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2018年07月
2018.07.17
ピッキング開錠のみで
先に書いたクレセント錠の開錠禁止令と同じようなパターン。
ピッキング開錠でのみ作業をしてくれと言うもの。
車種はスズキのスイフト、2017年のモデルなので購入間もないものらしい。
そこでお客さんはスマートに鍵穴で開けてくれと希望したらしい。
それを真に受けたアシスタント会社の受付が作業を振ってくる。
こちらも、単純に開けてくれであればケースバイケースで一番早い方法が好まれると思って作業をしている。
そこに鍵穴をピッキングに限定してとなると行動範囲が狭まる。
私のケースではピッキングに失敗することもあった。そんな時は手段を択ばずエアウェッジを使って開ける。
今回は既に他のロードサービス業者が作業をしていたらしい。
ところが、ピッキングではなくエアウェッジとロッドを使って開けようとして拒まれたようだ。
そして保険会社に連絡してきたのだろう。
このスズキのスイフト、実はサイドバーの入ったシリンダーを採用していると聞いたのはもう10年以上前だ。
その証拠にサイドバー対策としてトライアウトキーを既に購入してある。
しかしながら、一度も使ったことが無い。
スイフトを開けたことは何度かある。いずれもピッキングだ。
サイドバーが採用されてると、ピッキングでの開錠はやらずとも困難なのが理解できる。
ところが、何年式までかデータを取っていないが、かなり新しい年式までピッキングで開けている実績がある。
でも2017年から採用されたと言われればそれまで。
ところが、このロードサービス業者も単にピッキングできないか、開けられなかっただけじゃないのかな。
車を走らせながらの入電だったので、今トライアウトキーを載せてるか確認ができなかった。
それほど使わない道具だったのだ(結果的に載せてあった)。
おそらく現場に行けば呆気ない作業だったのだろうが、現場まで2時間!
ここも引っかかったか結局は入電とならず。
それにしても、インロックしてしまったのに、注文多いね。
しかも・・・高級車とは言えないんじゃないかな。
色々な人がいるものだが、かつては車体に触れるなという人もいた。
何考えてるんだろ?
2018.07.17
クレセント錠の開錠禁止令!
え~と、某アシスタント会社からそんな通達がきました。
クレセント錠とは窓についてる、あの引っ掛ける錠のことである。
昨今、住宅の入り口のシリンダーはピッキングでは開かないシリンダーが多い。
よく国産大手のメーカーのは開くとか馬鹿なテレビ番組で触れて回ったが、そんなシリンダーはもう20年も前に製造を終えている。
現行の新品はまず開かない。
反対にキーに穴の開いたディンプルキーは開かないというのも怪情報で、開くものは開きます。
そんな開かない昨今のシリンダーがついた戸口、それでも開錠依頼は来る。
開けるのはシリンダーを壊すかその他の方法となるわけだが、その他の方法の中に窓を開けるやり方がある。
特に新しい物件のドアはありとあらゆるところに開かないように対策をしてきている。
市販品もあるが弊社でもオリジナルで作ってみて、何度か開錠を成功した。
市販品より開錠確度は高いかな?・・・市販品はまだ現場で一度も日の目を見てません。
ただ、やっと見つけた建物の弱点。
これが仇となったようだ。
或る日、FAXでクレセント錠の開錠禁止の通達。
どういうことかと思えば、防犯住宅と思っていた住人がクレセント錠で開錠され恐怖感を覚え、クレームとなったと言うのだ。
なんとも滑稽な話。
だったら、玄関開けてくれとか言うなよ。
ちなみにシリンダーの破壊はまず許可が下りないのと、集合住宅だと深夜に作業ができるはずものない。
身勝手な話だなあ・・・そう思ったせいか、最近このアシスタント会社から仕事が来ない。
玄関開錠限定されれば選択肢は狭くなるし、可能性も低くなる。
どこ見て仕事をするかだよなあ。
是が非でも開けたいというお客は確かにいる。
これからは建前と本音のせめぎあいになるだろうなあ。
2018.07.17
レクサス LS430 インロック開錠 (沼津市)
2018.07.09
ランドクルーザー インロック Turbodecoder開錠(沼津市)
ランドクルーザーの内溝キー車というと、つい先日TOY40、いわゆるトヨタ内溝のロングキーの車両を専用治具で開錠したばかり。
しかし、開錠まではできても、45度で止まってしまう。
本来なら、ここで更にタンブラーを押し込むことで鍵穴は戻るのだが、なかなか戻らないパターンであった。
これまでもセルシオやクラウン、ソアラでこのケースにぶつかり、その都度内装を剥がしシリンダーを外して分解して鍵穴を戻した。
今回もまたそのパターンかなと思い、テンションを入れてみたら、どうにもショートタイプらしく、テンションが鍵穴より少し長かったようだ。
どうやら内溝ショートのようだ。
思いついたようにTurbo decoderを使ってみた、
実はTOY48のTurbo decoderを昨年12月に購入してから練習シリンダー以外は開いてないのだ。
少し分析しようと思った矢先の作業であったので丁度良い。
苦戦するかと思えばリセットすることもなく、1発で開いてしまった。
なんとも呆気ない。
ただこのシリンダーを見れば分かるが初期型のTOY48だ。
普段練習で使っているのも初期型のシリンダーでアリストに装着されていたもので練習をしていた。
現行と何が違うのか突き止められてないが、どうやら初期型は開くようだ。
実績を積むことは大事。
初期型シリンダーを使ったクラウンやセルシオなどでセキュリティ発報した際はかなり有効だ。
今までは内装を外してセキュリティ解除をしていたので、その手間がTurbodecoderでできてしまうので大きな省力化になる。
ちなみにあえてテーマを変えてブログを書かないが翌日レクサスGS350の開錠を行った。
レクサスの中でも古い方ではあるが・・・Turbodecoderでの開錠は失敗であった。
もちろん、もっと粘れば・・・という仮定の話はあるが、適当なところでやり方を変えた。
この差を突き止めることがまずは必要だな。
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