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2020年07月

2020.07.24

ホンダ バモス インロック開錠 (静岡県沼津市)

タイトルの通りならあえて書くことも無い。
確か連続して作業が入っていたので、こちらも作業時間など考慮せず次の段取りをしていたほど、作業自体はそんなに手間は無いのだが。

なんと左右共にシリンダーがこんな感じであった。
お客さん自身がやったそうだが、これではピッキングもクソも無理。
内筒だけでも生きていたらと思ったが、表面のアルミパーツが外筒に食い込んでおりダメだこりゃ。
1分で現場を離れるはずが、思わず5分ほど要してしまった。

2020.07.24

鍵が回らない MIWA U9シリンダー修理  (静岡県伊東市)

集合住宅の鍵が回らなくなったというので修理依頼。

MIWAのシリンダーだと大体原因が想像つくこの頃、実際原因は汚れであった。

一枚目の外筒のサイドバー溝を見れば分かるように埃ゴミが金属粉にまみれて圧縮されて収まっていた。
これが悪さの原因。
ただ残念ながらこの埃ゴミが溜まらない対策はできない。
この溝部分は下側に来るため、重力と言うものが地球上にある限り下に溜まってしまう。
それでも症状が出ない物は20年経とうが使えている。

ゴミを掃除すればとりあえずの新品状態?に。
入居者の方も今年4月に引っ越してばかりと少々お怒り気味だったが、当然お客さんの原因ではないにしても、経年を理解してもらえた。

2020.07.23

2007年モデル アウディTT インロック開錠 (静岡県富士市)

これはTurbo decoder不発例と言えば良いのか?

まずはテスターキーの入れ具合を見ていただきたい。
現場では角度のせいもあるが緑マークの少し手前に見えた。
写真でも赤マークを少し超えている。
微妙な感じだが、2/6generationを疑わなかった。

当然VAG2のTurbo decoderで年式も2007年だし、フリーホイールでも無いようなので速攻で終わるはずだった。

ただテンション掛けてポンプしていくと、最初はしっかりとストレスが掛かるのだが、途中から突然と軽くなり最後まで回ってしまう。
何か手落ちがあるのか?
疑うことをせずにリセットを繰り返したが開かなかった。

先日ゴルフ7で手間取ったHU66だがまたもや。
気を取り直してL型ピックでの開錠を試みた。



何秒くらいだろうか、左方向(施錠方向)に回った。
ってことは、VAG1だったのか?
もしかしたらフィリップピックでも開いたかもしれない。

なんとも判別でミスを犯してしまったようだ。

2020.07.23

フォルクスワーゲンゴルフセブン インロック開錠 (長泉町)

夜も暮れての入電だった。
2015年モデルのフォルクスワーゲンのゴルフ7のインロック。
何も考えずにTurbo decoderでいただきと思った。

現場には既に某公益法人のロードサービスマンが来ていたが、どうやらギブアップ後らしい。
「シリンダーが回るんですよ」
と言うようにテンションをやや力を掛けるとこのモデルは内筒の手前が回ってしまう。この頃のHU66シリンダーには3種類ほどあり、今回はFACE FREEというモノのようだ。
ただTurbo decoderさえあれば表面にテンションを掛けることがない。
こんな物、速攻で!・・・と思ったが開かない。
5回ほどリセットしたら指先に水膨れが・・・いやな予感。
この頃にはそれまで見ていた先ほどの隊員も引き揚げてしまった。
パパッと決めて格好良いところを見せつけたかったのに。。。

気持ち切り替えてそれならピッキングでと思って、テンションを掛けると簡単に回ってしまう。
個体の特性なのか、このシリンダーが登場した頃は一度フリーホイールを回してしまうと以後回りやすくなるという情報ももらっていたがどちらか分からないが、L型ピックで開けるのは無理そうだ。

更に更に気持ちを切り替えて再びTurbo decoder、ダイヤルのストレスが掛かるあたりを慎重に見極めてやってみた。
左にシリンダーが回った(施錠方向)。しかし右へ回らない。
少し手間取ったがHU92のような嫌らしさはなく、ダイヤルの加減で左右に回り写真の通り開錠になった。

正直開くには開いた。
やりごたえという意味ではあったが、納得は行かない。
でもアウディA7の2017年モデルで1時間掛かったこともあったことを思いだしたが、やはりデモンストレーションとしては納得がいかない。

2020.07.15

玄関錠修理 (沼津市)

玄関の鍵が掛からないという修理依頼。
電話で大体の状態を聞くのだが往々にして意味が分からないケースが多い。
かと言って、簡単に考えてるお客さんにいきなり大修理となると必ずもめる。

今回も戸建てのお宅で鍵はよくあるタイプと言うので国内メーカーの物だと思い、よくある事例を想像して修理はこんな感じかと描いていた。

ところが玄関そのものが注文建具。
分厚い木製の扉に外国製の錠がビルトイン。
最悪交換してくれと言われても在庫などしてない。
取寄せでも構わないと言われても、日ごろ取引のある問屋では扱ってない。
外国製の厄介なところは輸入商社がスポット取引でどういうルートで仕入れてるのかさえ分からなくない。
一時期ログハウスやスエーデンハウスなど海外住宅がブームになったが、部品を要する修理になるとその部品の入手が難しい。
販売先を見つけるも既に業務を止めてたり、会社自体が無くなってることもある。
売れれば良いって感じで輸入するんだろうけど、機械物は手入れが必要。
今回の錠もどこの物だか分からない。

錠本体の動きも悪いのだが、木製の重たい扉で少し落ちかけていた。

鍵が掛からないは錠だけでなく他の要因もあったのだ。
扉が落ちることによってデッドボルトが正規の位置に収まらないことも原因の一つ。
丁番を強制しようかと思ったが、ドアと枠の隙間は正常だった。
察するに建物の歪み?
こうなると根本を直すことはできないので、現状に合わせた処置になる。

とりあえずストライクの調整で鍵は掛かることになったが、扉の開け閉めが・・・。
扉が微妙に地面をこすっているのだ。
丁番で扉の角度を変えると枠に収まらない。。。

お手上げ・・・いやいや、擦れてる枠の下側にスプレーで油を吹き付けたらなかなか調子が良い。
これなら・・・とお客さんに自分でロウを塗るアドバイスとなった。さすがにウチで買って来て塗ることはしない。

仮に作り的に直しても木製扉は湿度や温度で収縮や反りがあるので、明日もこの状態であるとは限らない。
だから現状のままで対処するしかないと思っている。
状況を説明しお客さんも納得いただけたようで、すぐにロウを買って来ると言っていた。

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