ブログ
2019.05.09
怒りのキャンセル (静岡県伊豆市)
損保会社の仕事。
GWの序盤ながら既に伊豆半島に向かう道路は渋滞気味。
伊豆市内のホームセンター内での軽トラックのインロックだったのだが・・・。
道路混雑を見込んで現着時刻に余裕を持たせて70分前後で了解を取った。
修善寺バイパスが月ヶ瀬まで延伸開通したお陰か、数珠つなぎの渋滞はしてなかったが、速度が40km/h前後のノロノロ。
車間距離を見れば単に交通集中ではなく個別ドライバーの運転感覚差に原因がありそうだ。
結局60km/h速度制限の道路を40km/hで走らされ見事に規定時間通りに現着。
ところが、該当する車も無ければそれらしいお客さんもいない。
広い駐車場をウロウロするにも買い物客は次々入場してくるので、そうも自由にはいかない。
電話をしてみたら
「なんとか自分で開けたよ。それで保険会社(ロードサービスアシスタントのコールセンター)に電話したけどつながらなかったんだ」
ねぎらう気配もない言葉にこちらも力が抜ける。
「ああ、そうですか、わかりました。コールセンターにはこちらから言っておきます」
と返事をし、現場を離れた。
電話に出ないくせに、こういう時は早い風見鶏のコールセンター。
「お客さんから電話が入り作業員の態度が悪いと言われました」
だそうです。
ちなみに言葉はほぼ原文通り。まあ口調には個人差があるし、不機嫌になるのは確かなこと。
仮に電話連絡があってもガッカリはするもの。
そんなさあ、お願いします、やっぱいいです・・・って、言葉のやり取りだけならまだしも、こちとら支度して車を動かし、渋滞の中我慢して現場に向かうんだぜ。
人間が動くってことを理解して欲しい。作業が不要になったならそれは仕方がないが、それなりのコストの負担とねぎらいって必要じゃないのかな?
ところが騒動はこれに収まらず。
その保険会社のアシスタントから連休明けに費用清算でクレーム。
一応協定でキャンセル時は現場未着時と到着時との違いはあるが基本料金より安い金額の設定となっている。作業時に基本料金と個別の作業料を定めてるがなんのための基本料金なのかと思う金額だ。
そして、この会社では距離に関係なく一定金額しか設定されていない。
しかし、それに異を唱えたくて、作業完了時と同様に所定のキャンセル料に現場までの距離加算と遠方手当を同時に請求伝票にあえて記載したのだ。
確かに金額に異論があるならその仕事を離れるしかないのだが、それを元請け側が言うのは下請法に抵触するのではないだろうか?
最終的に捨て台詞と共にこちらの意見を押し通したのだが、しこりは残る。
月にそんなに仕事量も多くない会社なのだが、元々は会社立ち上げ時に請け負い業者探してそっちからアプローチしてきたんだろうが。
そんな経緯も知らない社員は高飛車で来るんだろうなあ。
「お宅の仕事、や~めた」
そう言えるような環境になりたいものだ。
怒りのGWキャンセルでした。