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2016.10.17
鍵が奥まで入らない (三島市)
三島市内のビジネスホテルからカギが入らず回らない。古いので壊れたんじゃないか・・・という問い合わせ。
このホテルはよく呼んでいただいてるので、大体状況が掴める。
客室にミワH248タイプのシリンダーが使われてるので対処の仕方もある程度絞られて、気分的には楽なのである。
これまでも、カギの不認証や、不具合や開錠などで呼ばれた。
幸い、一度も大きな破損はなかったと記憶している。
さて、今回は・・・。
フロントでもらった部屋番号のついたタグのキーの先端を見れば鋭く欠けていた。
なんだ、キーが折れたのか。。。
折れた先端がシリンダーに残っているものと思われる。
ルームサービスがマスターキーで開けようとしても、キーが中に入らない訳だ。
作業も、先行きが見えてくる。
さて何で開錠すれば良いか・・・とりあえず折れた破片が中にあると仮定して、持つ手を突っ込んでみた。
キーは回った。。。つまり先端が中にあるという証拠。
いずれにしても、回れば開錠できるので、シリンダーを外して交換でも修理でもなんでもできる。
使われてるのはミワのMMシリンダー、分解することもなく折れた先端は除去できた。
でもことはついでなので、シリンダーを分解し清掃した。
多少埃がこびりついていたが、他に問題は見受けられない。
何故、折れたか?と言えば金属疲労でしょう。
ホテル錠なので、ドアを閉めればロックされるタイプ。
キーでケースロックを回すのだがそのラッチが結構重いのだ。
カギはコピーされた合鍵を使っていたので、材質的にも強度が劣ったのか。
スプリングの重さを変えることはできないが、摩擦を軽減させておけば、少しは予防になるかな。