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2013.07.13
ダイハツ開錠作業 清水町~富士宮市
今日も悲鳴をあげたくなる暑さです。
ロードサービスをやっていて何が不都合かと言いますと暑いから熱いんです。。。自動車は鉄板でできてますので真夏は車体が熱せられて時には触れられないほど熱くなります。逆に真冬は・・・富士山にあるスキー場で車体に触れた指先がくっつきかけたことがあります。寒さはあまり感じなかったけど一晩駐車場に置かれた車は心底冷やされたようでした。
車体に触れて「アチ」とはお客様の前で言えないもの・・・でも、とっさに無意識に口走ってしまうことも。
さらに嫌なのが、インロックした際にエンジン掛けっ放しのため、エンジンとエアコンのコンデンサーの放射熱。それで火傷するんじゃないかというほど熱いのです。特に鍵開け作業でドアの横に陣取り、電動ファンが回りだすとムア~っと熱気に包まれます。
巷は三連休の初日、沼津から清水町のサントムーンへ向かいますが、国道1号線は午前中から伊豆方面に向かう行楽客の車列で渋滞。暑いから皆さん海に向かうのでしょうね。。。いいなあ。。。
もっとも普段の土日でも、このサントムーンは買い物客で近隣の道路が完全麻痺するほど混みます。国道1号線がそれ以上に渋滞してるせいか、サントムーンの駐車場が空いて感じるほど。駐車場整理の警備員に誘導されるが、現場は入場規制をしている方向・・・毎度のことですけど、事情を話して入場させてもらいます。
仕事はダイハツムーブの鍵開けです。。。鍵屋さんやロックスミスなどシリンダー開錠技術があれば特筆することはないのです。ただ、車体は日差しで熱せられて開錠作業のために指先が触れるや、さっと引っ込めてしまう感じでした。
なんのことはない、保険屋さんはいわゆる一般キーという言葉で片づけちゃいます。
そして夕方、富士宮市への出動要請はダイハツタントです。市街地からかなり離れた白糸の滝の近くでした。場所も朝霧高原に近いので多少標高も高く涼しさを期待したのですが、気温は確かに多少低いようですが小雨が降り出して湿気倍増。
それで、そのタントの鍵穴がコレです。
これまたいわゆる一般キーなんです。
ドアハンドルと丸っこい鍵穴、何も変わらんじゃないか!・・・でこんなことを紹介してるだけならブログの意味はありません。よ~~~~く見比べてください。
ちなみに使用しているブランクキーは同じ番号の物です。
答えは、鍵の開錠時の回転方向がお互いに真逆なのです。・・・と、そういえば丸い鍵穴の位置がハンドルに対してちょっとオフセットされてますね。
上のムーブは反時計回り、下のタントは時計回り・・・なんだ、それだけ???・・・それだけです。実は反時計回りは結構力を配分良く掛けやすいのですが、時計回りはテンションを持ち上げ方向なので、ちょっと力を余計に掛けてしまい、「ありゃ、開かんぞ」てな一瞬があったりします。もちろん、気が向けば瞬殺で開くことも多々ありますが、稀に「うっ、開かん(涙)」ということにもなります。性格のせいでしょう、特にお客さんが真横でじっくり覗き込んでいたり、またそのお客さんが若くて可愛い女性だと格好良くいかないものです。
ちなみにダイハツ車、タントに限らず高年式車は時計回りのようです。さらに鍵穴にキーウェイの溝が深くなりピックしにくいですねえ。
軽自動車!まるで侮別するような単語ですが、最近の軽自動車は開錠だけでなく、イモビライザ-装着車がほとんどで一筋縄ではいかないこの頃。
またその辺は追々と。