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2017.04.26
アルファ 円筒状開錠 (沼津市)
怒涛の1週間から解放されたはずなのに、なんかまだ地に足着かず。
先週は見事にスケジュールが毎日埋まっていたのです。
私としては、こういうスケジュールはかなりレアなケース。
フリーな1日の中に突発的に作業が割り込んで来る日常なもので、予定で時間を押さえられるというのは、久々ながら窮屈な物。
仕事だけでなく、この4月から引き受けているのが消防団の活動だ。
この年で新団員というから少し抵抗はあるが、元々が住民自治の精神で受けたので年齢がとかは言ってる場合じゃない。いつ起こるか分からない災害に対しできることをやっていこう。
そんな消防団活動中に入電したのがこの作業。
幸い時間に余裕があったのか翌日の作業に回せたので落とさずラッキーだった。
予定時間に指定の場所を尋ねると中から、おっかなびっくりした感じで外人、見るからに外人の女の子が出てきた。
入電の電話の主は男性だったし、先ほど確認の電話を入れた時も男性だったが、その姿はない。
それでも鍵開けに来た旨を告げると理解できたようで、部屋に招き入れてくれた。
どこから来た人だろう?
タンクトップ姿ながら、あまり色気は感じない・・・というかまだ若い。
すると他の部屋から何人か顔を出してきて会話をするが、さっぱり聞き取れない。
顔つき見てるとフィリピン?でも言葉がなんとなくマンダリンっぽいイントネーション。
とりあえず知ってる単語は無い。
どうやら室内に鍵を置き忘れてプッシュロックタイプの円筒状を閉めてしまったようだ。
作業としては難しくないのだが、素人相手だとヒーローになれるから止められない。
すると「どうぞ」と可愛く新しいカップが差し出された。中には液体?・・・ジュースじゃないね、透明なんでお茶でもない・・・ポカリかな?
一口飲んでみたら水だった。
日本人的にはえ~!って感じだが、最初はねぎらいの気持ちなんだなと思った。
やがて、電話の男性が登場。どうやらここに住んでるのはベトナムからの留学生らしい。
殺気の言葉はべオナム語か!シッカモンとか聞こえたら理解できたのに。
そこで水のことを思いだした。
タイに行った時に何度かお茶代わりに水が出てきたことがあった。
南国では水、しかも飲み水は貴重だし、もてなしの意味もあるんだろうなあ。
なんとも心温まるカップ入りの水だったのだが、喉も乾いてなかったので飲み干さなかったことが悔やまれる。