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2019.07.07
トヨタクラウンアスリート トランクインロック (富士市)
2002年登録のトヨタクラウンアスリートのインロック作業。
あえてクラウンアスリートまで記載したのはクラウンのロイヤルサルーンとアスリートでは少し違いがある。
もう2年か3年前だがゼロクラウンのアスリートの開錠作業に行った。
やはりトランクインロックであったが、てっきりシリンダーを外してセキュリティ解除ができると思っていたのだ。ロイヤルサルーンもセルシオも開錠後にセキュリティ状態になるのだが、シリンダーを外さず、直にシリンダーロッドを動かすことで車は鍵を持っていると勘違いしてセキュリティを解除するのだ。
ただアスリートはこの方法が通らず、何かと思えば・・・ドアが閉まった状態でないとダメなことが分かった。
開錠後ならドアセンサーを押しこんでロッドを動かすとセキュリティ状態が解除され、トランクオープナーが作動する。
今回は100系のクラウン。年式的には古いが、逆にこれが厄介物。
シリンダーを外すには内装を外さないといけないので、かなり面倒な作業となる。
そんな時のためのTurbo decoderなのだ!
これを用いて開錠に成功すれば左右にシリンダーを回せるので、シリンダーを外すことなくセキュリティ解除が行えるのだ。
ところが、今日はTurbo decoderでの開錠ならず。
作業スペースが狭い場所ながらピッキングで開錠・・・のはずだった。
とりあえずシリンダーは回ったのだが・・・クラウンのTOY48は何度かL型ピックで開錠してるが、記憶の限りは少し回ると集中ドアロックが作動する。そんな時はセキュリティも発報しない。
ところが、今日は45度まで回っても反応なし。更に奥へ回さないとダメか?と思ったが、作業スペースの関係で無理!
更にシリンダーを元の位置に戻そうにも上手くできず。
こうなったらセキュリティを発報させるしかない!
案の定、ロッドでの開錠はアラームが鳴り響いた。
さて、面倒だが解除するかと内装を外し、ロッドを上下させたものの、集中ドアロックが反応しない。
当然車はセキュリティ状態でトランクオープナーは作動しない。
天気が怪しくなってきたから、やれることから片づけようとまずはハーフタンブラーが引っかかってるシリンダーを分解して戻す。
そして、ロイヤルサルーンの方法、ゼロクラウンアスリートでの方法とセキュリティ解除を試みたがダメ。
ディーラーに電話で聞いてみたが、もっとダメ。
この車両、中古車で購入し、先日納車したばかりだったので販売元の中古車屋さんも登場。
そこで、車外のセキュリティが装着されていたことが判明。
つまり登録された鍵が無いと車外のセキュリティが反応し、純正セキュリティの解除方法だけでは解決しないのだ。
つまりセキュリティ状態からトランクインロックからの解決は鍵でトランクを開けるしかない。
トランクシリンダーをピッキング?・・・簡単に言うなよ。
触ってみたが、ドアのようにはいかない。
ここでギブアップ。
鍵番号は控えたので、それで鍵を作って開けてもらうことにした。
もちろんTurbo decoderが成功すれば、それでトランクシリンダー回せるのだが・・・残念。
少し調整が必要かな。
まあそんな時もあるさ・・・と気持ちを切り替えて。
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