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2016.01.18
Tourbodecoder出撃!(裾野市)
秋に導入したBMWのFシリーズ用Tourbodecoderが初出動!
先に断っておくと、成功事例ばかり載せるのも何なので、あえて失敗事例を記載します。
裾野市のゴルフ場でBMW320iのインロック開錠作業が入電した。
まさに満を持してTourbodecoderの出動である。しかも年式が2015年と来ればFシリーズかな?
予てから116iのシリンダーを購入し、練習に使い、Youtubeビデオを作成して開錠具合を公開してきたが実践投入は初めて。
さてまずテスターキーでFシリーズであることを確認、オリエンテーションマークの方向を確認するためにタンブラーの1番ピンの位置をチェック。
2015年だと新車同様なのでキーシリンダー内はグリスでグッチャリと思われ潤滑スプレーでタンブラーの動きを軽くし、さあTourbodecoderの出番。
さあ今日は1分でできるかな?
1・2・3と左右に振りながら作業を進めるが・・・開かない。
指先のアカギレの痛い、と思えば出血してきた。
リセットし何度か繰り返すが、最終的に諦めた。
なんか集中できない・・・ギャラリーに話しかけられて、回数を忘れたなどもあるが、今思い返せばテンションも弱かったかな?
何より今日はエンジンがかかったままなのだ。
詳しくは語りませんが、エンジンが掛かったままのインロックで、お客さんはロックするはずないと興奮気味でそちらの方に気が取られがちだったのと、最悪はなんとでもなるという安心感もあった。
実際Tourbodecoderでの開錠を諦め他の方法で数分後には開錠。
コースラウンド中に立ち合いに来てたので、近くでそわそわされたら、やっぱ気が散ります。
黒星スタートながら目下状況を分析中。
販売も開始したばかりの虎の子工具だが、やはり製造者から開錠確率が60%くらいと言われたことが的中してしまった。
次回に期待するしかない。