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2014.02.05
キーマシン修理
独立開業時に買ったヤナセのコードマシン(キーの切削機)が最近具合が悪い。
昨日今日悪くなったのではなく、トラックを作業車にしてた頃からだろうか?いずれにしても7年くらい前から。
症状はスイッチの接触不良で、スイッチONでモーターが回り出すと、アレアレって感じで回転が遅くなったり止まったり。
トグルスイッチに触れるとまた元気に高回転で回り出すので、癖としてそのままでした。
スイッチ交換すれば済むでしょう。。。
そして、しばらくは元気までではないけど、とりあえず不具合もなく動いてました。
もっとも鍵を作る仕事自体が少なくなってるので、それで結構修理をするタイミングが引っ張られた感じですが。
とうとう先日、煙を出してしまいました。
スイッチに触れないままカッターを回転させてると、スイッチでショートでもしてるんでしょうか、白い煙とパチパチという音がしてきます。
こりゃヤバいですね。。。終わったかな?
このマシンも購入から14年、特に大きな故障もなく、一度ダイヤルの深さやや振りの位置を調整したくらいで購入時のままです。
歯も切れ味落ちたと思いつつ、研いでもいません。。。そのうちやらなくちゃいけないとは思ってますが・・・。
一度調子が悪くなった時はモーターのせいかと思ったのですが、結局交換もすることなく使ってます。
しかし、今回は・・・煙を吹く、つまりはスイッチの中でショートしている可能性もあるので、重い腰をようやくあげて修理に掛りました。
幸い、トグルスイッチの余分が一つあるので、それを使っちゃいましょう。
でもスペアの部品は3極の物で電流を切り替える物、ここで使うON-OFF用ではない・・・まあ使えるので細かいことは気にしない。
てっきり、配線の接続はキボシを使っていたと思ったら、スイッチとは半田でつけていた。
スイッチ本体を外すためにビニールコーティングされた部分をめくると・・・あら、一か所半田が取れていて、ビニールのカバーが溶けていた。
つまり、そこでスパークしたことでボヤになったんでしょうね。
スイッチのグラつつきを押さえることで症状が無くなったのは、接点が確実に触れるからだったようです。
それなら答えは簡単と、半田で修理。
ヤナイのキーマシンは無骨な作りでハイテクには見えません。
でも車載には良いと言うのでそのまま使ってます。
車載すると、結構色々と力が掛り、華奢なマシンでは設定がずれたり、時には本体が破損することもあるようです。
そういうことが無いので信用できるんですよね。
とりあえず、再びしっかり取付・・・引退するまで使えるかな?