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2020.06.09
カローラフィールダー インロックTurbo decoder開錠 (沼津市)
2017年の初年度登録のカローラフィールダーのインロック。
カローラといえば大衆車の代名詞ながら上級グレードの鍵は内溝の鍵を採用している。
カローラフィールダーは・・・てっきりM382かと思った。これまでも何台も開けてきたがM382であった。しかし、高年式になって部品が変わったのかTOY48になっていた。
基本構造が変わった訳ではないので恐れることは無いが、スマートに開けたい。
現場は中古車屋さんなので切羽詰まったほど時間に追われてないのが助かる。
毎度不調なTurbo decoderのTOY48を使ってみた。
実は実験のつもりで、どうせ開かないと思い込み、最初からカメラを用意せず、写真は開錠後です。
鍵と鍵穴。
春先にゲートバーが曲がって部品を取寄せて交換したのだ。
もちろん開錠には関係の無い部分だが、比較的高年式で開いた実績のないTurbo decoder、色々なシリンダーに差し込むことでデータが取れるだろうと思った。
実際にポンプするにあたりテンションの掛け方が少し工夫というか、ストレートな動作で無かったとはいえ、リセット無しの1っ発で開錠が成功してしまった。
文章で上手く表せないが、鍵穴にそのまま差し込んでもポンプすると回り方が軽いので少しずらすような感じでテンションを掛けてやると上手い具合にいった。
これまでは2000年前後の比較的古い年式の車両だと上手くいっていたが、2017年でも開錠できたことは大きな実績。
当然デコーディングが済んでるので写真の状態から左右に振ることができる。
4トラックだとハーフタンブラーが引っかかるのだが、Turbo decoderを使えば鍵を入れた状態と同じなので問題なくどちらにも振れます。
練習で実車の物とはいえ、在庫してるシリンダーと現場の実車とはやはり何かと違うもの。TOY48は引き合いがあってもあまり売りたくなった機種だが懲りずに自信を持ってやっていこう。