ブログ

2013.10.31

金庫が開かない (沼津市)

「金庫が開かないのよ、見てくれる」
という第一声でした。
実はこの言葉はこのお客さんに限らず良くあるのです。
もちろん、これだけでは何が原因で開かないのか全くの不明だし、金庫もどんな金庫なんだか1個1個質問して具体的にしていかないといけないのです。

さて今回は・・・
私「金庫の大きさは?」
客「高さ80cmくらいで横幅50cmくらいかしら?」
私「ダイヤル式ですか?鍵はあるんですか?」
客「ダイヤルだけど、番号は分かるの。鍵もあるのよ。」
ここで私はダイヤルの合わせ方が分からないのかと思いました。
実はこの事例もよくあるんです。
カギもありダイヤル番号も分かるのだけど開かない。。。右へ4回左へ3回・・・そんな合わせ方が面倒で、表面をテープなどで固定したつもりでいたらある日開かなくなったなんて感じで。
実際、今回のお客さんも固定はしていないがダイヤルは動かしてなかったそうだ。
こりゃ、そんなに手間が掛らなそうだ。とりあえず現場へ(現場に行くにも出張費が発生するので電話で対応できれば対応してもらいます)。

実はこのお客さん、以前かなり頻繁に入口ドアの鍵を修理したり交換したりで呼んでもらったお得意さん。実は結構ご無沙汰でした。
さっそく渡されたダイヤル番号を記載された紙。
まずこれが合ってないと・・・ちょっと緊張が走ります。時々間違ったメモだったりすることもあったので、もし間違いなら機材を持って来ないといけません。
ただ、ダイヤルを番号通りに合わせると間違いなくダイヤル錠が揃ったときにデットボルトが引っ込む感覚が指先に伝わり、番号は合ってることが分かります。
しかしレバーが動かず・・・キーシリンダーかな?・・・これも鍵があるので貸してもらいましたがレバーが動かない。

ん~?

レバーが前から調子悪いのよ・・・と言われ、まさかレバーのリンクが外れて引っかかってるとか?
・・・とは思いましたが、少し力んでレバーを持ち上げたらガッチャンと音を立てて開きました。

原因は中の荷物の詰め込み過ぎで、中に合った1つの箱が歪んでました。扉に当たっていたようです。
なかから押されたので開錠状態になっていても、レバーがリンクするデットボルトが本体との摩擦で動かなくなっていたのです。
とりあえず中身を少し減らしテスト・・・問題なし・・・かと思ったら、締り際があまり良くない。
本体を見れば扉との擦り傷がついてました。
これが開け閉めを重くしている原因、でも金庫用の太い丁番を修正する道具はないので、当たり面を少し加工して摩擦を減らしました。
とりあえず完全な対策ではないけど、開け閉めは軽くなったので良しとしましょう。

 

金庫でお困りの際はOffice雅キーレスキューへご連絡ください。

 

カレンダー

«10月»
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   

アーカイブ

ブログ内検索

出動

エリア

静岡県/東部全域・中部・伊豆半島・富士山

神奈川県/箱根・西湘・足柄

山梨県/富士五湖

Tel:0120-550-227
オフィス雅

株式会社 Office雅  静岡県沼津市若葉町7-6  TEL:055-925-6605