ブログ

2022年08月

2022.08.26

フォルクスワーゲン パサート Turbodecoder 開錠 (南伊豆町)

明日の午前中はスキューバダイビングの予約を入れた。
実は10日に一度予約したのだが、台風が来てしまいダイビングセンターの方からキャンセルされた。しかし10日は快晴、なぜ?そう思うやり切れない一日。でも海は既に荒れて濁っていたそうだ。
そのリベンジがようやく。
よし早寝して明日に備えようと思っていた夜の10時近くに入電。
場所は伊豆半島も最南端である南伊豆町。
往復して5時間+作業時間かな。。。寝不足だ。ダイビング大丈夫かな?

沼津に住んでいながら何かマリンスポーツをしたいと思いつつ・・・そういえば南伊豆も熱帯魚が見られるんだな。

頭の中はダイビングで一杯、こういう時はヤバい、仕事に足元を掬われかねない。
瞼の重さを感じながら夜の天城峠越え、なんか平日なのに車が出てるなと思いつつ現場へ。

フォルクスワーゲン、シリンダーはHU66 VAG2、格好のターボデコーダの餌食さ!
このタイプは非常に調子が良い。
シリンダーはプラスチックカバーの下なのでこれを外さないとならない。

1回目エラー、やっぱり気持ちが明日に行ってるからかな?
2回目開錠成功、やっぱりTurbodecoder!
作業時間は5分ほど掛かっただろうか?

実はこのTurbodecoder HU66 VAG2のデモの依頼が翌々日に入ってた。
Turbodecoderの販売も久しぶりだ。
同業者の事務所に赴いて初めてのシリンダーに触るのは緊張するが、現場はいつも初めてのシリンダーなのだしリラックスしてやれば良い。
さて帰るか。

帰宅はもう少し時間が短縮できて2時前には戻れた。
さあ、明日は6時半に起きないと。

2022.08.23

トヨタ クラウン インロック開錠(富士市)

今年は集中型の仕事が多い。
同じ時間に複数の作業が重なる。お陰で髪の毛をむしりそうになるほど電話が続くくせに実際に受注できない。
しかし、今日はその例に漏れ、午前午後と予約がある中、真中をついて作業が入った。
個人的には全く休み無しなのだが、淡々と作業をするので一日が終わってみれば作業料も山となってる。
今回はクラウンだ!
またか~!TOY48・・・と苦手の虫が走った。
ところが行ってみれば、ゼロクラウンじゃない、もしかして・・・と鍵穴を覗くまでもなくTOY2だと判断。
いわゆるレクサスキーと言われるトヨタの割と高級な新型車に装着されるシリンダー。
ピックで直にやった経験はない。既に治具を先行発注しておりそれを使っていたため苦労もしたことがなかった。
ずっとLISHIの初期型を使っていたが、昨年から2in1に買い換えた。
これがまた調子良い。
今回も問題なく開錠。

このシリンダーは本当に好き。違和感もったりなんとかギリ開いたというようなことも無く、小躍りしたくなる気分だ。
こういう仕事ばかりだと本当に助かるのだが世の中そんなに優しくないね。

さあ、午後の予約行ってみよう。

2022.08.18

トヨタ エスティマ インロック開錠 (富士市)

コロナの外出制限が解けた久々の夏休み。
今年は海水浴客の出足も順調なのかと思わせた7月下旬、しかしながら今年は暑すぎる。
どうも観光客は海水浴より涼しいリゾート地へと向かった様だ。
海へ向かう道はいつもよりは混雑しているが、狂ったような渋滞は感じられない。
渋滞どころか空いてるんじゃないか?ただいつもよりペースの遅い車が前を走り行く手を遮ってた感じで所要時間は倍以上掛かってた。
ところが長野県のビーナスラインなどは尾根伝いに続く車列。
何せ駐車場が満車なのだろう、逃げ場のない車が殺到しとんでもない渋滞を作っていたようだ。

更にお盆、この暑さでくれば多少は海も賑わうかと思えば・・・。
実は個人的に10日にスキューバダイビングの体験予約をしていたが、直前にキャンセルされた。
海の状態が良くないと言うのだ。それでも天気はピーカン。
そして12日から台風の余波。
まともに上陸となった静岡県。これじゃレジャーどころじゃない。
コロナ前は伊豆半島をほぼ毎日のように往復していたが、それどころじゃない今年のお盆。
その台風のお盆、確かに日中は大雨であったが新幹線の新富士駅のロータリーでエスティマのインロック。
誰かを迎えか送りに来たのかな?

エスティマもかつては人気車だったがすっかり懐かしい車になってしまった。
ロータリーは案の定送迎の車でごったがえしていた。
今回のエスティマはM382ではなくグレードの高い最終型の内溝の車両だった。
ここのところ正直TOY48が上手く開けられてないので挽回だ!と思ったが雨が顔に当たりちょっと集中力が継続できず。。。
全身ずぶ濡れになり作業は無事完了。
でも再び嫌いになったTOY48.ちょっと練習するかな。

2022.08.09

MIWA PR シリンダー 破錠作業 (静岡県沼津市)

正直やりたい仕事ではなかった。
できることなら他の業者に発注してもらいたい、そんな作業だった。
連絡があったのが以前から付き合いのある弁護士からで、名前を言えばすぐ分かる。
その弁護士から市内のマンション名を言われた時にこちらも名前で分かった。

街中にあるセキュリティマンションで一度シリンダーの不具合で修理に訪れたことがあった。
駐車場の利用ができず近所のコインパーキングを利用して道具を持って修理に臨んだ。
どんなシリンダーがどういう感じで装着されてるか、忘れてしまったわけではないので、「開錠をお願いします」と言われても「壊すしかないですね」と返答するしかなかった。
色々面倒くさい訳アリな物件らしく「どこかに開けられる業者ないですかね?」と何とも不躾な質問が飛ぶほど向こうも困っていた様だ。
しかしながら、裁判所と打ち合わせたうえで、壊すことに決定したらしい。
最初の問い合わせから1か月ほど経っただろうか。
打ち合わせ時に断行まで段取りを指示され、取りあえず逆マスター仕様でシリンダーを用意して欲しいと依頼を受けた。
ご存じマンションにはエントランスのロックと部屋のロックが共通して1本の鍵で使える逆マスターという仕様で各部屋のシリンダーは作られている。ただこれは個々の鍵業者にデータがあるわけでなく、メーカーに個別マンションのデータがある。仮に100室あるマンションなら101室目という形で延長し新規のシリンダーを作成してもらうのだが、通常1.5か月という納期で言われるが最近は別件含めて1か月程度で入荷してきている。

壊すにも段取りが必要、この辺のホームセンターで24パイのホルソーが軒並み品切れというかまるで品番落ちみたいに無くなった。25パイで代用していたが少し大きいので、できれば24パイが欲しいなあ・・・と郊外のホームセンターへ走ったらあった。
ホルソーのパイロットになるブランクキーもカットして準備万端、万が一切削に難があれば25パイがあるさ。

そう思って現場へ、催告当日破壊作業時間は5分程度と見積もっており、むしろ頭の中は次のシリンダー交換に行っていた。断行日までは暫定にU9シリンダーを装着することに。

このタイプのシリンダーはホルソーを使用して内筒を引き出す作業となってしまう。
得意?なシリンダーを切ってしまうやり方ができないのがもどかしい。
ドリルに装着しホルソーを進める、表面の金属が削れ、蓄光のプラスチックが削れたのかカスが吹っ飛ぶ・・・ところが、その先に歯が進まなくなってしまった。
おかしい!パイロットがつかえてるのか?
ドリル本体をきつく押さえつけたが金属粉が飛ばず、熱が段々上がってるのが伝わってきたので一旦歯先を見たら、負けて丸くなっていた。
これはヤバい、スペアの25パイに替えてみたが30秒程度で結果が出た。

手持ちのホルソーでは歯が立たない、かくなる上は・・・シリンダーの表面を壊しタンブラーを1枚1枚捻じり壊していった。
マンションの通路、直射日光は無いものの風通しも悪い。
35℃の外気温で汗をかくなというのが無理な話。
約2時間の作業、体内の水分が入れ替わったほど汗を流しようやく開錠!

幸い、2ロックあっても片方しか掛かってなかったのがせめてもの救い。
用意したU9の暫定シリンダーを装着し、2ロックのうちもう1つは手持ちの廃棄シリンダーを装着し、また住人(債務者)が施錠しないようにダミーシリンダーを装着した。
かなりヘロヘロになった作業。
日頃楽してるわけじゃないんだけど、疲れた。
1か月後に断行となり室内の荷物は強制的に出され、債権者に引き渡しとなります。

2022.08.05

日野大型トラック 燃料キャップ破錠 (静岡市)

夜になっての入電、大型トラックの燃料キャップの鍵を紛失だか忘れたかで給油ができないので開けて欲しいという依頼。
正直甘く見ていた。

現場に行って1分と掛からないだろう。

そう思っていたのはこれまでの経験から。
これまでも燃料キャップが別な外車やトラックの開錠はやってきた。
一度だけボルボのトラクターが架装が邪魔をして作業ができないことがあった。
ピックを立てようとすると立たないほど隙間がなくなっていたので、仕方がないのだがそれ以外は開かなかったことはなかった。逆に言うとドアシリンダーに比べて反応が良く開きやすかった。

今回は総重量25tの新車かな?・・・ナンバーは久留米でこれから九州へ向けて走るそうなので、途中給油しなくては辿りつけない。
甘く見たままピックで開けようとしたが、意外に空間がなく狭い。
タンクの位置が高いのかシャーシまでの隙間が狭く、今回もピックを立てるのが精一杯。
しかし、ボルボと違うのは普通のギザギザのキーだと言うのでなんとかやりたいと思ったが、意外とタンブラーが確認しづらく手さぐりではダメだった。
顔を入れて鍵穴を覗き込みたいが頭が入るほど隙間は無い。
鍵があっても狭いながら鍵穴に入れて回す・・・これくらいは難なくできそうだが、ピッキング作業のため鍵穴は覗けない。
しばらくやってみたが、やはりダメで尻尾まいて帰るか考えた矢先運転手が「鍵なんかなくて良いんだがなあ」とぼやいたのを聞き逃さなかった。
壊そう!ということに。
しかし、マイナスドライバーも立たない隙間・・・失敗だった。
上側がちょこっと壊せて先に進まない。

なんとか鍵を壊してもキャップは使える状態で走ってもらえたら。
そう思ったが今は最悪の状態。鍵穴を壊したが開いてない。

禁断のキャップをテコで曲げても開けることに。
タンクの口も歪ませちゃうかなと不安もあったが上手く歪んでくれてキャップが歪んでくれた。
使った工具はバールでもう鍵屋じゃないな。

キャップは少しハンマーで叩いて板金し、とりあえず漏れはないだろう。
帰ったらキー無しのキャップを買うと言っていた。
九州までは3回くらい給油しながら行くらしい。
作業終了したのは12時近くになっていた。

2022.08.01

日産ラティオ トランクインロック (静岡市清水区)

入電時既に情報は入っていた。
「トランクインロックでトランクオープナーはついていない。」
しかし、送られてくる情報はあまり鵜呑みにしない方が経験上良い。
物事百聞は一見にしかず。
まずは現場へ。

現場は個人的に大好きな場所、由比漁港内だ。
案の定、該当の車両はドアは開いていた。
一応オープナーを探すが付いてなかった。
かくなる故はトランクシリンダーからの開錠を!
試みようとしたが意外と鍵穴が深く、テンションが深い物用でないと周囲を傷つけてしまう。
こうなってはオーソドックスな手法だが鍵を作ろう。
普段は積んでいないブランクキーとサンプルキーは持ってきた。
ところが、コードブックを忘れてしまった。

最近あまりキー製作などしないものですっかり個々の高さを忘れてしまった。
本来ならシリンダーを外してきて、記載されたキーナンバーをコードブックで検索してしまえば終わりなのだ。
エンジンを掛ける必要もない、トランクさえ開けば良いのだから。

しかしコードブックが無ければ・・・とりあえずシリンダーを眺めてシャーラインが揃うようにカットしよう。
日産のM397は10分の1mmで段差出ていたけど、こうなったら回るキーを作ろう!

久々な作業、段取りも悪いながらドアシリンダーが回るようにカットできた。
ちょっとひっかかりが気になるのだが、そこは勢い。
トランクシリンダーに差してみればエイやと一発開錠。
まずはミスをカバーできて良かった。
コードブックは積んでおこう。

帰る頃にはすっかり暮色が濃くなってきたが、今が夏至で日中の一番長い時期。

カレンダー

«8月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

アーカイブ

ブログ内検索

出動

エリア

静岡県/東部全域・中部・伊豆半島・富士山

神奈川県/箱根・西湘・足柄

山梨県/富士五湖

Tel:0120-550-227
オフィス雅

株式会社 Office雅  静岡県沼津市若葉町7-6  TEL:055-925-6605