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2015.09.25
すごいツール発見!その3
その3というように1,2で話したように、導入方向で進んでます。
しかし、あれから約2か月。
幸いその工具を使わずに済んだ夏のハイシーズン、これはラッキーとしか言いようがない。
予定通り秋に訪問し、現物を見るつもりですが・・・ここまで来るのに疲れました。
訪問を受け入れて、直接の販売をすると言いこちらが希望する9月~10月上旬の日程に当初は9月前半と10月前半は空いてるとのことでしたので、飛行機代が安いタイミングでスケジュールを詰めたら、その日はポーランドにいるって・・・おいおい話が違うぞ。
更に、そちらで都合付く日を教えてくれと質問すれば、わざわざ長旅しなくても試験ならサンプルを無料で送ると言いだす始末。そのサンプルで結果が良ければミーティングをしようと言いだした。
その提案に乗るべきだったのかな?
開錠工具対策をしたい他の車種を含めて工具を送ってもらっておいたら・・・。
そもそも、それらの仕事がいつ来るかは分からない。とりあえずBMWはこの半年で波はあるが平均すればほぼ月に1台~2台やってることになる。幸い全部Eシリーズでピッキング開錠しているがFシリーズはゼロ。
ワーゲン/アウディもカウントしてないが、とりあえずなんとかなってる。
つまり現状は対策の必要が無く、いつ工具が活躍するかは未定。それでも現場テストを待っててくれるのだろうか?
こんな感じでは1台でも様子を見てたら行くのは冬になってしまうだろう・・・冬のヨーロッパ=寒い。
そもそも、行った方が良いと思ったのは費用面も考慮してだ。
日本で唯一この製品を扱ってる同業者から2台購入したら旅費は出てしまう。
この業者のHPに書かれた単価と日本の業者の販売価格の差額でこれだ。もちろん航走費や為替リスクもあるのだろうが。
更に日本の業者にはサンプルは無く、現物が無い以上技術指導もできない。
それが出張を正当化させた理由だった。
ただ、ここ2ヶ月のやりとりで、私自身も少しキレかかっていて、メールの内容はレベル3まで来てました。
ちなみにレベル4で罵詈雑言、レベル5で放送禁止用語。
自分的にはそうとうきつい内容で導入を諦める腹も持ち、送信したら察したのか分からないが日程が決まった。
10月下旬、9月の連休にも10月の連休にも間に合わないけど、冬に寒風に耐え凍えながら作業することがないようにすることはできそう。
しかし合意事項の前言撤回はその国の持ち合わせた国民性なのか?
ブルガリアの企業なのだが、旧来はトルコやロシアに影響され、今はドイツかな?
ロシアは北方領土での条約は気や戦後の領土交渉を見ても前言撤回は日常茶飯事なようだし。
予定を決めていくうちにこの地政学が見事に交通網に現れてたことに気が付かされた。
日本からの直行便は無く、モスクワかイスタンブール乗り継ぎだと比較的楽なルートでのチケットが取りやすい。
また他のヨーロッパの国から鉄道やバスで行くにも東ヨーロッパとは直行があるようだが、中央や西からの国際列車は見つけられなかった。バスも同じく。
なので私はモスクワ経由でチェコのプラハに一旦行くことにした。
実はこのルートが割と安い。同じくらいの距離なのにオーストリアのウィーンだと少し高い。
ただプラハからブルガリアのソフィアまで直行便はなく、近くはウィーンからだとドイツ系の航空会社が直行便を飛ばしている。
プラハからウィーンまではバスで4時間ほどだが、車窓を見ながら良い旅になる。
ところが、面会日のこの日だけ1日10便ほどあるはずのバスが全く空席無しでまるで運休日なのか、移民騒動の顛末なのか。
更にウィーンからソフィアの便も申し込もうとしたら支払でカード決済ができず。
仕方がなく同じ航空会社でプラハからソフィアに飛行機で向かうことにし、こちらは支払いができた。
色々聞けばどうやら満席の可能性が高いと決済できなかったカード会社で聞いた。
費用はウィーンからより1万円高いがバス代が浮くので7千円ほど高いことになる。それでもこのルートの方がモスクワ経由で1回乗り継ぎでソフィアに行くより
安い。
モスクワ経由にこだわったのは友人に会うと言う他の伏線もあった。
ただロシアに入国するにはビザが必要で、カンボジアのように空港で簡易的に取れるものでなく大使館に事前に申請しなくてはならない。
更に追い打ちをかけたのが、訪問目的という質問事項、選択肢に「亡命」・・・まだそういう立ち位置の関係の国なんだと実感。
わずか20時間滞在で4000円、しかも東京に行かなくてはならないので今回はただの乗り継ぎだけにした。
とにもかくにも、10月末に行ってきます。