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2014.11.26
顧問弁護士が誰々とか書いてある鍵業者さんって??
ネットサーフィンをしていたら、結構派手にSEO対策してる感じの鍵業者のホームページに当たった。
手広くやってるのかな?・・・と思いつつスクロールダウンするや表題の『顧問弁護士 誰の垂れ兵衛』と書いてあった。
顧問弁護士???
顧問弁護士ってことはお抱え弁護士ってことですよね!
お抱えってことは専属するための顧問料を払わなくちゃいけないわけで、敏腕弁護士ともなればそれなりの高額な顧問料なことでしょう。
有能な弁護士を抱えるってことは、
訴訟で負けないため←訴訟案件がある←ヤバイ仕事を引き受けてるか、作業でミスを頻発している
そんな図式を思い描いてしまいます。
まあHP上なので、単に「虎の威を借りる」って所なのでしょうが、つい突っ込みたくなります。
それに顧問弁護士がついてるんだぞ!。。。と自慢するあたり、いくらでも訴訟を受けて立ってやる!ってことでしょう。
訴訟を受けるって、要はケンカ上等ってヤツですね。
顧問料払ってるんだから使わなきゃ損、・・・やっぱケンカ腰ですね。
大人のケンカなので暴力は振るわないのでしょうが金銭で持って行かれます。。。こういう業者さんってどうなんでしょ?
実はHPの記載がウソぴょ~んとか言わないと思いますけど。
弁護士は弁護士でも弊社も弁護士案件の仕事はあります。
おもに強制執行時の代理人として立ち会う弁護士なので、訴訟ではありません。
債権者の代理人として、競売や明け渡しなどで法的に民事解決をするために現場に来ておりますが、開錠の指示は裁判所の執行官の判断となり、弊社との接点は単に作業料の支払いだけ。
それでも、知り合いになった弁護士事務所の何か所の鍵の交換やメンテナンスの仕事をいただいたことはあります。
結構弁護士は仕事柄からなのか、凝ったシステムが好きな様で、室内でカメラ見ながら施開錠する電気錠や、小さな事務所なら外出時にいたずらされないような工夫をしたいとか。
まあ、事務所にはコソ泥には二束三文の書類ばかりですが、関係者にすれば金銭に変えられない重要な書類や場合によっては資料もありますからね。
さて弊社で訴訟となった作業案件、つまり弁護士が示談を含めて必要となった案件は・・・残念ながらこの仕事を十数年、法人にして数年ですが未だに一軒もありません。
それがある意味で自慢かもしれません。
もちろん、ミスはありますし、それによってお客さんに不利益や損失となったことはありますが、非がこちらにある物は弁済しなくてはならないし、逆に過剰な補償を要求されれば拒否しなくてはなりません。
確かに言いがかりをつけてきたお客さんはいました。
あくまで作業なので、該当するお客さんの私物に触れることもあるわけで、そこに目を付けて言われた物や、過敏なほどに反応してくることについては毅然と対応してます。
中には自動車の開錠で車体に手を触れぬようにと言ってきた方もいました。。。さすがに無理、超能力者じゃないので鍵穴は触らせてもらいましたが。
幸い、お客さんには恵まれてるのかな?