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2015.12.12
トヨタ ターセル 鍵が回らない(湯河原町)
湯河原町のファミレスで深夜の入電。
ターセルのドアシリンダーが鍵はあるが回らないそうだ。
弊社では隣県の神奈川県の湯河原町や真鶴町にも行きます。時々小田原市内にも行きます。
ターセルと言えば・・・コルサと兄弟車でしたっけ?
年式的には結構古いと思う。
すると原因は色々と思いつく。
最悪なのはシリンダーの内筒が割れてしまったケースもあった。
タンブラーの摩耗やキーの摩耗などもあるかもしれない。
まずは行ってみましょう。
開ければエンジンキーは大丈夫じゃないかというオーナーの自己診断・・・あてにはならないけど。
久々に冬らしい凍てつく現場。はやいところ済ませようジャマイカ。
お客さんに鍵を借りて、自分で回してみようとしたが確かに回らない。
キーは奥まできちんと入っている様子だし。。。。
まあ定番ながら潤滑スプレーを鍵穴に吹きつけてみた。。。完了!
どうやら原因はタンブラーが鍵の高さにきちんと降りてなかったことのようだ。
部品が古くなると、部品製造時に注入するグリスも固化してくるのだが、鍵穴にもグリスが入れられており、そこでタンブラーの動きが悪くなっていた様子だ。
ただ、これ意外と悪いまま使っていて、カギが回る際に引っかかりを感じたり、時にはカギ自体が我慢できなくなり折れたりすることもよくある。引っかかりを感じると言うことはタンブラーがキチンと揃ってない合図なのだ。
そこで使い続けるとキー自体にストレスが掛かり折れるということ。
更にシリンダーの外筒に出たままのタンブラーが傷つけるので痕跡が残る。
時にはシリンダー本体の破損になることもあるし、タンブラーの摩耗につながることさえも。
今回は重症に至らずだったが、もし引っ掛かりがあるようなら、グリスを疑ってみることも一つの解決法である。