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2014.01.17
ホーム金庫 ダイヤル開錠 (三島市)
ホーム金庫のダイヤルをガムテープで固定して鍵のみで開けていたが、ガムテープが劣化し張り替えようとしたらダイヤルが回ってしまい、番号が分からないので開けて欲しいと言う依頼。
まあよくあるケースなのですが、やはり仮にも金庫のダイヤルが回ってしまい開かないとなると焦るようです。
それはそうですね、テレビドラマなどでは聴診器を耳にし、神経質にダイヤルを回して開ける泥棒手口がよく紹介されますから。
さて、私たちに仕事を依頼するお客さんも作業はきっと聴診器を当てて・・・というスタイルを期待するようです。
残念ながら弊社ではそれはやってません。
確かにダイヤルとデッドが擦れる音を頼りに番号を探り当てる理屈は分かりますが、かなり面倒です。
ダイヤルのディスクは3~4枚で、多くは4枚あります。
機種によりますが、まずダイヤルのディスクはホーム金庫ではドライブディスクの直径が大きいのです。
つまりは擦れる音はこのドライブディスクからの音だけで、このディスクの番号は軽くテンションかければ簡単に分かります。
他の3枚・・・残念ながら音を聞くことはできませんので。ホーム金庫では聴診器で開けられません。
ディスク径の大きさが同じなのが業務用のボックス型ダイヤル錠を使ったものなのですが、私はやったことないのでどんな音なのか?
4枚擦れてる音と3枚の音の違いを聞き分けて4通りの数字を導き16通りの組み合わせで並べれば合うと言う理屈ですが詳しくはまたそのうちに。
今回はホームセーフです。
触った感触でダイヤルが素直で凄く良い感じ・・・こりゃあ、1分掛らず開きました。
私のやり方は万有引力の法則を使ったやり方です。。。と言うと難しそうですが、重い物は下に来るけど軽い物は上に行くという理屈。
ダイヤルが素直に動くほど合わせやすいのです。
具体的なやり方は内緒、是非ご用命いただければ目の前でご披露いたします。
もっともやり方だけ分かっても、ちょっとしたスパイスが必要なんですけど。
さて、今回のお客さん、今後もダイヤルはあまり使いたくないそうなので、少し加工しダイヤル操作をする必要が無いようにしてあげました。
正面から見た感じは今までと同じなのですが、ダイヤルは合わせる必要はありませんし、また回ってしまっても簡単に合わせられます。
これ結構年配の方には受けるんですよね。
もちろん開錠をしたお客さんにはサービスです。
金庫のダイヤル開錠はOffice雅キーレスキューにお問い合わせください。
業務用の金庫もスーパーダイアラーで開錠をしています。