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2015年04月
2015.04.29
ICカードキー錠修理 (川崎市)
夕方、賃貸アパート管理会社にメンテナンス保険を販売してる会社からの依頼。
川崎市です!川崎市です!川崎市です!(大事なので3回書きました)
弊社は静岡県沼津市です。
静岡県も県内といえども端から端までは200km近くあります。半島の最南端だと100km、でも僻地なので業者も無いので弊社で向かってます。
しかし、川崎市は都会です。業者の数も取って捨てるほどあるでしょう。
たまたま、登録業者が夜遅くまで対応できないと言うので弊社での対応となりましたが、到着は20時予定です。
川崎市は実は私の育った町、実家がまだありますので、そんなにアウェイ感は無いのです。
それでも、現場は行ったことが無い場所なので、袋小路の道に少し往生しましたがほぼ予定時間通りに到着。
ミワのPMKに取り付けるICカードキー錠で、電池を入居者自ら交換したら、作動しなくなったとのこと。
とりあえず電池の電圧チェック。。。と電池ボックスを見たらターミナルに青錆が・・・電池の液漏れのようだ。
案の定、本体の端子にも。
電池は新品ということで、一応個々の電圧はOK、安価な中国製だと新品でも規定電圧に行かないものもあるので点検は大事。
結局のところ、この端子が絶縁状態になってるので、研磨して洗浄すれば通電するのだが、思いのほか本体がやりにくい。
許可も出てるし、通常のMIWAのシリンダーへの交換で対応しようかと外してみれば、本来シリンダーを留めるはずの金具がこのIC錠を採用する際に外されていて、私も手持ちがなかった。
シリンダー交換で終わると思えばそれが不可能となり、IC錠の分解整備となった。
分解しないと本体の端子の洗浄が行えないのだ。
まあとんだ手間となったが、ピーという音とともに電源が入った時は救われた気分であった。
シリンダー交換だと翌日不動産業者契約の業者がIC錠を交換に来るという二度手間であったのだから。
売り上げこそは交換より少ないが、気分転換には良いかな。
帰りに国道246号線をそのまま上り、渋谷を経由して帰った。
久々の都会(久々と言っても昨年12月)、まあ夜は確かに何年振り。
よくテレビで外国人観光客が話題になるが本当にスクランブル交差点でカメラを取りながら応談してた。
高校生の時は毎週のように来てたので、見馴れぬ風景に異国にでも来た気分であった。
基本的にはあまり変わってないが新宿は本当に変わった。。。とつくづく思いました。
2015.04.29
金庫修理 (富士市)
金庫の開錠時にダイヤルを合わせた後に、なかなかレバーが動かないで、何度かガチャガチャしてようやく開くので、その部分の修理依頼であった。
店舗で使っている金庫。
おそらく書類か、売上金を入れたバッグの端が扉にはさまってるのかと思った。
しかし、現場に行ってみると確かに現金は入れてあったが、つり銭が中心でバッグには入ってないし、書類の類も入ってない。
裏扉を開けてみるが、外観は特に破損などもない。
しかしダイヤルを回してみると・・・固着などはないし、重くもなっていないが、三枚目のディスクが揃い4枚目を合わせようとすると三枚目が止まったままでとどまらず4枚目に呼応して少し動いてしまっていた。
そしてレバーをガチャガチャと動かすうちに三枚目が少し動き、辛くも開錠となってたようだ。
ダイヤルの合わせ方が悪いのでもなく、またシャフトとの摩擦が強いのでもないようだ。
潤滑スプレーを吹き付けても解決せず、とりあえず外して、ディスク間のスペーサーなど接してる部分を清掃し、油洗した。
しかし、完全解決とはいかず。
三枚目と4枚目のスペーサーの向きを逆にしてみた。
スペーサーが4枚目との摩擦が大きいようで、逆にすることで3枚目ダイヤルの誤作動が防げた。
ちなみにこの店舗には昔バージョンの弊社のステッカーが貼ってあった。
確かに来た記憶があるのだが、何を作業したのかが覚えてない。
ただ悪い印象は無かったからリピートしてくれたのだと思うが・・・なにをやったんだっけ?
富士市に電話帳広告を載せてたのはかなり昔だし、ステッカーも昔バージョンの銀色(今のは白だが製作はそんなに差は無い)。
なんにせよ覚えていていただいてありがたい限りでした。
2015.04.22
金庫 ダイヤル錠開錠 (富士河口湖町)
また珍しい地域からの入電であった。
お隣、山梨県で今は市町村合併などで名称も変わってしまった富士河口湖町から。
その周辺の旧山中湖村や富士吉田市あたりは時々行くことがあるが、河口湖町は多分初めてでは?
しかも、金庫というのがユニークであった。
ホーム金庫のダイヤル番号不明の案件。
ただお客さんが大至急という割に、なかなか料金面で折り合えず。とりあえず電話で決着できた。
作業もいつもの振動を利用したダイヤル開錠で、今回はお金を取れないほどの短時間で揃ってしまった。
いざ清算しようとすると、電話で付いたはずの金額闘争となった。
1000円でも良いからまけてと粘るのだ。
確かに原価のない仕事だが技術の安売りはしたくない。
この泥臭い値引き合戦にかつてサラリーマン時代に甲府の営業所にいた時代を思い出した。
そういえば、こっちのお客さんはなかなか値引きでねちっこい交渉してきたなあ・・・。
当然今は山梨を地場にしてるわけではなく、駿河っ子らしく大小切りに負けずに突っ張るものは突っ張った。
ちなみにこの周辺で金庫のダイヤル開錠をする人はいないと思う。
地域的に甲府当たりの業者が出張でやるのだろうから商機としては十分なのだろうが。
それでも、この時期の週末、車もなかなか混雑し、結構移動に時間が費やされた。
それでも山梨まで出張はやっておりますので、都度お問い合わせください。
2015.04.22
自動車のカギの閉じ込み (伊東市)
最近色々な車のハイブリッド車バージョンがでてきて、時々驚かされる。
ご存じトヨタのプリウスに始まったと思えば、エスティマにもハイブリッド車が登場。
そしてアルファード、今ではレクサスやクラウンなどの高級車にも。
逆にコンパクトカーだってラインナップはそろっている。
しかし、まさかこのネーミングのハイブリッドが登場するとは・・・その名もカローラ。
別にバカにしてるわけではないが、いわゆる量産乗用車を絵にかいたようなモデルにもハイブリッド化の波。
しかもレンタカーであった。
そのレンタカーのトランクインロック。
初年度登録は平成24年というから、シリンダーはMT-6の内溝タイプだと思っていた。
実際にカローラの系列でよりカジュアルユースの車両などには内溝キーになってる車両もある。
大衆車に内溝を使われてしまうと、なかなか難しいからと高い料金を提示しにくくなる。
そういう意味では価格破壊だがやる気をなくす一面もある。
しかし現場へ行ってみたら、鍵穴が内溝と言う割に縦長だったのでテンションを入れて覗いてみれば、ギザギザのカギのタイプのM382タイプであった。
今や車種では鍵が判別できなくなりつつある。
とりあえずピッキングで開錠をし、カギもトランクで発見したため私の仕事は終わり。
少し遠方出動だったので、特殊キーで料金の上乗せを皮算用をしただけに残念であった。
2015.04.03
金庫カギ開け (伊豆の国市)
ホーム金庫の鍵開け、ただダイヤル無でキーを充てるものらしい。
マグロックだとすぐに氷塊。
磁石を活用したもので、反発させることで承認してます。
ピッキングでは当然鍵穴が無いので開きません。
そのせいかお手上げの業者は多いみたいです。
私も一度構造が分からず壊したことがあるのですが、結構手間かかりましたね。
何せ中に入ってる磁石を全部出さないとならないのですから。
でも、要は反発することができれば良いので、S極とN極を検知棒で探って、小さな磁石を使ってキーを作ってやれば良い・・・スクーターのシャッターも同じ理屈な物があるのでこの方法で開けることはありますが、金庫は・・・できなくないけど面倒。
ピッキングは不可能だがバンピングで開けられます。
作業風景を見てしまうと金を払いたくなくなるかもしれません。
ほんの一瞬で開くこともありますので。。。
しかも、理屈を知ればなんともコロンブスの卵・・・でもそれが技術料なので、知りたい方はお問い合わせください(ただし要現場依頼)。
2015.04.03
キーナンバーについて
ちょっとここのところ問い合わせが多かったのがカギ番号からの合鍵作成。
純正の鍵には通し番号が刻印されている。
実はこの番号があると複製ができてしまう。。。そう思う方は多いでしょ。
もちろんできるものもあればできないものもあります。
シリンダー番号から取れる情報はカギの高さと言えばスッキリするでしょうか。
例えばホンダのバイク。
古いバイクには200通りの高さしかなく、たまたま間違って違う鍵をさしたら、回ってしまったなんてことがよくあったと思う。
しかし、実は高さは200通りでもブランクキーに種類がある。
溝が逆だったり、ミーリングの有無や、首長のキーヘッドだったり・・・年式によって違うのだ。
新しいシリンダーに適合した物なら古いシリンダーには適応できるケースは多い。
しかし、逆は無理。
ロッカーなども、まずは合うブランクも探さなくては厳しい。
番号の頭にAやKがつくものが結構多いのだ。これだけで発注されても必ずしも合うものが出てくるとは限らない。
逆に自動車などは、キー番号からブランクキーまでが特定されてしまうものが多い。
しかし、某鍵の問屋で大手のコードブックにも誤植は結構あり、私も現場でコード作成を断念し、分解して作成したことがあった。
結論、シリンダー番号だけでは正直心もとないのです。
もちろん、そんなことは構わず発注してしまう業者もあるようで、結果届いた鍵が回らないとか刺さらないことはよく見かけます。
そんな訳で弊社は現場で確認作業までするのでどうしても割高になってしまうようです。
それでも他所で断られての依頼が時々あるんですけどね。
2015.04.03
アパート鍵開け (御殿場市)
最近はやり?の家賃支払い代行業者(?)から、住人の安否確認の依頼でアパートの玄関の鍵開けに行った。
他の仕事で面識を得たので会うのは二度目の担当者。
該当物件の玄関前に立った感じでは、とりあえず最悪の状況は無いと感じた。
聞けば家賃どころか電気も電話も止まってるらしい。
連絡が取れなくなって相当の時間が流れてる・・・となると、万が一の場合だったらかなり異臭がしただろうがその感じは無い。
ミイラにでもなってしまえば匂いは出ないだろうが。
債権会社、物件の管理会社、そして警察の立ち合いで開錠をするのだが、警察が遅い!
30分もして、目の前を自転車で通過した警官、なんかキョロキョロしてるから、この人だ!と思い声を掛けた。
「いや~道に迷っちゃって」
お~い!本署から来たんじゃないだろう、地域課のお巡りさんでしょ?
久々に頼りなさを感じてしまった。
シリンダーはゴールのV18ディンプルシリンダー。
古い型式なら開かなくもないが、それより建具の構造からサムターン回しの方が早い。
開錠ワケなく。。。
そしたら新聞受けから鍵が落ちてきた。
どうやらこの部屋のカギのようだ。
つまりこの意味することは・・・この部屋にはもう戻らないということだろうか?
当然警察官の見聞で室内に事件性の物は無く、住人は不明のまま。
まあ人身じゃなくただの債権管理となったので、あとは粛々と進められるんじゃないでしょうか。
実はこの現場の後に別の仕事が入っていて、警察官の遅れなど結構イライラでした。
次の現場は2歳の子供が部屋の鍵を掛けてしまい開けられないというトラブル。
他に頼んでもらえば良かったのですが、一旦断った後に再度の入電だったので、待ってもらうしかないのですが、やっぱイライラしますね。
電話口で子供の泣き声が響き渡ってたし。。。
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