ブログ
2018.02.06
業務用金庫破錠? (河津町)
今日は金庫デーだな。
朝からずっと金庫の一日でした。
1件目、午前中はホーム金庫の鍵なし。
余り見馴れないマグネット式。
通常マグネットキーは+-それぞれ反発させたところで開錠が可能となる。
しかし、これはどうも違う方式らしく、結局破錠。
しかもマグネット認証部分はステンレス一体で簡単に壊れない。
バラシてみたら、逆の方式でキーにての認証は反発でなく引き合わせる型のようだ。
マイナスドライバーを折るほど壊すのに難儀したかと思えば、引き続き業務用金庫の入電。
症状を聞けばダイヤルが急に軽くなり、開かなくなってしまった。
軽くなる原因は?
ドラッグストアの事務所の金庫。
メーカーはクマヒラ・・・こりゃ簡単じゃないかな?
一応ダイヤル番号を聞いて合わせてみるも、開かない。
回転の軽さはこんなものと言えばこんなものもある。
ただ普段はもっとしっかりした重さがあるそうだ。
う~ん考えられるのは裏蓋のビスが緩んでダイヤル同士が重なってしまってるとかかなあ。
実際その症状なら2度ほど経験した。
幸い2度とも振動を加えたことで開錠までこぎつけられた。
今回もそれを疑って振動を与えてみたが、ダメそうであった。
流石に分からない。
究極の破錠しかないが、リロッキングが怖い。
それでも金庫内に週末の売上金とつり銭が入ってるので時間を掛けても開けたいというので破錠の準備をした。
とりあえずダイヤル上側に穴を開けてみるか。
まずは周辺のプラスチックカバーが邪魔なので、除去・・・というかへし折った。
以外にもダイヤル錠が左右にぶれるので、この現場に来る前にコメリで調達したマイナスドライバーをテコにしてゆすってみた。
あれ?と思う感触でダイヤル錠のシャフトが折れた。
しかも中途半端に!
ただ左右の動きが大きかったお陰でそれだけで、デッドボルトが下がりレバーが動き開錠となった。
お~~~いクマヒラ!
扉を開けてダイヤル変換用の蓋を開けてみたら、こんな感じでダイヤル錠の裏蓋が外れていた。
これじゃ、外側から何をやってもダメだ。
ちなみに裏蓋はリロッキング装置に引っ掛かるような形で留まっていた。
原因が分らなかったので完了の目途が立たなかったが、破錠を始めて30分もしないで終わって良かった。
そして三件目。
ホーム金庫が開かない。
すっかり日没となってしまったが、鍵も番号もあるので・・・年配の方なので案の定の合わせ方が悪かっただけ。
そうしたら、同居している子供夫婦(大体僕と同世代)も扱いが間違っていたので、取扱いを教えて実地してもらい終了。
忙しく走り回ったが1日金庫ばかりという珍しい日曜日であった。