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2016年02月

2016.02.26

なぜ?

今年に入って昨年導入したターボデコーダーを実戦使用する機会が連続あったが、全敗だった。

慣れが足りなかったのかなあ・・・と自省し手持ちのシリンダーで再度やってみたら、まあ難なく開錠できた。
やってるうちにクセでもついちゃったのか?
色々落胆してたのだが、ふと自分の作ったビデオを見てきがついた。

なんと!現場で手順が間違っていた!!

そうなんです。
ターボデコーダーって一見、ダイヤルをただ回してるだけに見えますが、実は規則性があって、それを違えると開かないのです。
私もブルガリアでいじっていた時に、「それじゃ開かないよ」と言われました。
なぜ練習できちんとできて、現場でちゃんとできなかったのか・・・今では分からないが、緊張してた?

そう思うと、俄然次回の作業を期待したくなってしまった。

なんとか良い実績も作ってまたブルガリアに行きたいなあ。

2016.02.26

ホンダ オデッセイ インロック開錠(富士市)

2002年製のホンダオデッセイのインロック開錠作業へ夜間作業で行った。
いわゆるホンダのハイセキュリティキーの出始めた頃のモデル。
トヨタがキー本体の中心をミーリングしていく変則的な内溝キーだったのに対し、ホンダはメルセデスベンツの4トラックなどと同じキーの外側両端をミーリングした、当時は外溝などと言ったが、アシスタント会社のコールセンターなどはこれらも含めて内溝というこの頃。では外溝は・・・いわゆるミーリングキーではなくカットしたキーを言っている。溝じゃないじゃん。

当時は難攻不落、再生不可能と言われたホンダのハイセキュリティーキーも今では2002年と聞けば「速攻開くな」と恐れることもない。

実はつい昨日2014年製のホンダのエディックスの開錠に行った。
それとの比較となるが、明らかに当時の物は開けやすい。(開錠は10秒程度)
ピックしていくとタンブラーが入り込む感覚が伝わるのだ。
対して新しい物は、ポンポンポンとはいかない。
それでも10年も経つとシリンダー内のタンブラーが摩耗していて、丸みが出てきていささか怖い。時々鍵穴から見えにくいこともある。
摩耗がひどくなるとキー認証もできなくなるし、実際そういう車に遭遇したことは少なくない。
「どうも鍵穴調子悪くて」
そういうお客さんも多い。鍵穴覗けばタンブラーが丸くなっていたり、視認性が悪い物もあったりする。

とりあえず今回は・・・当時は楽だったんだなあ・・・と思ってしまった。

2016.02.08

セカンドバッグ ダイヤル錠開錠 (伊豆市)

修善寺の別荘地からセカンドバッグのダイヤル錠が開かなくなったという開錠依頼。

そもそもセカンドバッグなんて持たない小生には???であった。
てっきり旅行カバンのことかと思い込んでしまったが、そうではないらしい。

入電時に聞いた名前から???まるで何かの施設か旅館を思わせる名前で明らかに個人名ではなかった。

実際に現場は・・・企業の施設というには少しこじんまりしてるかな?でも豪邸だ。
駐車場にはジャガーが止めてありその前にはプライベートのテニスコートが1面。
洋風な建物に入り、リビングに通されると圧倒された。
真正面が一面ガラス張りで富士山が眺望できた。
瞬時に一般人じゃないことは理解できた。

やがて、カバンの当事者がガウン姿で現れた。。。いかにも。。。。

三けたのダイヤル錠は変更が可能で、自分で変更したら開かなくなってしまったというのだ。
変更したと思われる番号に合わせてもやはり開かない。

この場合、まず二通りの可能性がある。
合わせ間違い(合わせた時の数字の読み違い)と本当に錠が壊れてることだ。

旅行カバンと同じかは分からないが、もし同じならばダイヤルの隙間から軸を見るのもやり方だ。
ただ、今回はダイヤルが結構はっきりと反応してるので、それで読み出せそうであった。

ダイヤル番号が合っていれば、個別のダイヤルは動かないし、逆に数字が違えば大げさに動く。

話ながらも2~3分だろうか、開錠成功。

付加価値をつけたいところだが良心値段を提示したら金額についてはなにも反応なし。
いかにも金持ち!
しかも、支払いは1万円札しかない・・・1000円札や小銭は無いってか?

ああ、自分もいつかあんな感じになりたいものだ。

2016.02.08

フォード エコスポーツ開錠 (沼津市)

この仕事をしていて、同じような仕事は連続してはいるジンクスがある。

昼間、沼津市内でフォードのエコスポーツの開錠依頼が入った。
エンジンは掛かったまま自動施錠してしまったがリモコンキーは手元にある。しかし開かないというのだ。
そもそもフォード車自体、最近は見ない。
今年になってフォードは日本市場からの撤退を決めたほどシェアを下げている。

日本は人口が1億人強ではあるが、世界一の消費国家であることは疑いが無い。
自動車といえばアメリカ、しかもGDPは世界一と言うところだろうが、アメリカに走る自動車と日本に走る自働車を比べれば回転率が良く分かる。
日本での新車購入人口が仮に1000万人としても、その車が更新される期間を5年、アメリカでの新車購入人口が仮に1億人として、更新が20年としたら。
少なくとも日本の購入者人口は4000人のポテンシャルと見るのが妥当だ。
そしてシナ(中国)の人口は公称13億人だが一説には15億人ともいわれるが、新車を買う層は上層部の10%、それでも日本の人口と同数と言われるが、彼らには真価は分からないだろう。その良い例がモータースポーツ選手が一人も出てこない。
フォードは会見で日本の市場の閉鎖性とか訳分からんことを言っていたが、これまでも強引な市場開放を政治力でさせてきたにもかかわらず。
要は売れる車を作れなかったに他ならない。

さて、そんなフォードのと言えばムスタングやエクスプローラーはヒット商品じゃないだろうか。いまだに作業がある。
トーラスも例の市場開放で売れてた(売りつけてた)みたいだが、最近はすっかり見なくなった。
ジャガーキーに似た棒鍵のモンデオも最近すっかり見なくなった。。。あの開錠は好きだ!

そんな中でエコスポーツ・・・どんな車だ?と正直初対面であった。
昼間の作業はリモコンキーが手元にあるということなので、エマージェンシーキーもきっと付いてるだろうと結構余裕。
実際はリモコンの感度が悪かっただけなのようで、リモコンで開けられた。

更に夜になって同じ沼津市内でエコスポーツのインロック。
滅多に見かけない車だけにてっきり同じお客さんかと思ったが、名前もナンバーも違っていた。ってことは売れてるの?

今度はまともにシリンダーに向き合うことに。
てっきり従来のギザギザカギかと思ったら2トラックの内溝だった(何せ初なもので)。
ピッキングで・・・と思ったが、なんか寒くて手元が震えて、力んでしまう。
するとクルリとシリンダーが回転・・・フリーホイールだった。。。やり難いなあ。
お客さんも寒さで震えているので早い手段に変更。
 

う~ん、日本でよく売れてる外車と言えばBMW・ベンツ・ワーゲンだろうがフォードのこの手が売れてるならこれもターボデコーダーの対策が必要か?
ただ対策しても今後一切出会うこともなさそうだが。
その辺の線引きが毎度悩むところ。

 

2016.02.01

Tourbodecoder導入の経緯

注目を浴びつつもなかなか受注に結び付かないTourbodecoder。
理由は簡単でその価格の高さである。

よほど探求心が強くない限り、ちょっと買って試してみようという気にはならない。
導入で余程作業の効率化が進むというのならまた話は別だろうが弊社でも実績の範囲でしか話せない。
これまで弊社も色々な開錠工具を求め、特にトヨタのTOY48が嫌いなのでこれには金を掛けたが、残念ながら納得いく結果の出たものはない。
そうこうしてるうちにカタログ落ちして販売を止めていたりして、雲散霧消状態。
同じことをTourbodecoderでも他人に対してしたいと思わないからだ。

あくまで自分が使っていても良い工具だから、是非他でもどうぞというスタンス。
ただし、開錠が容易になることはライバル業者を増やすことになるのは違いないので、値段で不当に下げることは無い。
もっとも元値が高いのだが。

弊社が導入を決断したのも、やはりYoutubeで見た映像がショックであった。
幼い子供でも簡単に開けてしまうような工具・・・ただ実際は知識と訓練が必要なようだ。

実際にブルガリアで実物を手にしても開いてしまう構造になかなか理解が進まなかった。

まがい物なら見て購入は諦める選択肢もあったし、半信半疑なら1台のみの選択肢もあった。
でも2台購入をしてしまった。

値引き率のせいもあるが、やはり差別化をしたいという気持ちは大きかった。

これまでも弊社は割とイモビライザーのプログラマーの導入は早い方だと思う。全国でも50社以内(早いか?)であったはず。
そして、金庫のスーパーダイアラー、もっと戻ればミーリングマシンなども。
これらの設備を導入することで、不思議とその機種に関して挑戦的な気持ちになる。
結果知識をもたらし、仕事量への良い影響が見られた。

いわゆる差別化である。

採算面では全部が十二分に採算ラインにあったかというとそうでもないが、それら設備を使わなくても追随する作業や、気持ち的には決してマイナスにはなっていない。

ではTourbodecoderの採算面ではどうか?

私はこう思う。
これまでもBMWについては泣かされた車種もある。
それがこんなに簡単に!と思うと試さずにはいられない。
何より作業時間が大幅短縮になることが大きな魅力。
毎度開錠が困難な時に他の作業が重なってくるもの、そんなときには大きな損失になる。
また重なっても作業の先が見えればまだ良い。
続ければ開くのか、諦めるのか・・・それが白黒つくだけでも次につながる可能性がある。
これは非常に大きなコストパフォーマンスだと思えた。

作業現場の環境も大きい。
真冬の寒い場所、砂埃舞う中での作業、逆に真夏の炎天下では非常に体力と気力も消耗する。
それらを少しでも防いで次につなげるのも大きなコストパフォーマンスだと思われ、比較的開錠失敗率が高かったBMWの導入を決めた。

残念ながらEシリーズFシリーズともに十分な実績はまだできてなく、説得力はないが不思議とBMWへの拒絶間は下がった。
手段を多く持つことは大きな強みになる。
そう感じ取れるので導入に後悔はない。

それに共感する人が現れれば販売も成功するんだろうけど・・・。

 

2016.02.01

レクサスISFインロック開錠 (湯河原町)

高年式車の作業は毎度少しビビる。
新しい構造が採用されてる可能性があるからだ。

レクサスもデビュー当初はビビったが、ハイソカーの代名詞レクサスだからとビビッていられない。
あまり弊社にはレクサスの依頼は無い。
これまでもLS400とキャンセルになったもう一台くらいか。
 

今回はISF・・・ってなんだ?って感じであまりレクサスに個人的に興味が無く車種を聞いても???
ただシリンダーは従来のTOY48か新型の2トラックだろう。

TOY48は相変わらず嫌い、しかし2トラックは試してみたい(一応治具はある)。

既に営業を終えたゴルフ場、クラブハウスも照明を落とし真っ暗だ。
そりゃゴルフ場といえども山の中だから周囲の明かりもない。

また嫌なことに、シリンダーにはカバーがされたいた。
爪で止められてるはいえ嫌だなあ・・・。。。ということで楽させてもらいました。

ロットで開錠。。。(こっちの方が早い)

ただセキュリティ機能がセルシオまでと違うかな。
警報音もなかなかしつこい。
深夜の住宅地ではちょっとやりたくないかな。

でも盗難防止の警報音と周囲の環境権と今後どちらを優先するか議論になりそうな。。。

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