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2013.10.23
円筒錠が・・・在庫切れ (富士宮市)
やってしまった!
円筒状自体が最近あまり出ないのだが、先日連続して使ったまま補充してなかった。
取引先の一つの九州の問屋から、たまたま他の仕入れるものがあったので補充をしようとしたら在庫が切れていてそのままにしてしまった。
今回の現場は強制執行の現場で、先月催告時の作業があったのだが、きちんと下見をするのを怠ってしまった。
玄関はもちろんチェックしたが、裏口が二か所あった。
二か所とも普通のドアノブかと思いこんでいた。
長期間不在で締めきった家の中は冷蔵庫からの汚臭がひどく、9月とはいえ家の周りには大きな女郎蜘蛛が巣を作り、雑草も伸びて足場も悪く裏口まで開けて確認せず、外から眺めて2か所!で終わりにしてしまった。
今回、明け渡しとなるので鍵は一式交換となる。そして初めて開けた裏口・・・ガーンであった。
まあ、やれる場所をやってしまおうと、表玄関のゴールのシリンダー1個、裏口のドアノブ、しかし昨今主流のビスピッチが44mmの物ではなく50mmの昔出回った物だった。
ドアノブとみれば、せいぜいその44mmか50mmの違いくらいだろうと思っていた。
あとはミワだったら特有の二本爪か、アルファなどは薄板の物だったりするので、現場でサンダーで厚みを調整したりはするが、円筒状となると・・・。
鍵無のUS1Eなら在庫があったので、例えば外側のシリンダー部分を空錠の物にして、室内からプッシュボタンで外からは開けられないようにできれば、それも対応策の一つ。
しかし、取り付けられていた物には通常ある外側のノブを外すための措置がされてなく、部品交換以外に道は無かった。
こんな時は・・・ホームセンターに走るだけ。
ちょっと現場を失礼して(既に物件内で引越し屋さんが荷物をもとめ始めていたので居ても邪魔なだけ)、近所のホームセンターに走った。
しかし、戻ったものの、ドア厚の問題が出た。
円筒状は円筒部分の厚みがあるので、通常ドア厚が33mm以上に設定されているが、このドアは28mm程度。
前についていた部品は、なんとか規格外でも問題なく取り付けられていたが、私が普段仕入れているゴールの物も、今回調達した物も、取り付けると部品とドアに隙間ができ、がたつく。
したがって仮に在庫があってもここでとん挫したに違いない。
こうなっては・・・外側にスペーサーをつけるしか方法は無いのだが、スペーサーも調達すべきか・・・あ、エスカッションが残ってたかな?それより・・・と前についていた錠のカラーを活用してしまった。
少し見てくれに難ありだが、ガタつきもなくしっかりしている。
おそらく債権者も建物は壊し更地にするだろうし、施錠がしっかりできればそれで良しとなった。
いつもは在庫しているのだが、たまたま切らした(1カ月ほどですが)円筒状。ホームセンターの営業時間内だったのが何よりでした。
たまに深夜で壊れたというのもあるので、早めに補充しておこう。