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2025年01月

2025.01.23

メルセデスベンツ Eクラス 鍵があっても開かず(沼津市)

入電時に耳を疑った。
2024年登録のベンツ、鍵は手元にあるが開かないので開錠依頼。
ちなみに今年は2025年なので年を跨いでいるが新車同様だ。

確かにこれまでも手元にリモコンキーはあるが反応しないとか、回す力が弱くてシリンダーを回せないという事例はあった。
もっと言えばドアシリンダーのみ回らないという車両もあったがいずれも何年か経過した車だ。
今回はリモコンからエマージェンシーキーまでは取りだせたがドアにシリンダーが無いという申告。

ただたらればだが、2台年式の近いメルセデスを所有していた自宅から出発時に間違って違う車両のリモコンを持ってきてしまった可能性があるんじゃ・・・とか思った。

新型のメルセデスのセダンはドアハンドルがドアの凹みに収納される形で乗車時以外、アウターハンドルは収納されている。
乗車時にリモコンキーを認証するとアウターハンドルが電動で出てくる構造の様だ。
非常時はハンドルを指の力で引き出すしかないがそんなに力は必要が無い。
ボディに傷をつけないようにプラスチックのヘラなどで引き出せる。
そして鍵穴は左側ドアの凹みのみにあるようで、これまでの運転席側という構図ではない。
お客さん手持ちのリモコンに収納されたエマージェンシーキーは当然機能し、ドアは難なく開けた。

さてなぜ反応しない?

新車なのにバッテリーでも上がったかのようだ。
今のメルセデスはスマホにアプリを入れて愛車の状態が分かるらしい。
車内に閉じ込めたスマホを操作すると「なんか電気が弱くなってるって表示されてますけど」とお客さん。
でもなぜ?・・・新車だろ。ライトを点けていてもエンジンOFFでライトも消えるだろうし、室内灯でも点けてたか?

聞けばしばらく駐車場で車内にいたそうで、アプリから「発進してください」という案内が届いていたそうだ。
察するに電源ONにして、更にブレーキに足でも載せてたのだろうか?
それではバッテリーの待機電圧も降下するが、リモコンの反応までしなくなるとはかなり徹底的に電気を使ったものだ。
ジャンピングしてしばらくエンジン回せば復旧するだろう。
お客さんも新車で買って保証期間内だからヤナセに持って行くと言っていた
しかし、ドライバーの知識もここまで低下したのか?

そちらもチャージしてもらった方が良いぞ。
さらに言えば社会問題化している外国人(支那人)の国際免許書き換え問題にあるように、彼らのリテラシーはこのお客さん以下なのかと思うと少しぞっとする。
政府は何をやらかしてんだ。
日本人含めてもっと構造を勉強させろ!
構造と言わずこんなの基礎科学の一環、義務教育で教わる範囲だよ。

2025.01.10

N-BOX,N-ONE,N-VAN系インロック開錠

いわゆるホンダ系の新型車に採用されてるシリンダー、2022年以降は鍵穴の高さ自体も小さく改良されてると言う。
確かこのシリンダー破2016年頃から出始めたとうろ覚えな記憶があり、4トラックシリンダー採用されていた物と違い面食らった。
いやもっと言えばそれ以前のレジェンドだけにもこの鍵穴を上下逆さまにした物が採用されていた。
初めて遭遇した時はその小さな鍵穴を覗き込みピックで押し下げてみたが開錠は成功しなかった痛い思い出があるので、このN-BOX系で一気に普及し始めた時には早めの対策を取って結構鼻息荒くドヤ顔でN-ONEの開錠を成功させた。

あれから8年、ホンダの新型軽自動車だけでなく宿敵?レジェンドでも鍵穴開錠を成功させ、割と相性の良いシリンダーと思っていた。
更に最近になってこのシリンダーがホンダの標準となるらしい話も聞き、鍵穴の小さな2022年モデル以降に対応すべく措置も取って新しい治具も用意していた。

そんな盤石と思ってた時に、ペットの犬を載せてインロックしたとの通報。
楽勝モードで現場へ向かった。その会社の方式で子供やペットなど生き物が乗ってる場合は2社に要請するシステムで、これには本当に惑わされて嫌なのだ。
まるでレースでもやれと言わん対応だし、現場でも落ち着いて仕事などできやしない。
幸い距離的に弊社が一番近いと思われ、また実際に一番最初に着手。
鍵穴を見れば旧来型なので、いつものように1分と掛からず30秒程度で開くだろうと思ったが、上手く奥のピンを捉えられない。
夕方で寒くなってきた性なのか、乗ってる犬が動いて気になるからなのか、それとも他業者が到着前に終わらせたいという焦りなのか。

そうこうして手間取ってると他業者が到着し、一気にモチベーションが下がった。
せっかく来たんだからやってくださいとか適当なことを言い、開錠方法を変えたのだが、他業者は1分くらいで開けた。

そんなこんなで意気消沈しながらも、それ以後もこの系列のシリンダー開錠が続いた。
また上手くいかなかったら・・・とか色々思うことがあったが、どの現場でも30秒で開錠できた。
あの時はなんだったの?
相性が合わなかったとしか言いようがない。

2025.01.06

トイレが開かない(藤枝市)

トイレに閉じこめられて人が出れない。
正直よくあるトラブル。
原因も大体想像がつく。
よくというかほぼ80%はラッチの故障ではないだろうか?
トイレ錠などによく使われるレバー、ドアノブ用の空錠ラッチがよく破損しレバーやノブで動かなくなってしまうのだ。
ラッチ本体の破損で中の爪が折れてしまい、レバーやノブが動いてもラッチ自体を動かせなくなってしまうので閉じこめられてしまうのだ。

解決策は多くのトイレの扉が外開きなので扉と枠の間に薄い金属プレートなどを差し込みラッチを引っ込ませることができれば扉は開く。
時々ラッチの頭が飛び出してしまうケースがある。
こうなってしまうと簡単にラッチを引っ込ますことができなくなる。
現場によって対処方法は様々だが、隙間が大きければラッチの頭の三角の部分と扉奥側の心棒をカナノコなどで切れば良いが、これが動いてなかなかやりにくいはずだ。
もちろん頑張って落っこちかけた頭を位置修正しながら引っ込めることができればラッキーだ。
あとはノブやレバーを撤去してしまい扉に収まるラッチを破壊して落ちかけた頭を引き入れる。
ただこれも状況によっては上手く行かない。
結構様々なケースが想定できる。


しかい今回はレバー錠であったがラッチが原因ではなかった。

原因はこれであった。
トイレ使用時に施錠したら開錠できなくなってしまったそうだ。
幸いトイレからは先のラッチを引っ込める方法で脱出できたのだが、ラッチの破損はなかった。

むしろこのロック側に問題あり。
この表示錠は使用時にこの錠の中に上下にスライドするプレートが下がりレバーを固定し、ラッチを開けないようにする構造だ。
その錠が青表示に戻したくてもプレートが戻らずレバーが機能しなかったのが原因。

なぜ機能しなかったのか?

残念ながら錠を外しても分解対応してないため確たる分析はできなかったが、恐らくプレートが斜めになり上下動しなくなったと思われる。
部品を取外しテストした際も最初は動きがイマイチ良くなく、時々その症状が現れたのだが、非分解な部品ながら隙間から油を垂らし浸透させたらその症状はでなくなったので恐らく推理は当たりだろう。
できれば分解してきちんと洗浄したかったが、無理に分解して戻せなくなっては論外なので症状も解決したので良しとしよう。

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