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2016.03.30
Turbodecoderを税関で止められて参ったな
先日練習していて破損してしまったBMW Fシリーズ用Turbodecoderなんですが、3月5日に発送したものの3月9日にはブルガリアに到着し税関に行きながら、今もって通関してません。
もう20日間も温めてくれちゃってます。
なかなか追跡が更新されないので10日前にこちらも調査依頼をしましたが、案の定ソフィアの税関にあることが確認されたって・・・画面見れば分かるって。
ただ、なぜ止められてるか?とかどうすれば通関できるか?などは不明。
郵便局の話では現地で受取人に連絡を取ってるとしか・・・果たしてそれもどうなんだか。私の方には受取人からの連絡は無い。
修理なんで頼んでやってもらうだけに、無用な手間は掛けさせたくないし、今回諸事情があり受取人は現地代表の奥さんと他の人まで巻き込んでる。
ただこちらから何度突っついてもらちが明かず、自ら税関に電話してみました。
そこでとんでもないことが分かりました。
日本から送る際に中部国際からの発送で、窓口をそこにしてるのですが、現地税関とやり取りしてると言うので、何でしてるか聞いたら電話かメールかと郵便局の担当者が言ってましたが、それならそのメールアドレスを教えてくれと尋ねれば、どうもアドレスは無い。こちらもウェブサイトで探してもブルガリア税関がヒットしない。
まずメールのやり取り自体が胡散臭い。
では電話は?
確かに郵便局からもらった中部国際からの回答資料には電話番号と住所が記載されていた。
そこに電話するためにKDDIに国際電話登録してと、なんだか面倒な手続きをしながら、緊張の中電話してみた。
かつては社会主義の国の役所だ!どんな態度で出てくるのか・・・!!!
電話口からは女性の声、ブルガリア語でしゃべってるが、私はブルガリア語など単語の一つも知らない。
とりあえず国際共通語と言われる英語で、英語か日本語のできる人は居るかと話しかけてみた。
「No~」
とやたらと語尾が伸ばされた回答だった。あとは何を言ってるのかさっぱり分からん。
どうも似た単語で「call later」というような物が混じっていたように聞こえたが、とにかくその単語が英語だったとしたら滅茶苦茶下手、果たして?その後「バイ」と言って一方的に切られた。
30分後にまた掛けてみた。やはり英語は全く通じないし、ため息ついていたら切られてた。
怒りに任せて掛け直した。今度はとりあえず要件を言っちゃおう。通じなくても解釈しようとするだろうから・・・と気持ちを会話から主張に切り替えた。
「日本からですが自分のEMSについて聞きたいのですが・・・」
と言ったら訳分からない言葉が返ってきて、会話が交わることは無く、間もなく切れた。
何度も掛けてるうちに緊張感もなくなり、すっかり攻撃モード、女性ばかり出ていたができれば男性の上席者に出て欲しい。
・・・が、今度は誰も出ない。どうも時間的に昼休み?(約8時間時差があります)
1時間後に電話しても出ないので2時間開けたら、長いコールの後で出たものの、どうも周りと話してる様子、でもやはり状況変わらず。
すかさず又掛けるが、今度は相手が無言のままだった。
もうお手上げだ。
仕方がなくSOSで受取人に税関へ電話してくれないかとメールをした。
そこで二重対策でブルガリア税関をウェブサイトで検索したがヒットしなかったのだ。それどころか、現地滞在歴のある人のブログが出てきた。
どうもEMSで送るとトラブルが多いらしい。
物の価値基準が違うので少しでも高価な物が入ってると税金を取ろうとするらしい。
察してはいたので、それを説明したかったのだ。
申告した金額は高額だが、あくまで修理品で贈物ではなく所有者は変わらないことなどを説明したかったのだが・・・どうにも厳しいようだ。
ブログにも最終的に現地の人に付き添ってもらって税関に行ったようなことが書かれていた。
まったくもって参ったなあ。