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2018年05月
2018.05.29
テンキー錠 施錠できず修理依頼 (静岡市)
タッチパネル式のテンキー錠の施錠ができないという修理依頼。
賃貸アパートに後付けされたテンキー錠、A社製だ。
高性能なシステムの割に格安で販売され、かなり普及されたようだ。
アパート管理にには鍵を管理する必要がなくなり効率的だが・・・壊れるんだなあ。
今回も施錠ができないというので、モーターがダメになったかと思った。
残念ながらこの機種は補修部品も出なければ、メーカーでの修理もやっていない。
壊れたら使い捨てるだけ。
現場で一応確認してみたら、確かに施錠ができない。
ただ見れば室内がわのサムターンもきちんと90度回らずに戻ってる。
手動で動かしてもダメ。
原因はこれか?
写真横になっちゃうし、暗いし・・・。
こんな感じなんです。
拡大すればデッドボルトに鎌が出るはずなのが分かりますが、それが出てない。
つまり機械はきちんと90度回せず逆転して戻っていたために施錠ができなかったのだ。
対策は潤滑スプレーでデッドボルト周辺の動きを良くしてやった。
ちゃんと動くようになった。
テンキーでも問題ない。
しかし、世の中わざわざ業者呼ぶまでもなく、この程度のこともできなくなっちゃったのかな?
往復100kmの道のり・・・帰りますが。
今日も帰宅は深夜ですね。
2018.05.18
フォルクスワーゲン トウ-ラン リモコン不良(沼津市)
スーパーマーケットの駐車場で乗ってきたのに車のリモコンが使えなくなって開錠ができないというトラブル出動。
多くの人がリモコンキーならエマージェンシーキーがリモコンに付属してあるはずと思うだろう。
ただ車両がワーゲンでボタン式のスターターでは無く、イグニッションシリンダーにキーを差し混むタイプなので鍵が無い!という自体がありえない。
ただ過去にポルシェ(ワーゲンと同じシリンダー)で、鍵がありながらドアが開けられないことがあり、ふとそんなことが頭をよぎった。
故障は何が起きていてもおかしくないから。
いざ現場に行けば、バリバリの新型車じゃないので新たなセキュリティになってるとも思えない。
お客さんが待ってる間にリモコンキーの電池を交換したそうだ。
だが反応しない。
かくなるうえは・・・鍵穴!ってなにやら鍵穴に蓋がされてる。
それを剥がして鍵を挿入、問題なく回りドアは開いた。
エンジンも始動しセキュリティが作動してる様子もない。
聞けば以前ブレーキパッドの交換ランプが付き、交換したそうだが間もなくまたランプが点灯したことがあったそうだ。
その辺のコンピューターエラーかな?
それに絡んでリモコンも作動しなかったとか??
とりあえず、今はリモコンも作動し、何ともない。
原因は・・・分からない。
2018.05.04
施解錠不良 GOAL (三島市)
出かけようと、サムターンを回したが空転して錠が開かない。
ただ電気錠であったので、室内の操作ボタンで開錠になり部屋からは出れたが、サムターンでの施錠ができなくなった。
現場はマンションの一室で、おそらく分譲物件を賃貸で貸し出してるもののようだ。
入居者も詳しい仕様が分からないという。
鍵を預かり、シリンダーから操作すると特に不具合はないが、室内がわのサムターンは空転するばかり。
こりゃサムターンの先端がつぶれてるのかな?
そんな見たてで外してみた。
サムターンの先端でケースロックを動かす部分が異様に削れて光っていた。
まさか折れた?
金属疲労というより摩擦の傷。
それにスライスするように折れることはないだろう。
フロントのプレートを留めるビスの一本が欠損していた。
まあ、何かあり合わせで後で留めてあげよう・・・。
まずはケースロックに何か破片でもないか見てみようとプレートを外した。
これだ!
ケースロックを留めるビスが2本とも緩んでいた。
つまりこの緩みで、サムターンの先端が抜け、ケースロック上に乗り空転していたのだ。
その原因がこのプレートを留めるビスの欠損。
少しだけ浮いてくるプレート、その下というか中でケースロックを留めるビスが緩みやすい環境になっていた。
きちんと組み立ててあげればもちろん不具合なし。
電気錠というから、入電時に色々と余計なことを言うもので、こちらも色々と経験上考えてしまった。
実にイージーな原因で、しかもメカニカルなものであった。
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