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2017.04.13
Turbodecoder出荷準備完了?
ま~ったく大陸気質というか、私の気が小さいのか・・・。
Turbodecoderのロットでの注文が先月末に決まったのだが、発注しても相変わらずのノンビリ。
製造納期だけで1週間と言われたので、てっきり早々にインボイスを送ってきて金を送金してから製造着手と思っていた。
またメールの連絡も比較的、タイムリーだったのだが・・・。
いざ発注を正式に伝えたものの、なかなかインボイスを送って来ない。
土日を挟んでるとはいえ相変わらずの大陸気質。逆に向こうは日本人はなんともせっかちで忙しないと思ってるだろう。
さすがにこちらもお客さん側との納期があるので、あまり長期の遅延は困る。
何せ半金を先に振り込んでもらってるので、信用問題になる。。。この辺は日本人なんだな、律儀すぎると言われそう。
催促したら、なんか旅行に出かけてるようだ。
帰ったら送るよ。と珍しく日にちを指定したメールをくれた。
そして確かにその日にインボイスの第一弾を送ってきたが・・・数量が間違ってるし。
正確な数量を記載してやり直し!
てっきりすぐ返信があると思ったら、「後でやる」だった。
まあ、向こうも作業や都合もあるだろうと、現地時間を確認して納得せざるをえなかった。
しかし、またナシのつぶて・・・お~い。
こっちも外為送金という事務作業をさっさと終わらせたいんだよな。
再三の催促し、送るには送られてきたが、まあ、エンドユーザーを書いた部分が毎度の使い回しで前々回から変わっておらず、金額だけが変わっていた。
遅れれば良いじゃんか!・・・まあ、まさにその通りだが。
それでも事務手続きは終わらせられるから、銀行へ急いだ。毎度押し問答があり1日掛かってたのだが、今回はさすがに学習能力が働いたか午前中の1時間で終わった。
数日で着金するかな。
そう思ってたその日の夜、メールが届いた。
Turbodecoderのハンドル部分に名前をレーザーで書くのだが、どうすれば良い?「MASSA?」それとも何か他に?
相変らずここに来てもジョークを飛ばしてたが、真面目にお客さんの名前を入れてくれと返信。
間もなくしてYoutubeのURLが届いた。
本文には「休ませてくれ~」と言うものだったが、Youtubeを見て前回あたりから始めた取り扱いの説明だ。ただし英語なのでお客にこれが取説ですとはいえない。
おりあえず早速着手してくれたようで「お金は送ったから、出荷の後に休んでくれ」と返信した。
やがて、YoutubeのURLだけのメールが35通、送付票の写真が1通、数分おきに着信があった。
なんともメールテロだね。
36個口、全部のテスト光景のビデオだった。
代金も今日送ったのだし、ドイツ銀行経由だから、そんなに早くはないと思う。
しかし、金はここにある!・・・まったく笑ってしまった。
きっと旅行中から工場には製造を指示してたんだろうと思うと嬉しかった。
2015年秋に初めて会った時は絶対にアジア人に対して警戒し疑ってたはず。
なにせこの商品が中国にパクられ、模造品が製造販売されてしまっているのだから。
欧州人から見たら日本人も中国人も同じように見えるはず。
何度か日本人、中国人、朝鮮人は同じアジア系でも全く文化背景や行動規範が違う人種とは教えたことがある。人種差別者と言われかねないだけに神経質な問題だが実際そうなのだから。
とにかく俺を信じろと言わんばかりにやってきたつもりだ。
商標使用への許可もそれが実ったものと思っている。
次回訪問する時は大吟醸持って行くか!
できれば、もう一つ土産を用意したいと思ってるのだが・・・。