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2019.04.05
フォルクスワーゲン ビートル インロック開錠 (富士市)
懐かしい車の開錠作業であった。
最近のフォルクスワーゲンとなると得手不得手があると聞くほど鍵の曲者かもしれない。
しかし昔のビートルなら!!
僕自身この車に仕事で出会うのは2度目と記憶している。
もっとも以前出会ったのは開業間もない20年以上前に伊東市で作業したと覚えている。
まだ外車というと一歩引いて料金も割高に設定できたと思う。
この頃の車は開けるだけならGMのサイドバー以外ならどうにでもできたし、鍵穴にこだわる時代でもなかった。
確かおっかなびっくりピッキングでやったけど上手くいかず、早々に諦めポケットヘルパーを使用して開けた。今ではそのポケットヘルパーもどこに置き忘れたか鍵屋なのに持っていないのだ。もっとも最近の車でどれくらいポケットヘルパーが通用するかも分からないのだが。
そうそう、こういう鍵穴。
2.7mm幅のWテンションが入りにくいほどの幅。
答えが見えてたら、しっかりテンションを入れてピックでやった・・・かな?
今ほど繊細な技量はなかったから。。。
今回は、新車のフォルクスワーゲンだって開けるぜ!これならいただき!!
迷うことなくピッキングでやったが、右ハンドル車なので右ドアで・・・施錠方向にはすぐ回るが開錠方向には・・・まあこういうことはあるもんだ。それなら左ドアで!
昔の車は左右のドアにシリンダーがついていて、外車などはやりやすかったんだなあ。
案の定開錠しやすい回転方向はあるもので左ドアではすんなりと開錠。
鍵を取りだし一応確認するわけではないが鍵穴にキーを入れてみた!
「ん、回らない」
右ドアは回る。。。
部品替えてるようだ。
レストアする際なのか、事故歴があるのか分からないが左右でドアシリンダーが違うようだ。
一瞬いわれのないことだが焦ってしまった。