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2014.06.24
三和シャッター(ディンプルシリンダー)開錠 (熱海市)
作業ではなく、これは段取りで大失敗でした。
現況調査で事前に予定が入っていたのですが、それは覚えていたのです。ただ現場が複数個所あることを忘れていて、次にアパート物件の作業を抱えてしまいました。
仮に1か所だけでも、引き返して現場に向かうと時間的にはかなり厳しい、作業でひとたびモタモタすれば、確実に遅刻。
それでも施主の「少しくらい遅れても良いよ」に甘えて、断らずに受けてしまったら・・・あら、FAXの地図が2枚。。。完全にダブルブッキングしたことに気付いたのが、直前の夜でした。
幸いダブルブッキングの方は同業者に変わってもらいました。「たら」「れば」でもしかしたら、ぎりぎり現場に入れたかもしれないけど、やはりもしかしたら間に合わないので、他の方を待たせるのも申し訳ないので、請け負ってもらいました。
さて、こちらの現場は、まずは貸しビル?賃貸アパート?からの調査でしたが、現場が少々状況が変わっていたらしくキャンセル。
そして次の現場へ。
ちなみにこの時点で30分前倒しでした。。。となるとダブルブッキングの方も行けたかも、そう思うとたまらなく落胆したくなるものです。
移動すること約40分、ここは倉庫??・・・シャッターが4枚閉まった状態で他に入口は無し。
鍵穴を見ればディンプルキーでした。
開きにくいけど開かなくはないかな?
そんな雰囲気で、ピッキングを始めました。。。おかしいなあ、ワンクッションが入りそろそろ開くかなという感じでも開きません。
そしたら、ピンが上側のサイド二方向だけと思ったら、下側からも出ていて合計四方向。
しかも下側はなんか見えにくいし。。。
気を取り直して作業再開したのですが、この日はカンカン照り、じっとしていても汗が滲み出てきます。
そんなことを言い訳にしたくなりました。
でも、開けなくちゃ・・・手段を選ばず、と他にドアや窓は無いものだろうか。
とりあえずシャッターをいじってみました。
鍵のついたシャッターは開きません、やはり施錠されてますね。
両隣もガッチリ固定されてるようで開きません。
こりゃいよいよダメかな・・・そう思い、腐りかけたシャッターに手を掛けましたら・・・あれれ開いちゃいました。
鉄やペンキのかけらがボロボロ落ちながらも。。。
試してみりゅものですね。
シリンダーからの開錠はできませんでしたが、結果オーライ。
調査も滞りなくされたことでしょう。
そして、もしダブルブッキングの現場に向かうなら・・・予定時刻まであと約30分。
普通に走って60分くらい掛るでしょうから、多分間に合わないかな。
時間をチェックしながら事務所へ戻りましたが、恐らく行ったとしても15分~20分遅れだったでしょう。
微妙ですね、遅刻で許される範囲だったのかどうか。
完全に間に合わなければ諦めもつくでしょうが微妙なところなので、なんとも歯がゆい感じでした。