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2014.04.02
フェアレディZ(Z33) インロック開錠 (三島市)
実は恥ずかしながら一度このZ33のフェアレディZの開錠に行き、開かずに失敗しています。
その日はなぜかタンパクで、すぐ結論つけちゃったのです。
今回の現場は三島市の農の駅、ただ気候が良いですからモチベーションは全然違います。
意地でも開けなくちゃって気持ちでした。
しかし、前回同様にピッキングでは閉まる方向には簡単に回せます。
そこからショットドライバーで逆転させようとしても、回しきれません。
全く前回と同様の状況。。。諦めてしまうことは簡単です。
通常日産車の日本仕様は運転席側の右ドアのシリンダーを左回しで開錠なのですが、このZは右回しなのです。
もし左側にもシリンダーがあれば簡単な話なのでしょうけど、最近の車は運転席以外にシリンダーは付いてません。
ロッドを車内に入れて開けるにも、スポーツカーならではの長いドア、ロックボタンまでの長くて堅いロッドが必要で、持ち合わせの物では足りません。
ピッキングの右回しも良いところまで行くんですけど、どうも最後が決まらない感じなのです。
しかし、今回はちょっと以前とは違って粘ります。
テンションは通常左側を持ち、左回しだと下に力が掛るように持つのですが、逆にセットして右回しとなる下側に力を掛けるようにしてやってみました。
少しやりにくいのですが、下に回すようにやればそんなに「やった!」というほど苦労せず回るじゃないですか!!!
前回もここまで固定観念にとらわれずにやれたら、後味悪くなく成功したのに。。。
ちょっと時間を掛けてしまったので、お客さんも少し諦め気味な雰囲気、そこで開錠が成功したのでそれなりに喜んでいただけました。
なにより私がうれしかったのですが。。。