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2017.01.10
スバル インプレッツア 開錠 (富士市)
男性名の依頼であったが立ち合い者が女性名、住所から自宅のようなので、単に持ち主の代わりに家族が開錠時に立ち会うものと思っていた。
ところがいざ現場に着けば、玄関に張り紙・・・通夜の告知であった。名前が・・・持ち主の名前。
なんとも言えない空気。
まずは仕事とインプレッツアの開錠。
2007年製なので、そんなに古くない。それでももう10年選手なんだなあ。
スバルの内溝キー、イモビライザー+アラームというお決まりパターン。開錠後に案の定アラームが発報。
放っておけば・・・と思ったが、なんか止まらないなあということでとりあえずバッテリー端子を外した。
どうやら、持ち主が亡くなってしまい、自動車の鍵の場所が分からないので、とりあえずの開錠依頼であった。
なんでもこの後葬儀社の車が来るそうで、それまでに駐車場を開けたいそうだ。
当然リンコンで閉めてるであろうから、車内には無い。鍵は家の中のはず。
それでも車内にあるカバンや上着のポケットを確認しながらも、見つからない姿をみていると、まるで故人がここを離れるのを嫌がっているようにも見える。
私の仕事は開錠のみなのだが、改めて紛失キーの作成となると特殊キーのカットにイモビライザーへの再登録が必要だ。
だが家族的には車を乗り継ぐ人は決まってるようで、カギを気分一新で新しくしたいそうで、修理工場に出すそうだ。
通夜の前の準備って、頭空っぽなんだよなあ。
ちょっと過去を思い出してしまいました。