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2016.06.19
出張旅行記 2・3・4日目
時差のせいか現地時間で6時には目が覚めました。もっとも日本時間ではお昼ですから。
ホテルのフロント付近に9時~10時で待ち合わせています。
外は結構涼しい、夜は冷えたんですね。
前回の空港のようにきちんと来てくれてると思ったのが甘かった。
10時を回り段々心細くなってきます。
忙しいとは言ってたしまさか忘れてないよな・・・と思いメールをしてみた。
10時半ごろ、普段やりとりしてる人とは違う腕にタトウの見える男が「Mr.Ito?」と声を掛けて来た。
近づくのを見て、代理だとすぐ分ったがセキュリティもあるので、当事者はどうした?と質問した。どうやら仕事らしく、やりとりは聞いているというので男の車で移動した。
ただ人さらいと言うケースもあるので最後まで気は抜けない。見知らぬ人の車に乗るのは要注意なのだ。
ましてやブルガリアマフィアなんていう言葉もあるくらいだし。
20分ほどで見馴れたLuckyLocksの工場へ。
どうやら話は本当のようだ。
まずは故障品を渡したら「1分待て、すぐ直す」とカップのコーヒーを薦められた。
昏睡強盗という手口もあるので、読者の方はどこまでもしつこく疑うべきです。
少なくとも商品を注文してる私は現金を持っていると見られてるはずだし。
砂糖は?ミルクは?・・・そんなやり取りしてると、修理終わった・・・と。
試験をして終わり。もちろん、私の用事はここからがメインイベント。
この春デビューしたHU64のやり方を教わる。
自前のTurbodecoderがあるし,実践でも使ってるので要領は心得ている。それでも多少ポンプの仕方が違うが、意外と一発で開錠までできた。
そして、他には何が欲しい?HU66のワーゲン用だが2タイプあり、後年式の2/6geneをもらっていこう。
アウディのシリンダーでテスト、これの要領はBMWのFシリーズに似ているがそんなに難しく無さそう。
続いて実車でやってみようと、工場裏の廃車の中にあるベンツで。
何これドア開いてるんじゃん・・・と文句を言いつつ、それは関係ない・・・そうだな。
ドア開錠を行い続いてトランクに・・・トランクのリンクも外されてるようで、シリンダーが回っても開かない・・・が問題ない。
講習を含めて終わり。
さてお代だが・・・修理もCustomer priceを強調していたように無料同然。もちろん、2台の新規発注もあったが、そちらも大幅に値引き。
遠くまで来た甲斐があった。。。これでミッションは終わり。
見事に午前中で全てが終わりであとは少し市内観光でもしようかな。
昨年らいの友人には会えなかったが、まあ仕方がない。。。と市の中心部まで送ってもらった。
一緒にランチでもと思ったが、やはり一人でぶらぶらしたい。
お昼はピザ!実は昨年来た時に市場の近くにピザの安い店があるという情報で行ってみたいと言って一蹴されてたのだが、自力で行ったぞ。
このピザの1片で100円程度、それでも十分腹に来る。
お金はよく貨幣感覚が分からないので、持ち金(特に小銭)を手のひらに並べて取ってもらったが、特にボッタクル感じも無く正直に代金だけ取っていた。
さあ探検続行。。。すごくフレンドリーだと感じた。
狭い道でお互いが進路を譲る時なんて笑顔を返してくれたりする。え~ヨーロッパ人ってこんなだっけ?
社会主義のなれの果てでもっと荒れてると思ったが、全然違う。
もちろん、こんなところもある。昨夜のタクシーの運転手に言わせたら小路は危険だと。
とにかく汗かいて歩きました。
ただ歩ける街です。ほぼ中心地といえるところは徒歩で行けてしまう。公園も多いですね・・・逆に夜などは危険?
お土産屋さんでお決まりのツーショットをお願いしました。
色々と親切に教えてくれて好感度UP。そんなに一杯は買わなかったけど、伝統的なお菓子を買いました。
トラムにも挑戦しました。昨年ぼろく見えたトラムでしたが乗ってみるとなかなか便利な物。
乗り方は小銭(1Lv以下)があれば車内の券売機で切符を買います(1.6Lv)。
もし小銭でも1Lvや札だったら、運転手にお金を出して買います。
その買った切符を右の黄色いパンチに入れて使用済みにします。このやり方が分からずに戸惑ってると他の乗客が教えてくれました。
下に出てるハンドルを持ち上げるだけですが、チェコは自動だったので、同じかと勘違いしてしまいました。
ホテルまではトラムに乗るか、タクシーでないと行けないもので、せっかくなのでトラムを使いました。
キリル文字は読めなくても路線ごとに数字が表記されているので、それを理解していれば結構行動範囲は広がります。
私は地図で見ながらこの車両に乗ったら間違ってました。7番の車両に乗るべきでした。。。。
そうして、出張2日目も終わり、3日目には帰国。
まさに要件のみのトンボ返りですが、目的は達成できたので満足です。
更に今回は会えないと思っていたメールの相手先代表がホテルに来てくれてました。実はフロントとのやり取りで会えなかったものの、気持ちが通じた思いでした。
You are always welcome.But I am sorry,crazy busy now.
帰国したら、そんなメールが来てました。
今回の出張で会えなかったし、ニアミスもしたけど、確実にまた信頼関係が増したような熱い思いでした。
彼らが日本にセールスに来れるように、やれることはやってあげたいものです。
私を迎えに来たスタッフも日本に行きたいと言ってました。展示会とかないかなあ・・・、でも高い(物価)んだよなあ。。。
アムステルダムに行った時にサンドウィッチが20ユーロもしたけど東京はもっと高いんだろ・・・。
あとMulti LOCKの開錠治具も今回見せてもらったけど、私のエリアではあまり売れなかったので必要ないが、もし必要な方がいたら取り寄せます。
そして、日本のシリンダー情報を送れ・・・と、とりあえずMIWAのPRシリンダーを見てもらいましたが・・・開錠治具トライしたら面白いのに。
ブルガリアと言えばヨーグルトなんて日本だけのイメージです。空港でもヨーグルト製品なんて売ってません。
でもホテルで食べたヨーグルトは美味しかったです。
さて3日目、12時出発でモスクワ経由で成田に10時40分に到着。
今の季節、白夜なんですね~(あまり眠れませんでした)。