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2016.03.16
指紋錠の問い合わせ
一時期ほどではなくなったが、指紋錠の問い合わせをいただいた。
理屈は簡単で電子チップのカードキーなどと同じで、チップの代わりに指紋を認証させて、モーターが動き開錠するのだ。
ただ日本ではイマイチ指紋錠は普及してないように見受ける。
研究所など入退室が限られた人間のみの場所では、そうした人体の一部を認証媒体にしているところもあるだろう。
特に研究所などで、指先を汚すことができないなど特別の事情があれば。
一般の玄関錠でも見たことはあるが、多くは無い。都会に出も行けば良く見るのかもしれないが。
さてこの指紋錠、やはり韓国製であることには変わりがないようだ。
日立製作所でもそうした小型化した認証部品を制作したなんて話もあり、やがて車などに応用されるだろうと言われたがまだ出てこない。
韓国は意外とこういうIT錠は得意な分野のようで、カードキーなども韓国製が多い。
ただ、この指紋認証だが、万人に可能かと言うと、引き合いの多かった数年前に調べた範囲では、100人に1人くらいは認証できない人がいると言われた。
特に高齢者などで指先にしっとり感が無くなった人だと指紋を読み取れないと言うのだ。
多分私の指先も荒れてるのでそうだろう。
しかし、引き合いが来るのは高齢者が多い。
今回もマンションに住む高齢者のようだが、・・・少し痴呆も入ってるかも。どんな錠を付けても泥棒に入られるという共通の言葉が出ていた。
大人しく言われるままにつけてやれば良いのかもしれないが、実際にIT錠をつけて機能しないまま放置という人も見たことがある。
電池を入れ替えて、使い方をもう一度確認してあげたのだが・・・以後電話が無いが大丈夫か?
今回も指紋錠よりカード式を薦めた。
認証部分の違いだけで、工事なども同じなのだし。
ただカードだと人称媒体を持ち歩かなくちゃいけないとよく文句を言われる。
病院の診察券は肌身離さないくせに、自宅のカードキーは持つのが嫌なようだ。
後日、現場を下見し正確な金額を見積もるつもりでいるが、それ以後話が立ち消えになっちゃうのもこの年代の方に多い特徴かな?