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2016.09.19
Smart ロードスター インロック開錠 (箱根町)
一時期ヤナセで販売していたSmartのインロックであった。
電話口でSmartと言われても後に続くロードスターに注意が行き、マツダのロードスターか?と先入観で返事してしまう。
先日やったマツダの新車のロードスターのトランクインロックを思い出し、予防線を張ってしまう。
ところが、平成15年車だと言われ、一旦先入観は解散。
昔、ベンツ(ヤナセ)で売られていた。。。メルセデスベンツにロードスター?
そしてナンバーを聞けば5ナンバー・・・こりゃベンツじゃないな・・・と考えることン秒。
ああ!スマートか、あの小さい車だ!!と・・・実はこの車には当たったことがない。
ただ同業者からなんか技術情報出てたなあ・・・と今では思い出せない。
濃霧、そして台風前の雨の中、箱根を越えて小涌園まで。
実は教えていただいた住所がナビに出ない。
それもそのはず、住所は最近できたばかりのコンビニの住所であったのでナビに登録されてなかったのだろう。
住所を言わずに施設名で言ってくれた方が分かったかも。
さて、この車は一見鍵穴が無い。
助手席側・・・というか左ドアにプラスチック製のカバーで隠している。
以前開けたことがあるのか、カバーが傷になっていた感じだったが、そこは注意深くドライバーでこじることなく外した。
出てきたシリンダーはてっきりベンツと共通かと思えば鍵穴が横を向いたやや細めの鍵穴、内溝キーではなくギザギザキーであった。
これならレーキングで開きそう・・・と舐めてかかると、意外とリターンスプリングが強く、タンブラーも戻りのスプリングが強い。
クセあるなあ・・・と思った。
とりあえず開錠したが、多分ここからが知らないと肝。
お客さんの方で販売店に鍵で開錠後1分以内にエンジンを始動しないとセキュリティ状態になるという情報を教わったそうだ。
しかし、ドアを開けてすぐにお客さんは車内に飛び込み鍵を取り出してイグニッションにさすが、エンジンが掛からないと言う。
モニターパネルに鍵のインジケーターが点灯していた。
さすがに私も鍵があってセキュリティが解除にならない車両は当たったことが無い。
そもそも、その1分ルールも正しいのか怪しいが、イグニッション捻ってダメならリモコンは使えるか試してみた。
要は車に正規の鍵を持ってると言う信号を送ってやるのだ。
ドアロックは反応し、再びイグニッションを作動させたらセルモーターが回った。
ドヤ顔で作業を終えたが、次回はいつSmartに遭遇するのだろうか?