ブログ
2014.10.03
マンション玄関ドア破壊開錠 (沼津市)
久々の深夜作業であった。
帰宅したら鍵を出先に忘れたとの開錠依頼。
昨今のシリンダーはほぼピッキング不可能だろうが、築年数からサムターン回しで開けられそうだ。
実際現場でもその方法を選択するまで時間は掛らなかった。
しかし、開かない。。。。
開くはずなのに開かない。。。
先端のゴムが劣化したせいか?それとも右回しと間違えてるのか??
交換しても開かない。。。
こんな時に冶具の先端にCCDカメラが欲しいなあ。
今までは感触で大体分かったのだけど、やっぱり年のせいか鈍ったかな???
ただ、なんか普段とは違う違和感はあったのだ。
サムターン回し防止用の冶具を付けてないかな?・・・と疑心暗鬼に住人に尋ねても何もつけてないそうだ。
しかしなあ・・・サムターンに触れてるような感触じゃないんだよなあ。。。
さすがに、夜も2時、本来さっさと終わらせるつもりがもうこんな時間だが、ここでギブアップ。
実は作業しながら少し眠くなっていたので破錠しか選択肢無しと判断した。
社宅なので鍵が変わることを心配した住人だが、内筒を活かせる方法で破壊することにした・・・のだが時間も時間。
幸い沿線道路に頻繁にトラックが走り、結構建物に共鳴してうるさいのである意味チャンス。
ホルソーで穴を開けて開錠!
そうしたら、やはりサムターン回しを囲むようにプラスチック製のガードが装着されていた。
これでは外からどんなにやってもダメだ。。。しかし入居者も気がつかなかったとは・・・。
約束通り、内筒を新しいシリンダーに入れ替えて、鍵穴の変更はなしで作業完了。
もし入居者の情報が正確ならもっと早く床に付けたのに、帰社は3時だった。