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2016.02.08
フォード エコスポーツ開錠 (沼津市)
この仕事をしていて、同じような仕事は連続してはいるジンクスがある。
昼間、沼津市内でフォードのエコスポーツの開錠依頼が入った。
エンジンは掛かったまま自動施錠してしまったがリモコンキーは手元にある。しかし開かないというのだ。
そもそもフォード車自体、最近は見ない。
今年になってフォードは日本市場からの撤退を決めたほどシェアを下げている。
日本は人口が1億人強ではあるが、世界一の消費国家であることは疑いが無い。
自動車といえばアメリカ、しかもGDPは世界一と言うところだろうが、アメリカに走る自動車と日本に走る自働車を比べれば回転率が良く分かる。
日本での新車購入人口が仮に1000万人としても、その車が更新される期間を5年、アメリカでの新車購入人口が仮に1億人として、更新が20年としたら。
少なくとも日本の購入者人口は4000人のポテンシャルと見るのが妥当だ。
そしてシナ(中国)の人口は公称13億人だが一説には15億人ともいわれるが、新車を買う層は上層部の10%、それでも日本の人口と同数と言われるが、彼らには真価は分からないだろう。その良い例がモータースポーツ選手が一人も出てこない。
フォードは会見で日本の市場の閉鎖性とか訳分からんことを言っていたが、これまでも強引な市場開放を政治力でさせてきたにもかかわらず。
要は売れる車を作れなかったに他ならない。
さて、そんなフォードのと言えばムスタングやエクスプローラーはヒット商品じゃないだろうか。いまだに作業がある。
トーラスも例の市場開放で売れてた(売りつけてた)みたいだが、最近はすっかり見なくなった。
ジャガーキーに似た棒鍵のモンデオも最近すっかり見なくなった。。。あの開錠は好きだ!
そんな中でエコスポーツ・・・どんな車だ?と正直初対面であった。
昼間の作業はリモコンキーが手元にあるということなので、エマージェンシーキーもきっと付いてるだろうと結構余裕。
実際はリモコンの感度が悪かっただけなのようで、リモコンで開けられた。
更に夜になって同じ沼津市内でエコスポーツのインロック。
滅多に見かけない車だけにてっきり同じお客さんかと思ったが、名前もナンバーも違っていた。ってことは売れてるの?
今度はまともにシリンダーに向き合うことに。
てっきり従来のギザギザカギかと思ったら2トラックの内溝だった(何せ初なもので)。
ピッキングで・・・と思ったが、なんか寒くて手元が震えて、力んでしまう。
するとクルリとシリンダーが回転・・・フリーホイールだった。。。やり難いなあ。
お客さんも寒さで震えているので早い手段に変更。
う~ん、日本でよく売れてる外車と言えばBMW・ベンツ・ワーゲンだろうがフォードのこの手が売れてるならこれもターボデコーダーの対策が必要か?
ただ対策しても今後一切出会うこともなさそうだが。
その辺の線引きが毎度悩むところ。