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2016.10.19
ダイハツ ハイジェット 紛失キー製作 (伊豆の国市)
久々のキー製作、しかも軽自動車のバン・・・完全に舐めていた。
登録は比較的新しいとはいえ、所詮4ナンバーだ、楽勝!そう思って出かけた。
現場ではなぜかJAFのレッカー車が来ていて、てっきり開錠だけ頼んだのかと思えば、どうやらJAFにまず何とかしてほしいと頼んだようだ。
しかし。JAFでできないので自動車ディーラーに行き、自分の加入している保険会社へ・・・という流れか、一体私がどこに頼まれて来たのか理解していなかった。
まあ、開錠が済んでるならドアシリンダー外してそのキー番号でカットすれば終わり・・・と普通ならそうなんだが、キー番号バッチリでもその番号がコードブックに無い。
コードブックも開業以来全く買い替えてないからなあ・・・一部車種は継ぎ足しでなんとかしてきたが、なかなか時代についていってないなあ。
まあ悲観することもない、とりあえず初心に戻って、入るブランク探して、水抜き穴から高さ見て作ろう。。。
そう思ったが、サンプルーキーも未更新で合うやつが無い。
スタートが違うにしてもM421のピッチが近いかなと、そのサンプルキーを少しオフセットさせて、まずはドアシリンダーの7ピンを作った。
実は段差も微妙だった。
この辺はそんなに苦労もない。
ところが、ハッチバックが回らない。おっと!ここに答えがあったか?・・・と思い意気揚々にシリンダーを外した。しかし、単にカットが浅く引っかかってただけ。
ハッチバックに合わせて深めのカットにしたらドアは更に調子良い感じになった。
スバルや日産などでも採用されたあれか?
ドアシリンダーでカットしてもシークレットピンが入ってるというヤツ。
ところが、果たして何枚ディスクが入っているのかが分からない。
久々に鍵穴を覗くもイグニッションは相変わらず見にくいし、老眼がさらに進んでることなど余計なことも実感。
なかなかドアシリンダーと共通タンブラーまでたどり着けず、なんとなく暮色が濃くなってきた。
ギブアップかな?
などと思いながら3本切り足した。
実は10本の想定で先に作ったのがあったが失敗で、似たパターンで少し躊躇した。だが前回は低くカットしたので今回は少し高めにした。
一か八か。。。というか鍵穴はそうとしか見えない。。。
・・・回った!
一番高いピンにカットしてなかったので重かったが、修正できちんとした物になった。
まずは安堵感が漂う。
お客さんも帰れるし、私も帰れる。
それにしても作業時間2時間半、久々にはまりました。