具、技術も確定してきているから、出動作業料金は格一すると言ったもの。

これが難易度の高い車両に合わせての格一なら良いが、逆で開きやすい車を基準にしているので実質は値下げとなる。
モチベーションも下がるし、新しい技術の模索もしたくなくなり場当たり的になってしまう。

自ら明けたパンドラの箱というわけじゃなが、その業者には過去の契約どころか同業他社よりも高い単価で清算してもらってる。

 

2026年08月26日 10:20

アウディ TT インロック開錠(下田市)

アウディTTのインロック、年式は2010年頃だったかな。

何にせよアウディTTの開錠となればもらった!と心の中で思う。

 

現場に着き、シリンダーを見ればデザインが初期型のような感じ。

VAG1はシリンダー部分が低く取り付けられ、VAG2は膨らんだように取り付けられてる・・・と経験上の先入観があった。

見た目はVAG1だし、これまでもVAG1として開錠した実績がある。

思い込みは怖いものでそれならばピックで開くはずとまずはフィリップピックを試すが開錠にならずL型ピックで粘るがこれも長いことやったが成功しない。

Turbodecoderを試してみよう。

 

Turbodecoder付属のテスターキーはアウディでの判別には向かない、これまでもVAG1の位置を示してしまっていた。

しかし、何度かトライしてピンの沈み込みに納得できないし、試しにオリエンテーションマークを逆にした際のパンプした際の重さも違和感。

もしかしてVAG2?

 

ここまでで結構時間が掛かってしまっていたが、気を取り直してTurbodecoder VAG2を持ってくる。

ただもしこれで開かなければそれこそ次の手段が無く、ご破算になる怖さがある。

見えない結果にまた最初からやり直すことになるか。

 

とりあえずVAG2でやってみたら、1回目でピンの沈み込みで各ピンがきちんと当たってることが確認できた。

そして再度のトライで開錠。

まさに思い込みによる失敗、開いた瞬間なんだよ~!と心で叫んでいた。

何はともあれ開いて良かった。

 

夏の海水浴場の駐車場、夕方の日差しに照らされた首が少しヒリヒリした。

2026年08月23日 19:55

ボルボ V40 Turbodecoderによる開錠(下田市)

鍵を紛失したためレッカー前に荷物を出したいと言うことによる開錠依頼。

場所は下田の自宅と言うが、リゾートマンションの立体駐車場。

シリンダーは左側ドアにカバーがされて一見鍵穴が無いようにも見えるがシリンダーの下側にカバーを外す際にキーなどを入れる穴がある。

鍵はHU101、Turbodecoderが使える。

レンジローバー、マセラッティ、ジャガーなどにも使われてるこのシリンダーはWテンションを掛けたくても溝への引っ掛かりが無く抜けてしまう。

過去にボルボでミワ用のWテンションを使って作業したことがあるが非常にやるりづらい。

テンションが上手く掛からないとピックでタンブラーを押し下げても微妙力加減が掛けられずに上手くいかない。

Turbodecoderであれば、それ自身がテンションでもあるので心配は無用だ。

 

今回開錠にあたってはなんの問題も無く開いたのだが、セキュリティが入りアラームが鳴った。

10秒くらい鳴らしておけば大体の物は鳴りやむのだが、なかなかこの車はしつこい。

放っておいて帰りたいところだがレッカー車の段取りは明日なのでオーナーとしては気になると言うのでバッテリー端子かヒューズを抜くことを言ったところ、バッテリーを外して全電源喪失も気になるみたいで、それなら該当ヒューズを外しましょうとヒューズボックスを開けてみた。

 

え?なんか不親切、どれがどれかが分からない。

ネットでヒューズを検索してみたがヒューズボックスの場所は書いてあるが、やはりどのヒューズがセキュリティアラームかは書かれてない。

国産車だとライト●Aとかヒューズの場所のシールで案内してある。

10Aくらいのを適当に外し鳴りやむかやってみるしかない。

何個かやったものの埒開かずいい加減に嫌になりつつあった。

 

そこで明日持ち込むディーラーのサービスフロントに電話で聞いたがやはり分かってないのか答えられず。

鍵があれば解決するんだけどと泣き言まで、だからその鍵が無いんだって。

最後にはバッテリーのマイナス端子を外してくださいと言われて結局そこかとなったが、開錠時はお客さんの車体のドアの開け閉めがあったせいで鳴りやまなかったアラームも少し車体に触れずにいたら鳴りやんだ。

ずっと鳴ってるんじゃないんだとこぼしたら、近所のおじさんが、中国製だから鳴りやむよと合いの手を。

でも最初から有無言わさずバッテリー端子外しちゃえば良かったな。

確かバッテリーは韓国製なんで、なんか触るのに抵抗があるんだな。

何が起きるか分からないというより、何が起こっても可笑しくないから。

 

 

 

2026年08月23日 19:30

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