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2016.11.02
安否確認での玄関開錠 (富士山河口湖市)
あれ?平成の市町村合併で市に格上げされたのだろうか?とにかく旧河口湖町へ行ってきました。
アパートの大家さんから依頼の住人の安否確認。
沼津から河口湖まで遠そうに感じるでしょう。
経済圏も違えば自治体も違う、なにより東海と中部と大分別の地域が違うのですから。
でも車を走らせば70分ほど。夜間なら滞りもないので60分を切ります。
さて仕事、良い環境の場所に行くと毎度仕事を忘れて何か楽しいことはないかと考えてしまいます。
大家さんという建物の持ち主ではあっても賃貸契約で貸してる以上住人にしたら第三者となるので、警察官の立ち合いを求めました。
一応近場の警察官が4人ほど来てくれたのですが、沼津だとせいぜい一人なのでかなりの編成。
しかも、完全捜査態勢で完全防護を求められましたが、これは初めて。
毛髪が落ちないようにヘアキャップ、指紋がつかないようにビニール製の手袋、唾液が飛ばないようにマスク、そして足跡を残さないようにシューズカバーを要求された。
万が一大事件であればそうだろうが、状況見てもその空気はない。
まず窓が開いていること、異臭がしないことで室内に何かしらの異変は無いと感じられたが・・・警察の立ち合いを要求したのはこちらだしなあ。
今までも手袋やダンボールなどでの補助的な対策はしたが、ここまで完全なのは初めて。
ドアノブ錠、ピンシリンダーだ。
まあ、波はあるが開くときは開くから・・・とピッキング。
開錠は難なくできたが・・・ドアチェーンが掛かってた。。。。ということは室内に誰かいるはず。もしかしたら住人が倒れてる?それともドアチェーンを掛けて窓から逃げた?
現場に緊張は走る。
すると室内に人影、誰かいる!
「室内に人影あり、女性です」
・・・ここからは警察の仕事だ。・・・どうやら当の住人であった。
セールスやらうるさいから施錠していたというが、電話もつながらなかった様子で大家さんが出した捜査依頼。
どうも根底には家賃不払いや借金があったようだ。
なんともお騒がせな。。。