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2014.10.30

ダイハツ ミラ 紛失キー製作 (富士宮市)

先週から続いたキャンセルの波。
まさか、また?

ダイハツミラの鍵を失くしたということで、現場急行。
5分ほど遅れながらも今日範囲内で到着し依頼者とも難なく合流できた。
「これです!」
と、ドアを開けた依頼者。。。え?であった。

入電では、鍵は閉められたままなので、鍵の開錠と出動費は保険会社請求で鍵の作成分のみ依頼者からの現金払いであった。
しかし、ここからが保険絡みになると厄介なのだ。
施錠されてないケースでは、今回の損保会社からは保険扱いにならないため、全額が依頼者負担となるのが原則なのだ。
そこで、電話口のオペレーターと依頼者の言った言わないの相違が始まった。

全額負担になった場合、最悪はキャンセルとなる可能性もあるのだから。

料金についてはこれまた厄介。
確かに紛失キーの作製分としての現金回収分は見積もりましたが、この金額はあくまで弊社の定価で開錠費用や出動費用も含みいれた総額。
紛失キーの作製だけでも同額なのだ。
従って、損保会社のインロック分を差し引かれてしまうと、こちらとしては目減りしてしまう。
やればできなくはないが、仕事の魅力が減る。
仮に全部が明瞭であって、事前にドアはあくがキーが無いとしても金額は同じで言ってたはずなので、その矛盾に苦慮する。

とりあえずどうするか、私は傍観者となった。
どうすると言っても、保険会社がお客の言い分を認めて、一部保険会社の負担にするか?
それとも、原則通り、全額依頼者の負担として、弊社はキャンセル扱いにするか?
ただその場合も選択肢ができて、保険扱いはキャンセルでも実費負担でその場で作業は継続する。
じつはこうしてもらえば、思わぬ二重取りができて儲かるのだが。
例外的にもオペレーターのミスを認めて出動費を保険会社が認めることにし、そのまま作業へ。
傍観は良いのだが、待つこと80分・・・待機料はいただきますよ。規定にも書かれたことなので。

モチベーションも下がったものの、作業へ。
内装外して、シリンダーを取り、その番号でコード検索をしてカット。
最近減ったがキー製作は効率良いんですよね。

しかし、こんなにゴタつくなら、すっとボケてインロック状態の作業をしたことにしちゃえば、お客と私は利益を受ける。
ただ、パートナー会社として弊社はやってない作業を請求するので、架空請求となてしまいバレたら契約の信義違反になる。
どっちを向いて仕事をするかということだが、信義違反でも依頼者にとってはむしろメリットが大きいだろう。
バカ正直な報告をしてしまって少し考えさせられてしまった。
バレないとは思うが、明らかにそうしたことを許容できない窮屈な社会になっていたことに改めて痛感しました。
 

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