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90分掛けて伊東市富戸まで！
アパートの鍵の開錠作業だが、毎度思うけどアシスタントを通すと必要な情報が少なく要らぬ情報で満ちている。
鍵は紛失してないが施錠されてる。
どういうことか？？？
現場に着いても、断片を並べても絵にならない。
何でも警察が締めた？上の階の人とトラブル？？？？？

何がなんだかと、要約すれば上の階の人と騒音トラブルに時々なり、今回は警察が介入する騒ぎになったらしい。
それでこの部屋の住人は警察署に行くことになり、その際に部屋に入った警官が施錠したらしく・・・じゃあ鍵はどこに？その辺がゴモゴモでとにかく開けて欲しいと。
本人確認もできており断る話ではないのだが。

玄関はこんな感じだがさてどこから行こうか！
どこでもいけそうで意外と選択肢が無かった。
新聞受けを覗けば外せないタイプだし、ドアスコープも楕円のタイプなのか外せない。
幸い1階の部屋で掃き出し窓の上に煙りだしの小窓がある。
なかなか珍しい建具だがこれが幸いだった。
そこを使わない手はないわけで、玄関いじらず開錠となった。

ちなみに情報ではドアスコープあり、郵便ポストあり、鍵穴1か所というものだった。
シリンダーはピンシリンダーの6本か5本だと思うが、最近こっちは挑戦せずサムターン開錠かクレセント開錠に頼ってるなあ。

先月くらいだったか、韓国車のヒュンダイの電気自動車、アイオニック５が火災を起こし乗ってたドライバーが亡くなったそうだ。
元々がチョクチョク火災を起こすような評判がある。火の回りも早い。
だが今回は助けようにも助けられなかったというコメントがあった。
ヒュンダイの車両は直接見たことが無いが先輩格のテスラと横並びになったので写真を撮ってみた。

これは施錠状態で運転手が近づくとドアハンドルが外側に出てくる。
つまりキーレスでドアを開け、乗車して走りだすとオートロックで施錠状態になりまたこのように収納される様だ。

先のヒュンダイも事故当時にドアハンドルが収納されてたのだろう。
火の手が上がりいざ助けようとしてもドアを開けられない。
また火の回りが早いとなったら、ガラスを割ろうかなど考えてる時間もないだろう。
他人の車だし、躊躇してると手が付けられなくなる。

オートロックと言ってもその技術は通常エンジン車でも既に確立されてる。
恐らくリモコンキーを所持していて、その電波で運転手を判別してる構造だろう。この辺はいじったおとがないので想像だが。
とりあえずキーシリンダーも付いてないのでロードサービスの仕事が来たことは無い。仮に来ても・・・もし先の仮説が正しければインロックする可能性はある。
その時はピッキングで？キーシリンダーが隠されてるならできる可能性もあるが、とりあえず情報は無い。
さあどうやって開けるかな。

この仕事は嬉しいですね。
ポルシェカイエン！２００７年だったかな？
確実にキーはHU66　VAG２ですね。
Turbo decoderの出番じゃないですか！

購入して数年経つせいか、最近ピンがルーズになったかなと思う気もするけどさて久々のTurbo decoder。


良い面構えの鍵穴ですね。
この後のHU162は嫌いです。
伊東市内のテーマパークでの開錠作業、有料駐車場だけど３０分以内なら無料！
さっさと済ませて０円で終わらせたいところ。
ところがお客さんが現場離れて連絡するも１０分ほどで戻ると言いつつ、やってきたのが２０分後。
それでもちゃっちゃと済ませば０円！
いざTurbo decoder！・・・１発で開錠。
もう本当にこのシリンダー大好き。

お客さんも車内から鍵を取りだし確認済ませてさっさとチェックアウトのはずだったんだけど、あれれとセキュリティアラームが鳴りだして室内で何やら探しもの。

なんかリモコンキーが見当たらないらしく、荷物を出して探しもの。

この先は補償外だし、お客さんも了解で現場を離れる。
駐車カードを見れば残り１分？アクセル踏んで料金所に向かえば・・・横断歩道が！！

ようやく機械にカードを通すと「料金は７００円です」と機械音声。
１分の差で間に合わなかった。

Turbo decoderの販売を継続行っております。
輸入品のため為替で仕入れ価格の変動を受けますが、やれるだけ上手くやりますのでお気軽にお問い合わせください。
練習は必要ですが、コツさえ覚えれば面白いように開きますが、あくまでも１００％の開錠を保証するという意味ではありません。

表題の通り11月も締めました。
前半はコロナ明けを思わせる忙しさもあったけど、中盤から後半に掛けて見事に腰折れ。
厳しい月でしたが、今年は幸いコロナ助成金なども受けており、大枠が見えてるので損は損で締めてしまいました。
12月、どうもコロナが再度増えてるようです。
まだ夜などは賑わいが戻ったわけではないのに。
実際コロナ前までは昼には昼の仕事があるように夜になれば残業帰りの人を始め、一杯飲んで帰った人や深夜までやってる飲食店の従業員の人の鍵のトラブルなどあったのですが、相変わらず夜は静かなまま。すっかり人流が変わってしまったままです。
それでも時間が過ぎる様に前に進まないと、令和4年の最終月どこまで引っ張れるか積極的に仕事はやっていきたいものです。