ブログ
2017.06.19
ブルガリアに出張してました③
ここからは未知なる道。
ブルガスへ移動です。鉄道については昨日、ダニエルと別れた後で自分の足で駅まで歩いて出発時刻などを聞いておいたので、意外とスムーズに駅まで歩き、切符を買い、列車に乗れた。
峠もあったがトンネルは無かった。あとは原野の中、約7時間ブルガス中央駅に到着。
途中、色々な工場や配送所みたいな施設の廃墟跡がやたらと目立った。これらは社会主義時代の遺構なのだろうか。
皆平等の社会主義は等しく皆貧しく平等という意味だから、政権倒れるとその貧しささえ維持できなくなる。その絵を見ているようだった。
リゾートムード一杯のブルガス。街中の金髪率高いなあ・・・と思えば、ロシア周辺からバカンスの客が多いらしい。
駅から徒歩5分のホテルに泊まった。
翌朝、歩いてEdilockに向かった。。。。が、どうも通りの名前を間違えてしまったようで、散々歩き回ったら汗が拭き出してきたのでタクシーを使った。
そしたら・・・鍵が掛かって誰もおらず。
あ~、グーグルマップの印刷したヤツや電話番号などのメモをホテルに忘れたなあ。
待っていても来そうにない雰囲気なので一旦ホテルに戻って電話をしてみた。
う~ん難しいなあ、10時前後と書いたつもりだが10時に来ると思って待っててくれたらしい。1時に戻ると言うのでまた改めることに。
とりあえずシャワーを浴びよう。
今度は暇だし早めにタクシーを使って行った。
帰って来た時は2レヴァ、今止まってるタクシーに聞いたら10レヴァ!・・・観光客と思ってボッタクリかよ!
断って流しのタクシーを捕まえたらさっきよりはマシだが4レヴァだと、まあいっか。
とりあえず30分前には着いた。
しかし、ドライバーや近所の店で聞いても分からないと言われたが、隣の店(お姉さんの座ってる)「SEXショップ」と言えば分かった。地元に知られてないとはどんな鍵屋なんだろ?
暇なんで、隣の店に来ていた、このお姉さんの幼馴染という男性と話をして暇つぶしをした。
ちなみにこのSEXショップに興味がいくだろう。ただのグッズ屋らしい。他に美容院も一緒にやってるようだ。
結局待ち合わせ時間より更に待って2時にようやく会えた。
ちなみに店内は商品や作業場なのかと思えば何も無かった。
打ち合わせ用のテーブルとライティングデスクだけ。
目的の日本から持ってきたMIWAのU9シリンダーとGOALのV18シリンダーを渡した。
さて、開錠工具を作ることができるだろうか?
他にもイモビライザーについて話をした。
なかなか軽自動車という概念が無いので説明が難しいがダイハツ、スズキ、ホンダと言うしかなかった。
とりあえず日本の鍵屋で一番の悩みは軽自動車のイモビじゃないだろうか?
高値の作業代ならやるだろうけど軽自動車という車格でなかなか高いものにできない。
でも、作業がテンプレート化できれば安く単価を設定できるのではないか?・・・と踏んでみた。
この辺は資料を集めて送ってみるようだが、当のEdilockのボスカン氏は簡単だと言い切る。格が違うのかなかなか話がかみ合わなかった。
(④に続く)