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2020年09月
2020.09.25
この夏の総括
猛暑というか酷暑でコロナ禍の夏も9月中旬あたりから空気が入れ替わり秋になった感じです。
ブログではサボってましたが、じつはコロナ禍の初めての夏ながら、意外と調子が良かった。
世の中どこにも出かけられない方が海に出かけたせいもあるのでしょう。
伊豆半島の仕事が決して多くはないながらも一定ありました。
依頼者はほぼ首都圏ナンバーなんですけどね。
事情はあるのせよ蔓延している地域からの流入なのでマスクはして欲しい。
外車、特にベンツがよく入電しました。
ただトランク作業ではなくLISHIピックで開けてたのでブログにはしてません。
やはり伊豆半島の仕事だと1件行くと手間は掛かりますがそれなりの空車手当があるので売り上げも伸びます。
道路も混雑はするし、モタモタしたペースになるけど例年並みの所要時間で現着してたと思います。
あと多湿だったこともあってか、マグネットを使ったカードキーの不具合案件も多かったです。
逆に日本ハウジング系の集合住宅のメンテナンスはクレーマー気質なお客さんが騒いだせいかコロナ後は一切来ないですね。この案件はマンションで使われてるミワのPRシリンダーの不具合事案が多く、定期的なメンテナンスを必要とするため仕事は切れないと思うけど、多分クレーマーさんが元請けの方に騒いだのでしょう。アシスタント会社からは他の案件では来ても、この日本ハウジング系は無くなりそちらはヒマでした。
まあ、その時はアシスタント会社ごと切るようですね。
作業が無ければ設備投資もしないし、技術情報も育成しません。
何より深夜でも気持ちよく作業できないから、切っておいても良いかも。
そんな夏でした。
それにしても鍵の紛失はあっても、作成依頼って無くなりましたね。
イモビライザーキー作成の再投資をするか迷ってるけど・・・まだ動けない段階。
コロナ禍で裁判所案件も一旦民事は全部止まったけど7月、8月で審理が動き出したせいか、こちらも堅調でした。
2020.09.25
合鍵について
時々ホームページなどをご覧になったお客さんが合鍵の作成依頼にお越しになりますが、基本的にお断りしています。
もう少ししたら始めるかもしれませんが、その際はまたHP上で公開いたします。
あくまで弊社はロックスミス業務が主軸でキーショップではないのです。
なかなか日本では一口に鍵屋で置き替えてしまいますが、英語では分別されていたりします。
弊社のトップページのアメリカ総務省登録もキーショップとロックスミスで分けられており、当然ロックスミスで登録しておりますが、引き合いが無いので更新を全くしておらず、過去の実績の記録はあっても登録が残っているかは???
ただ近年キーショップで作れない鍵も出てきております。
技術的に難しい物や法律的に複製を禁じてる物。。。
そんな物のみ例外的に受付はいたします(但し単価は上がります)。
でも理想としてはノンビリ合鍵をカットして売上をあげて、定休日を設けることなんですけどね。
なかなか。。。
2020.09.22
BMW 325i インロック Turbo decoder開錠(伊豆の国市)
BMWは久々かな?
2005年のBMW3シリーズのインロック。
年式的にEシリーズだが一応テスターキーを入れたが間違いはなかった。
Turbo decoderの出番。
昨日もニュービートルでコケたせいか少し不安であった。
BMWのEシリーズはどんな開け方だったか・・・正直忘れかけてた。
さすがに1発とはいかず3回ほどリセットし、施錠方向に一旦回り、そのまま反転させて開錠。
緊張感も無く写真を撮るのも忘れた。
時間的に10分ほど。
2020.09.22
フォルクスワーゲン ニュービートル インロック開錠(静岡県沼津市)
年式不明での入電。しかし10年ほど前の車。。。
今が2020年だから2010年?
VAG1なのかVAG2なのか・・・。
現場でTurbodecoderのテスターキーを差し込んだら緑の表示まで入りVAG2に決定!
リアのトランクにも鍵穴は無いし、間違いないかな?
写真は無いけどドアシリンダーもVAG1のような平たさはないのでTurbo decoderで楽勝!・・・と思ったけど開かない。
流石に汗が噴き出ます。
ポンプする感触に固さがイマイチ無い。
テンションを強くするとややポンプに重さが出るけど、更にきつくするとフリーホイールで回ってしまう。
これが即反応して厄介であった。
あまりに開かないのでLISHIも試してみたがピンの感触が案の定つかめない。
L型ピックで鍵穴を覗くが秋になったとはいえ日差しは強い。
幸いVAG1のTurbo decoderも積んであったので試してみたが、こちらもなんとも言い難い感触。
そうこうしてたら他の仕事が入った。
最悪だ!
開くのが分かっていればまだしも、結論は分からないが取りあえず1時間の時間をもらった。
気を取り直してL型ピックでじっくり。
Turbo decoderは瞬殺で楽だが、もちろん何度かVAG2もL型ピックで開けてる。中には1時間掛かった物もあったが、可能性はゼロではない。
じっくりやろう。
VAG1とはまたピックの上げ下げも異なり少し繊細だ。
ただ1番手前のピンが決めてなようで、これを少しだけ動かすと内筒が反応する。
いずれも少しだけ動かし続けるとワンクッション入った。これでモノにしたい。
そう思いまもなく左方向に回転した。
そしてショットドライバーで反転。
正直VAG2だったかは分からないがまずは良かった。
アンラッキーにも次の現場には早く着きすぎて待つことになってしまったが。
2020.09.07
2016年フォルクスワーゲンPOLO 福岡のTurbo decoderユーザー様より
2016年のフォルクスワーゲンPOLOの開錠に行った福岡のTurbo decoderユーザー様より、シリンダーにサンプルキーが入らないという連絡が入った。
正直、そんなはずはない!という気持ち。
アウディならA1やA7も2017年モデル、ワーゲンもゴルフ7も2017年まではHU66 VAG2シリンダーで作業を行っている。ところがPOLOは・・・あまり気にしたことがないのだが、2016年以降はやったことがなかったか?
いや結構高年式モデルもやった記憶があるがデータが無い。
とりあえずサンプルキーが入らないがHU162のLISHIピックは入ると言うので写真を送っていただいた。
シリンダーはホリゾンタルタイプ(横向き)で鍵穴はHU66より太く短い。
この穴はHU162と極似している!
こりゃ確かにサンプルキーは入らないだろう。
ところがHU162にあるサイドカットのタンブラーが見えないと言う。
自分の当たったHU162は10Tが多かったと思うが、見えにくいながらも見落とすことはなく両サイドに見えた。
言ってることを信じれば年式はお客さんの申告では2016年、サイドカットのまだ無いHU162ブランクのシリンダーと言うことになる。
こうなってはTurbo decoderがどうこうではなく使えない。
仕方がないので使わずに開けるやり方でやってもらったが、この車両にも通じるか分からないが取りあえず2019年モデルには通用したやりかただ。
後に電話があったが開けられたそうだ。
でも今から思えばHU162のサイドカット以外の部分で開錠ができたかもしれない。
思わぬ情報であった。
Turbo decoderユーザーでHU66VAG2を購入されたお客様に限りHU162での開け方はお知らせします。もちろん今後マイナーチェンジなどで封印されてしまう可能性はありますが。
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