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2014.09.17
競売物件の調査
競売物件の現況調査で住宅の開錠を行った。
この作業は公務に基づくのであまり具体的には書けないのだが。
玄関を開けてまず思った。
左右に所狭しと積まれたのが開き箱なのだ。そして足元にはペットボトルの開き容器や空き缶。
段ボールに目をやると、色々な商品名の物がある。
DVDレコーダやパラボラアンテナ、パソコンやその周辺機器。。。もちろん中身は空。
食品や飲み物もまとめ買いしたのだろう、開き箱からそれが伺える。
また開き箱に混じって何の物なのか機械類があったりする。
はっ切り言ってゴミ屋敷なのだ。
しかし、見ようによっては、宝の山でもある。
何せ有価値廃棄物が多いのだ。
段ボール、紙類、ペットボトル、金属類・・・分別したら資源の山。当然機械類の中にはリサイクルできるものもあるだろう。
更に言えば、まだ型の崩れてない開き箱にもし中身があれば、・・・というかどれだけ無駄使いしてるんだよ。
その金があれば競売に掛けられなかったような気がしないでもない。
それらが資産としてあれば・・・何百万とかになるかな?
あくまでたら・ればの空想の世界だが、今は主無き空き家だ。そして競売ではこれらは廃棄物で無価値。
処理業者もゴミとして捨てるだけ。
なんとなく、センチメンタルにふけってしまった仕事であった。