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2017.09.27
BMW116i インロックTurbodecoder解錠 (富士市)
夜10時過ぎの入電であった。
2014年式のBMW116iのインロック。
正直逃げたい気持ちであった。
自慢のTurbodecoderもここ最近は不発で二件やり過ごした。
HU100のボルボは仕方なくもHU92のBMWは心が折れた。
何の因果が実はこの日の昼にHU92のシリンダーでテストをして感覚を確認した。
手持ちのシリンダーは問題ない。即効で開く。
そうなると気持ちを切り替えるしかない。
年式からFシリーズのようだ。
116なので、5シリーズと違いシリンダーも奥まってないだろうから、ピッキングで粘っても開けるか。
入電を受け入れた。
現場周辺は照明も無く真っ暗。
購入時に開錠確率は6割程度と言われたHU100RのTurbodecoder。
あまり使う機会はなかったようで、実は三度ほど現場に出してる。
その頃は購入したばかりでよく分かってないこともあったので、実質開錠に成功したのは昨年夏の5シリーズが初めてだった。
それでも30分ほど掛かってしまった。
そんな過去があるので、とりあえず気長に構えるしかない。
お客さんが、まずは驚いていた。
実は開錠は2度目だそうで、1度目は鍵を作って開けたそうだ。
しかし鍵が作れたのだから、さぞや苦労したことが伺える。
開錠状態で段差を読むのではなく、通常の状態で段差を読むのだから、技も凄い。
当然僕にはできない。
とりあえず何回かTurbodecoderでやって、ダメならピッキングだ!
しかし、見事リセット無しの1回目で開錠に成功。
作業時間はそれこそ1分に満たないだろうか。
当然お客さんはキツネにつままれたようだが、上手く行った自分もビックリ。
Fシリーズでこんなにあっさり。。。
実はスマホで写真を撮ったのだが、そのスマホが壊れてしまい写真が取り出せないので今回は写真無し。
ちなみに私のHU100RのTurbodecoderは現行品ではなく、昔のモデルのエボリュージョンである。
さあ、気を取り直してやっていくか。。。
こんな順調な仕事だけだと良いんだけどなあ。