ブログ
2014.11.26
ホーム金庫 ダイヤル開錠 (下田市)
昔はホーム金庫でもダイヤル開錠と聞くと緊張したものだけど、最近は舐めくさってますね。
そもそも研修当時に教わったのはダイヤルは破錠するものでしたし。
どうやるかと言えば、ダイヤルの中心位置にドリルで穴を開け、ダイヤル錠のシャフトをなるべく深い位置で折るのです。
そうすれば中のディスクは残りますが、デッドボルトが十分に動けるほど左右に動くので鍵があればそれで開きます。
もちろん、それは開業当初のことで、1年もしないうちにドリルなど使わずに無傷で開ける方法が普及。
いわば万有引力を使った開錠方法なのです。
至ってシンプルなのですが、シンプル過ぎてネタ明かすとお金がもらえなくなりそうなので読んでる方は想像してください。
久々に下田まで出張。
ただもう夕刻で出張を楽しむ時間じゃないのが残念。
できれば午前中に仕事を終わらせ、市内で昼食を取って、海や景色を見ながらノンビリ帰って来るのが理想なんですけど、そうも言ってられない。
普段は鍵のみで開け、ダイヤルはいじってないという良くあるケース。
何かの拍子でダイヤルを動かしてしまい、慌てて更に回してしまったそうです。。。完全にずれちぃましたね。
よくガムテープなどでダイヤルを固定してたりするのですが、これも意味が無いので、やってる方は考え直してください。
ダイヤルを固定してるつもりでも、実は固定されてるのは4枚あるディスクの後ろ側1枚のみで他の3枚は動いてしまうのです。
そこで万有引力を使えばダイヤルを揃えることができる方法でやるのですが、早ければ5秒で開いてしまいます。
一度ふざけてたわけではないのですが、ドライバーの柄で木魚のように叩いたらそれで開いてしまったことがあります。
ポクポクポク、チ~ンでした。
開けば、あとは裏ぶたを外してダイヤル番号を読んであげれば不明なダイヤル番号が解読できたので通常に使えます。
さあ、暗闇の雨の中、帰りますか。