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2017.07.18
トヨタ クラウン 開錠するもセキュリティ解除ならず
夜も遅く、トヨタクラウンの開錠依頼であった。
旅行で来ているという若い子達数人のグループ。
年式も高年式とは言えない平成17年のゼロクラウン。
トランクインロックだが、この手は楽勝と思っていた。
ドア開錠、腰据えてピッキング・・・と行きたいがコインパーキングの狭い場所で座って鍵穴覗く場所が無いので楽をさせてもらった。
案の定、セキュリティ発報。
ここまでは想定の範囲内。
正直ゼロクラウンでこの先やったことがあったかは記憶に無い。
ただセルシオやレクサスに関しては発報後にセキュリティ解除をした経験はある。
ドア開錠をするだけで、トランクオープナーでトランクは開くと、オーナーどころかディーラーも思いこんでるはずだが、
実際はセキュリティが作動しトランクオープナーは反応しなくなる。
そこで、イモビライザー装着車輌については、100系などは内装を外してシリンダー裏にある集中ドアロックのスウィッチとロックのロッドを同時に解錠・施錠と何度か動かすことで車両が鍵を持ってる物と認識してセキュリティを解除しオープナーが作動する。
この方法は200系になっても使われており、内装を外す必要がなくなった分、200系の方が作業は楽だ。
ただイモビライザーのついてないクラウンやマジェスタについては開錠後にドアを閉めた状態で集中ドアロックのボタンで一旦動かなくなったオープナーのセキュリティを復活させたことがある。
今回はバリバリのイモビ車だ。
いつもの要領でやれば解除できると思い込んでた。。。
しかし。。。発報するだけでオープナーは使えないまま。
おかしい。。。。
何度か繰り返してみたがダメであった。
更にどこからか、苦情のような野次が飛んだ。
繁華街のパーキングとはいえ、さすがにまずい。。。色々試してみたかったが、手控えさせてしまった。
ところが、預かり用のレッカー業者が来たら、ドアが閉まらないとか言い始め、ガムテで養生して一旦預かり場所へ移動し、翌朝見てみることに。
預かり場所のレッカー業者のモータープールに朝10時頃行けば、なにやら既にドアの問題は解決したようだ。
そりゃこっちも余計な所いじって無いし。
ただセキュリティについていささか疑問があったので、そこの社員達とアレコレいじってみた。。。
もしかしたらアスリート系限定かもしれないが、いわゆるイモビ無しの方法がずばり解決の糸口になった。
もしこれがあの晩やれてたら・・・、まあお客さんにはお仕置きだねというレッカー屋の社員。
でも今更ながら良い勉強になった。
これもTurbodecoderのTOY48ができれば解決するんだろうなあ。