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2015.06.06

金庫開錠 (裾野市)

お寺さんからに紹介だった。
お寺と言っても別に宗派が違うので菩提寺ではない。
ただの知り合いなのだが、何度かそのお寺持つ金庫や机の開錠をさせてもらった関係である。
そのお寺さんの檀家にあたる家だそうだ。
電話で見積もりを聞かれたが2個あるのとその金庫の大きさやセキュリティの具合は分からないので曖昧にしか答えられなかった。

行ってみればホーム金庫が二個。
一個はマグネットキータイプの物、もう一個はいわゆる普通のダイヤル錠とシリンダー錠のついた一般的なものであった。
どちらも鍵が紛失状態でダイヤル番号は不明。何もない状態。
確かに今更ながら何も鍵や番号が分からない状態で開けることができる自分ってすごいのかもしれない。

まずは後者はよく出てくるのだが、鍵を開錠した後にダイヤルを開錠する。
順番が逆だと開かない。
金庫を横にしてピッキングでシリンダー錠を開錠状態にしたうえで、振動を使ってダイヤル錠を開錠。

次に前者のマグネットキーは・・・叩くだけ。
一見簡単そうに見える。確かにコツさえ分かれば簡単なのだが。
まず叩くと言っても素手じゃまず無理だし、普通のハンマーだと金庫が凹むだけ。
構造を知れば簡単。マグネットというくらいなので、磁力で引き合わせてるか反発させてるかしかその目的はない。
AとBは引き合わせ、CとDは反発なんてランダムなものは無い。
多くあるのは反発で、全部のマグネットが反発させられるといわゆる開錠状態でハンドルが動かせられるのだ。
つまり現状で引き合ってるマグネットを反発させるために叩くのだ。
細かくトントンとするのではなく、大きな力で一発で叩き切るのがコツ。
私はゴムハンを使い金庫を破壊しないようにしているが、一度叩いた際に周辺のプラスチックが割れたことがある。
ちなみに破錠していくのはなかなか面倒だった経験がある。
作業時間は ん秒 である。
そこで見てたお客さんはビックリ、関心して扉をみてたらそのまま閉めてしまいまた施錠されてしまう事故。
まあ一発なのでサービスでまた開けてあげたけど。

なんだかんだと金庫の仕事は一番楽しいかも。

開ける醍醐味もあるが、いたずらに自動車のインロックのような切羽詰まった感はないからかな。

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