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2015.03.17
引戸錠不具合→交換 (南伊豆町)
久々に良い仕事だった。
私の言う良い仕事はそこそこ遣り甲斐があり、時間に余裕があり、そこそこの単価を取れることだが。
南伊豆町で引戸錠の鍵穴が奥まったまま戻らないので修理をして欲しいという依頼。
夕方の電話だったので即刻の修理依頼かと思ったが、一応「明日でも良いですか?」と断ってみれば、あっさりと明日の予定に。
時間も午前中と大雑把な区切り。
これって最高に気分がリラックスできるのです。
例えば時間を細かく切って予定すると、中にはその時刻を過ぎると催促する人もいる。
今回は翌日に改めて訪問。
場所は南伊豆で弊社からは南に80km、ざっくり2時間以上かかる(高速道路はありません)。
MWAのSL77という引違錠、カギを挿入してから押し込んで回すタイプで、そのシリンダーを戻すバネが絡んでいるようだ。
バックプレートからスプリングの端が出ていて、これが原因でシリンダーをきちんと押し出せていなかったようだ。
ただこのタイプは時々こういうトラブルは起こりうる。
かつて弊社でも修理依頼で直したものの、クセのようなものがあるのか1か月後にまた同じ症状になったと呼ばれた。
最終的にそっくり交換することになった。
お客さん側も年配のせいか、きっちり直して欲しいと今回のトラブルがよほど堪えたようだ。
それであれば、またトラブルの可能性を抱える修理より新品に交換するのが無難だ。
同じミワでも新型はカギを挿入し押し込む必要はなく、そのまま左右に回すだけ。
防犯上も眼鏡のPRシリンダーになり鍵の複製も難しくなり防犯上は格段に向上したものだ。
取付で建具がしっかりしてるのがまた気持ち良い。
よく建具が経年で歪み、ドアがきちんと閉まらなくなってしまっているケースがあり、戸車の調整をしなくてはならなかったり、場合によっては戸車が破損しているものもある。これはちょっと気分も良くない。
新しくなった引戸錠にお客さんも気に入ってもらった様子。
代金のほかに心づけまでいただいてしまった。
そういうこちらっも遠距離出動なので少し出張料を増そうか悩んでいたところ、結局は行って来いという感じだったか?